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     10. Dhātuvibhaṅgasuttaṃ  
      語根 品詞 語基 意味  
      Dhātu    u 依(属) 界、要素  
      vibhaṅga  bhaj a 依(属) 分別、解釈、配分  
      suttaṃ  sīv a 経、糸  
    訳文                
     「界分別経」(『中部』140  
                       
                       
                       
    342-1.                
     342. Evaṃ me sutaṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      me    代的  
      sutaṃ –  śru 名過分 a 所聞、聞かれた  
    訳文                
     このように私は聞いた。  
                       
                       
                       
    342-2.                
     ekaṃ samayaṃ bhagavā magadhesu cārikaṃ caramāno yena rājagahaṃ tadavasari;   
      語根 品詞 語基 意味  
      ekaṃ    代的 副対 一、とある  
      samayaṃ  saṃ-i a 副対  
      bhagavā    ant 世尊  
      magadhesu    a 地名、マガダ  
      cārikaṃ  car 名形 a 男中 旅行、遊行、徘徊  
      caramāno  car 現分 a 行ずる、行く  
      yena    代的 (関係代名詞、〜tenaで「〜の所に」)  
      rājagahaṃ    a 男(中) 地名、ラージャガハ、王舎城  
      tad    代的 それ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      avasari;  ava-sṛ 異郷へ移る、至る、入る  
    訳文                
     あるとき世尊はマガダ国で遊行し、ラージャガハへ入って、  
                       
                       
                       
    342-3.                
     yena bhaggavo kumbhakāro tenupasaṅkami;   
      語根 品詞 語基 意味  
      yena    代的 (関係代名詞、〜tenaで「〜の所に」)  
      bhaggavo    a 人名、バッガヴァ  
      kumbha    a 依(属) 瓶、水瓶  
      kāro  kṛ a 行為、作者 →陶工  
      tena    代的 それ、彼、それによって、それゆえ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      upasaṅkami;  upa-saṃ-kram 近づいた  
    訳文                
     バッガヴァ陶工のもとへ近づかれた。  
                       
                       
                       
    342-4.                
     upasaṅkamitvā bhaggavaṃ kumbhakāraṃ etadavoca –   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      upasaṅkamitvā  upa-saṃ-kram 近づく  
      語根 品詞 語基 意味  
      bhaggavaṃ    a 人名、バッガヴァ  
      kumbha    a 依(属) 瓶、水瓶  
      kāraṃ  kṛ a 行為、作者 →陶工  
      etad    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      avoca –  vac いう  
    訳文                
     近づいて、バッガヴァ陶工へこう仰った。  
                       
                       
                       
    342-5.                
     ‘‘sace te, bhaggava, agaru viharemu āvesane [viharāmāvesane (sī. pī.), viharāma nivesane (syā. kaṃ.), viharemu nivesane (ka.)] ekaratta’’nti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘sace    不変 もし  
      te,    代的 あなた  
      bhaggava,    a 人名、バッガヴァ  
      agaru    u 重くない →差し支えなくば  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      viharemu  vi-hṛ 住する  
      語根 品詞 語基 意味  
      āvesane  ā-viś a 住居、居住  
      eka    代的  
      ratta’’n    a  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     「バッガヴァよ、あなたに差し支えなければ、〔この〕住居で一夜を住したいのですが」と。  
                       
                       
                       
    342-6.                
     ‘‘Na kho me, bhante, garu.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Na    不変 ない  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      me,    代的  
      bhante,  bhū 名現分 ant(特) 尊者よ、大徳よ  
      garu.    名形 u 重い、尊重  
    訳文                
     「尊者よ、私には差し支えありません。  
                       
                       
                       
    342-7.                
     Atthi cettha pabbajito paṭhamaṃ vāsūpagato.   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      Atthi  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      ettha    不変 ここに  
      pabbajito  pra-vraj 名過分 a 出家者、隠遁者  
      paṭhamaṃ    a 副対 第一の、最初の  
      vāsa  vas a 依(対) 住処、家、状態  
      upagato.  upa-gam 過分 a 近づいた、陥った  
    訳文                
     しかし、ここには、先に住居にやって来た出家者がおります。  
                       
                       
                       
    342-8.                
     Sace so anujānāti, viharatha [vihara (sī. pī.)], bhante, yathāsukha’’nti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace    不変 もし  
      so    代的 それ、彼  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      anujānāti,  anu-jñā 許可する、承諾する、規定する  
      viharatha,  vi-hṛ 住する  
      語根 品詞 語基 意味  
      bhante,  bhū 名現分 ant(特) 尊者よ、大徳よ  
      yathā    不変 〜のごとくに、〜のように  
      sukha’’n    名形 a 副対 楽 →気楽に  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     もし彼が承諾したなら、尊者よ、あなたがたはお気楽にご滞在ください」  
                       
                       
                       
    342-9.                
     Tena kho pana samayena pukkusāti nāma kulaputto bhagavantaṃ uddissa saddhāya agārasmā anagāriyaṃ pabbajito.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Tena    代的 副具 それ、彼、それによって、それゆえ  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      samayena    a 副具  
      pukkusāti    i 人名、プックサーティ  
      nāma    an 副対 と、という名の、じつに  
      kula    a 依(属) 家、良家、族姓  
      putto    a 息子 →善男子  
      bhagavantaṃ    ant 世尊  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      uddissa  ud-diś 関して、指定して  
      語根 品詞 語基 意味  
      saddhāya  śrad-dhā ā  
      agārasmā    a 家、舎、家屋、俗家  
      anagāriyaṃ    a 非家の  
      pabbajito.  pra-braj 名過分 a 出家した、遁世した  
    訳文                
     さてそのとき、プックサーティという名の善男子が、世尊を〔師と〕指定して、信ゆえに在家より非家へと出家していた。  
                       
                       
                       
    342-10.                
     So tasmiṃ kumbhakārāvesane [kumbhakāranivesane (syā. kaṃ. ka.)] paṭhamaṃ vāsūpagato hoti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      So    代的 それ、彼  
      tasmiṃ    代的 それ、彼  
      kumbha    a 依(属) 瓶、水瓶  
      kāra  kṛ a 依(属) 行為、作者 →陶工  
      āvesane  ā-viś a 住居、居住  
      paṭhamaṃ    a 副対 第一の、最初の  
      vāsa  vas a 依(対) 住処、家、状態  
      upagato  upa-gam 過分 a 近づいた、陥った  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti.  bhū ある、なる、存在する  
    訳文                
     彼が、その陶工の住居に、先にやって来ていたのである。  
                       
                       
                       
    342-11.                
     Atha kho bhagavā yenāyasmā pukkusāti tenupasaṅkami;   
      語根 品詞 語基 意味  
      Atha    不変 ときに、また、そこに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      bhagavā    ant 世尊  
      yena    代的 (関係代名詞、〜tenaで「〜の所に」)  
      āyasmā    ant 尊者、具寿  
      pukkusāti    i 人名、プックサーティ  
      tena    代的 それ、彼、それによって、それゆえ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      upasaṅkami;  upa-saṃ-kram 近づいた  
    訳文                
     そこで世尊は、尊者プックサーティへ近づかれた。  
                       
                       
                       
    342-12.                
     upasaṅkamitvā āyasmantaṃ pukkusātiṃ etadavoca –   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      upasaṅkamitvā  upa-saṃ-kram 近づく  
      語根 品詞 語基 意味  
      āyasmantaṃ    ant 尊者、具寿  
      pukkusātiṃ    i 人名、プックサーティ  
      etad    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      avoca –  vac いう  
    訳文                
     近づいて、尊者プックサーティへこう仰った。  
                       
                       
                       
    342-13.                
     ‘‘sace te, bhikkhu, agaru viharemu āvesane ekaratta’’nti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘sace te, bhikkhu, agaru viharemu āvesane ekaratta’’nti. (342-5.)  
      bhikkhu,  bhikṣ u 比丘  
    訳文                
     「比丘よ、あなたに差し支えなければ、〔この〕住居で一夜を住したいのですが」と。  
                       
                       
                       
    342-14.                
     ‘‘Urundaṃ, āvuso [ūrūndaṃ (sī. syā. kaṃ. pī.), urūddhaṃ (ka.) dī. ni. 2 sakkapañhasuttaṭīkā oloketabbā], kumbhakārāvesanaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Uru    u 広大な  
      idaṃ,    代的 これ  
      āvuso,    不変 友よ  
      kumbha    a 依(属) 瓶、水瓶  
      kāra  kṛ a 依(属) 行為、作者 →陶工  
      āvesanaṃ.  ā-viś a 住居、居住  
    訳文                
     「友よ、この陶工の住居は広大です。  
    メモ                
     ・「自由な呼吸、安息」urundāという女性名詞もあるが、その場合、構文が理解しがたいため、上記のように解した。n音は連声による挿入と見なした。  
                       
                       
                       
    342-15.                
     Viharatāyasmā yathāsukha’’nti.  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      Viharatu  vi-hṛ 住する  
      語根 品詞 語基 意味  
      āyasmā    ant 尊者、具寿  
      yathā    不変 〜のごとくに、〜のように  
      sukha’’n    名形 a 副対 楽 →気楽に  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     尊者はお気楽にご滞在下さい」  
                       
                       
                       
    342-16.                
     Atha kho bhagavā kumbhakārāvesanaṃ pavisitvā ekamantaṃ tiṇasanthārakaṃ [tiṇasantharikaṃ (sī.), tiṇasantharakaṃ (syā. kaṃ.)] paññāpetvā nisīdi pallaṅkaṃ ābhujitvā ujuṃ kāyaṃ paṇidhāya parimukhaṃ satiṃ upaṭṭhapetvā.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Atha    不変 ときに、また、そこに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      bhagavā    ant 世尊  
      kumbha    a 依(属) 瓶、水瓶  
      kāra  kṛ a 依(属) 行為、作者 →陶工  
      āvesanaṃ  ā-viś a 住居、居住  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pavisitvā  pra-viś 入る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ekamantaṃ    不変 一方に  
      tiṇa    a 依(属)  
      santhārakaṃ  saṃ-stṛ a 敷具  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paññāpetvā  pra-jñā 知らしめる、用意する、施設する  
      nisīdi  ni-sad 坐る  
      語根 品詞 語基 意味  
      pallaṅkaṃ    a 椅子、寝台、跏趺  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ābhujitvā  ā-bhuj 組む、結ぶ、曲げる  
      語根 品詞 語基 意味  
      ujuṃ    不変 正しい、まっすぐ  
      kāyaṃ    a  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paṇidhāya  pra-ni-dhā 前に置く、定置する、願う  
      語根 品詞 語基 意味  
      parimukhaṃ    a 副対 面前の、前に  
      satiṃ  smṛ i 念、憶念、正念  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      upaṭṭhapetvā.  upa-sthā 使 起こす  
    訳文                
     そこで世尊は陶工の住所に入り、一方へ草の敷具を支度すると、身をまっすぐに定置し、前面に念を起こして結跏趺坐された。  
                       
                       
                       
    342-17.                
     Atha kho bhagavā bahudeva rattiṃ nisajjāya vītināmesi.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Atha    不変 ときに、また、そこに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      bhagavā    ant 世尊  
      bahu    u 多い  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
      rattiṃ    i  
      nisajjāya  ni-sad ā 座禅、安座  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vītināmesi.  vi-ati-nam 時を過ごす、暮らす  
    訳文                
     そして世尊は夜の大半を安座してすごされた。  
                       
                       
                       
    342-18.                
     Āyasmāpi kho pukkusāti bahudeva rattiṃ nisajjāya vītināmesi.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Āyasmā    ant 尊者、具寿  
      pi    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pukkusāti    i 人名、プックサーティ  
      bahudeva rattiṃ nisajjāya vītināmesi. (342-17.)  
    訳文                
     尊者プックサーティもまた、夜の大半を安座してすごした。  
                       
                       
                       
    342-19.                
     Atha kho bhagavato etadahosi –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Atha    不変 ときに、また、そこに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      bhagavato    ant 世尊  
      etad    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ahosi –  bhū ある、なる  
    訳文                
     ときに世尊にこの〔思い〕がおこった。  
                       
                       
                       
    342-20.                
     ‘‘pāsādikaṃ kho ayaṃ kulaputto iriyati.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘pāsādikaṃ    a 副対 浄信の  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      ayaṃ    代的 これ  
      kula    a 依(属) 家、良家、族姓  
      putto    a 息子 →善男子  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      iriyati.  īr 動く、威儀する  
    訳文                
     「この善男子は浄信をもって行動している。  
                       
                       
                       
    342-21.                
     Yaṃnūnāhaṃ puccheyya’’nti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yaṃnūna    不変 〜してはどうか  
      ahaṃ    代的  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      puccheyya’’n  prach 能反 問う  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     私は〔彼に〕質問してみてはどうだろうか」と。  
                       
                       
                       
    342-22.                
     Atha kho bhagavā āyasmantaṃ pukkusātiṃ etadavoca –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Atha    不変 ときに、また、そこに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      bhagavā    ant 世尊  
      āyasmantaṃ    ant 尊者、具寿  
      pukkusātiṃ    i 人名、プックサーティ  
      etad    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      avoca –  vac いう  
    訳文                
     そこで世尊は尊者プックサーティへこう仰った。  
                       
                       
                       
    342-23.                
     ‘‘kaṃsi tvaṃ, bhikkhu, uddissa pabbajito?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘kaṃ    代的 何、誰  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      asi  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      tvaṃ,    代的 あなた  
      bhikkhu,  bhikṣ u 比丘  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      uddissa  ud-diś 関して、指定して  
      語根 品詞 語基 意味  
      pabbajito?  pra-braj 名過分 a 出家した、遁世した  
    訳文                
     「比丘よ、あなたは誰を〔師と〕指定して出家したのですか。  
                       
                       
                       
    342-24.                
     Ko vā te satthā?   
      語根 品詞 語基 意味  
      Ko    代的 何、誰  
          不変 あるいは  
      te    代的 あなた  
      satthā?  śās ar  
    訳文                
     あるいは、誰があなたの師なのでしょうか。  
                       
                       
                       
    342-25.                
     Kassa vā tvaṃ dhammaṃ rocesī’’ti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      Kassa    代的 何、誰  
          不変 あるいは  
      tvaṃ    代的 あなた  
      dhammaṃ  dhṛ a 男中  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      rocesī’’  ruc 使 喜ぶ、同意する、選択する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti?    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     あるいは、あなたは誰の法へ賛同しているのでしょうか」と。  
                       
                       
                       
    342-26.                
     ‘‘Atthāvuso, samaṇo gotamo sakyaputto sakyakulā pabbajito.   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ‘‘Atthi  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      āvuso,    不変 友よ  
      samaṇo  śram a 沙門  
      gotamo    a 人名、ゴータマ  
      sakya    a 依(属) 釈迦族  
      putto    a 息子  
      sakya    a 依(属) 釈迦族  
      kulā    a 家、良家  
      pabbajito.  pra-vraj 名過分 a 出家した、遁世した  
    訳文                
     「友よ、釈迦族の子弟であり釈迦族より出家した尊者ゴータマがおられます。  
                       
                       
                       
    342-27.                
     Taṃ kho pana bhagavantaṃ gotamaṃ evaṃ kalyāṇo kittisaddo abbhuggato –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Taṃ    代的 それ、彼、彼女  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      bhagavantaṃ   ant 世尊  
      gotamaṃ    a 人名、ゴータマ  
      evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      kalyāṇo    a 善い  
      kitti   i, ī 依(属) 称讃、名声  
      saddo    a 音、声、語  
      abbhuggato –  abhi-ud-gam 過分 a あがる、昇る  
    訳文                
     しかるに、その世尊たるゴータマへ、かくの如き善き称讃の声があがっています  
                       
                       
                       
    342-28.                
     ‘itipi so bhagavā arahaṃ sammāsambuddho vijjācaraṇasampanno sugato lokavidū anuttaro purisadammasārathi satthā devamanussānaṃ buddho bhagavā’ti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘iti   不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      pi    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      so    代的 それ、彼  
      bhagavā    ant 世尊  
      arahaṃ  arh 名現分 ant 阿羅漢、応供  
      sammā   不変 正しい、正しく  
      sambuddho  saṃ-budh 名過分 a 等覚者  
      vijjā vid ā 明、智、呪,陀羅尼、学術、魔術  
      caraṇa car a 依(具) 行、行為、実践、徳行  
      sampanno  saṃ-pad 過分 a 具足した、成就した →明行足  
      sugato  su-gam 名過分 a よく行ったもの、善逝  
      loka   a 依(属) 世間、世界  
      vidū  vid ū 賢い、知者 →世間解  
      anuttaro    代的 この上ない、無上士  
      purisa   a 人、男  
      damma dam 未分 a 依(属) ならされるべき  
      sārathi    i 御者 →調御丈夫  
      satthā  śās ar 師、先生  
      deva   a 天、神、王、陛下  
      manussānaṃ    a 人間 →天人師  
      buddho  budh 名過分 a 仏陀、覚者  
      bhagavā’    ant 世尊  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『かくのごとく、彼は世尊なり。応供、等正覚、明行足、善逝、世間解、無上士、調御丈夫、天人師、仏、世尊なり』と。  
                       
                       
                       
    342-29.                
     Tāhaṃ bhagavantaṃ uddissa pabbajito.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Taṃ    代的 それ  
      ahaṃ    代的  
      bhagavantaṃ    ant 世尊  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      uddissa  ud-diś 関して、指定して  
      語根 品詞 語基 意味  
      pabbajito.  pra-vraj 名過分 a 出家した、遁世した  
    訳文                
     私はその世尊を〔師と〕指定して出家したのです。  
                       
                       
                       
    342-30.                
     So ca me bhagavā satthā.   
      語根 品詞 語基 意味  
      So    代的 それ、彼  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      me    代的  
      bhagavā    ant 世尊  
      satthā.  śās ar  
    訳文                
     かの世尊が、私の師です。  
                       
                       
                       
    342-31.                
     Tassa cāhaṃ bhagavato dhammaṃ rocemī’’ti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Tassa    代的 それ、彼  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      ahaṃ    代的  
      bhagavato    ant 世尊  
      dhammaṃ  dhṛ a 男中  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      rocemī’’  ruc 使 喜ぶ、同意する、選択する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     私は、かの世尊の法に賛同しています」  
                       
                       
                       
    342-32.                
     ‘‘Kahaṃ pana, bhikkhu, etarahi so bhagavā viharati arahaṃ sammāsambuddho’’ti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Kahaṃ    不変 どこに  
      pana,    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      bhikkhu,  bhikṣ u 比丘  
      etarahi    不変 いま、現在  
      so    代的 それ、彼  
      bhagavā    ant 世尊  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      viharati  vi-hṛ 住する  
      語根 品詞 語基 意味  
      arahaṃ  arh 名現分 ant 阿羅漢、応供  
      sammā    不変 正しい、正しく  
      sambuddho’’  saṃ-budh 名過分 a 等覚  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     「しからば比丘よ、いま、その阿羅漢にして正等覚者たる世尊は、どこに住しているのでしょうか」  
                       
                       
                       
    342-33.                
     ‘‘Atthāvuso, uttaresu janapadesu sāvatthi nāma nagaraṃ.   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ‘‘Atthi  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      āvuso,    不変 友よ  
      uttaresu    代的  
      janapadesu    a 地方、国土、田舎  
      sāvatthi    ī 地名、サーヴァッティー  
      nāma    an 副対 と、という名の、じつに  
      nagaraṃ.    a 城、都市  
    訳文                
     「友よ、北方にサーヴァッティーという都があります。  
                       
                       
                       
    342-34.                
     Tattha so bhagavā etarahi viharati arahaṃ sammāsambuddho’’ti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Tattha    不変 そこで、そこに、そのとき、そのなかで  
      so bhagavā etarahi viharati arahaṃ sammāsambuddho’’ti. (342-32.)  
    訳文                
     その阿羅漢にして正等覚者たる世尊はいま、そのサーヴァッティーに住しておられます」  
                       
                       
                       
    342-35.                
     ‘‘Diṭṭhapubbo pana te, bhikkhu, so bhagavā;   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Diṭṭha  dṛś 過分 a 有(持) 見られた  
      pubbo    代的 過去  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      te,    代的 あなた  
      bhikkhu,  bhikṣ u 比丘  
      so    代的 それ、彼  
      bhagavā;    ant 世尊  
    訳文                
     「しからば比丘よ、あなたはかの世尊を見たことがあるのでしょうか。  
                       
                       
                       
    342-36.                
     disvā ca pana jāneyyāsī’’ti?   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      disvā  dṛś 見る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      jāneyyāsī’’  jñā 知る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti?    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     またあなたは、見たならば〔その人物が世尊であると〕知ることができるでしょうか」  
                       
                       
                       
    342-37.                
     ‘‘Na kho me, āvuso, diṭṭhapubbo so bhagavā;   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Na    不変 ない  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      me,    代的  
      āvuso,    不変 友よ  
      diṭṭha  dṛś 過分 a 有(持) 見られた  
      pubbo    代的 過去  
      so    代的 それ、彼  
      bhagavā;    ant 世尊  
    訳文                
     「友よ、私はかの世尊を見たことがありません。  
                       
                       
                       
    342-38.                
     disvā cāhaṃ na jāneyya’’nti.  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      disvā  dṛś 見る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      ahaṃ    代的  
      na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      jāneyya’’n  jñā 知る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     そして私は、見たとしても、〔その人物が世尊であると〕知ることができないでしょう」  
                       
                       
                       
    342-39.                
     Atha kho bhagavato etadahosi –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Atha kho bhagavato etadahosi – (342-19.)  
    訳文                
     ときに世尊にこの〔思い〕がおこった。  
                       
                       
                       
    342-40.                
     ‘‘mamañca khvāyaṃ [maṃ tvāyaṃ (sī.), mamaṃ khvāyaṃ (syā. kaṃ.), maṃ khvāyaṃ (pī.)] kulaputto uddissa pabbajito.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘mamañ    代的  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      ayaṃ    代的 これ  
      kula    a 依(属) 家、良家、族姓  
      putto    a 息子 →善男子  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      uddissa  ud-diś 関して、指定して  
      語根 品詞 語基 意味  
      pabbajito.  pra-braj 名過分 a 出家した、遁世した  
    訳文                
     「この善男子は私を〔師と〕指定して出家している。  
                       
                       
                       
    342-41.                
     Yaṃnūnassāhaṃ dhammaṃ deseyya’’nti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yaṃnūna    不変 〜してはどうか  
      assa    代的 これ  
      ahaṃ    代的  
      dhammaṃ  dhṛ a 男中  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      deseyya’’n  dis 使 能反 示す  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     私は彼のために法を教示してはどうだろうか」と。  
                       
                       
                       
    342-42.                
     Atha kho bhagavā āyasmantaṃ pukkusātiṃ āmantesi –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Atha    不変 ときに、また、そこに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      bhagavā    ant 世尊  
      āyasmantaṃ    ant 尊者、具寿  
      pukkusātiṃ    i 人名、プックサーティ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      āmantesi –    呼びかける、話す、相談する  
    訳文                
     そこで世尊は尊者プックサーティへ呼びかけられた。  
                       
                       
                       
    342-43.                
     ‘‘dhammaṃ te, bhikkhu, desessāmi.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘dhammaṃ  dhṛ a 男中  
      te,    代的 あなた  
      bhikkhu,  bhikṣ u 比丘  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      desessāmi.  diś 使 示す  
    訳文                
     「比丘よ、私はあなたへ、法を教示しようと思います。  
                       
                       
                       
    342-44.                
     Taṃ suṇāhi, sādhukaṃ manasi karohi;   
      語根 品詞 語基 意味  
      Taṃ    代的 それ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      suṇāhi,  śru 聞く  
      語根 品詞 語基 意味  
      sādhukaṃ  sādh a 副対 よい、十分に  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      manasi karohi;  manasi-kṛ 作意する  
    訳文                
     それを聞き、よく作意してください。  
                       
                       
                       
    342-45.                
     bhāsissāmī’’ti.   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      bhāsissāmī’’  bhāṣ 語る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     私は語ることにしましょう」と。  
                       
                       
                       
    342-46.                
     ‘‘Evamāvuso’’ti kho āyasmā pukkusāti bhagavato paccassosi.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Evam    不変 このように、かくの如き  
      āvuso’’    不変 友よ  
      ti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      āyasmā    ant 尊者、具寿  
      pukkusāti    i 人名、プックサーティ  
      bhagavato    ant 世尊  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paccassosi.  prati-śru 応諾する、同意する、応える  
    訳文                
     「そのように、友よ」と、尊者プックサーティは世尊へ応えた。  
                       
                       
                       
    342-47.                
     Bhagavā etadavoca –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Bhagavā    ant 世尊  
      etad    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      avoca –  vac いう  
    訳文                
     世尊はこう仰った。  
                       
                       
                       
    343-1.                
     343. ‘‘‘Chadhāturo [chaddhāturo (sī.)] ayaṃ, bhikkhu, puriso chaphassāyatano aṭṭhārasamanopavicāro caturādhiṭṭhāno;   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘‘Cha     
      dhāturo    a 界の、界よりなる  
      ayaṃ,    代的 これ  
      bhikkhu,  bhikṣ u 主呼 比丘  
      puriso    a 人、男  
      cha    有(帯)  
      phassa  spṛś  a 依(属) 触、接触  
      āyatano  ā-yam a 中→男  
      aṭṭhārasa    有(帯) 十八  
      mano  man as 依(属)  
      pavicāro  pra-vi-car a 伺察 →意行  
      catur    有(帯)  
      adhiṭṭhāno;  adhi-sthā a 中→男 確立、決意、受持、依処 →四住処  
    訳文                
     「比丘よ、この人間〔というもの〕は、六界よりなり、六触処あり、十八意行あり、  
    メモ                
     ・訳を一部次文へ。  
     ・一般論のような補訳をしたが、これは架空の比丘をひとり立てて「この人」といったものであるかもしれない。  
                       
                       
                       
    343-2.                
     yattha ṭhitaṃ maññassavā nappavattanti, maññassave kho pana nappavattamāne muni santoti vuccati.   
      語根 品詞 語基 意味  
      yattha    不変 〜ところのその場所、〜の所  
      ṭhitaṃ  sthā 過分 a 立った、とどまった  
      maññassavā    a 想歓喜、悦意  
      na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pavattanti,  pra-vṛt 転起する、起こる  
      語根 品詞 語基 意味  
      maññassave    a 処絶 想歓喜、悦意  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      na    不変 ない  
      pavattamāne  pra-vṛt 現分 a 処絶 転起する、起こる  
      muni    i 牟尼、聖者  
      santo  śam 現分 ant 寂静の  
      ti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vuccati.  vac 受 いわれる  
    訳文                
     およそそこに住立する者へ想歓喜が起こらず、想歓喜の起こらないとき、その者が寂静なる牟尼といわれるような四住処を有します。  
    メモ                
     ・maññassavaは、水野辞書に出るmaññussavaの異体と見た。  
     ・yattha によって形成される文節が前文のcaturādhiṭṭhānoにかかったものと解したが、これでよいかどうか。  
                       
                       
                       
    343-3.                
     Paññaṃ nappamajjeyya, saccamanurakkheyya, cāgamanubrūheyya, santimeva so sikkheyyā’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Paññaṃ  pra-jñā ā 智慧  
      na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pamajjeyya,  pra-mad 酔う、放逸にする  
      語根 品詞 語基 意味  
      saccam    a 真実、真理、諦  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      anurakkheyya,  anu-rakṣ 守る、守護する  
      語根 品詞 語基 意味  
      cāgam  tyaj a 捨、施捨  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      anubrūheyya,  anu-bṛh 増大する、修習する  
      語根 品詞 語基 意味  
      santim  smṛ i 念、正念、憶念  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
      so    代的 それ、彼  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      sikkheyyā’  śak 意 学ぶ、学得する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti –    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     慧を放逸とせず、諦を守り、捨を増大させ、念を学得すべきです、という、  
                       
                       
                       
    343-4.                
     ayamuddeso dhātuvibhaṅgassa [chadhātuvibhaṅgassa (sī. syā. kaṃ. pī.)].  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayam    代的 これ  
      uddeso  ud-diś a 説示、総説  
      dhātu    u 依(属) 界、要素  
      vibhaṅgassa.  bhaj a 分別、解釈、配分  
    訳文                
     これが界の分別の総説です。  
                       
                       
                       
    344-1.                
     344. ‘‘‘Chadhāturo ayaṃ, bhikkhu, puriso’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘‘Chadhāturo ayaṃ, bhikkhu, puriso’ (343-1.)  
      ti –    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『比丘よ、この人間〔というもの〕は、六界よりなり』と、  
                       
                       
                       
    344-2.                
     iti kho panetaṃ vuttaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      iti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      etaṃ    代的 これ  
      vuttaṃ.  vac 受 過分 a 言われた  
    訳文                
     そのようなこのことが言われましたが、  
                       
                       
                       
    344-3.                
     Kiñcetaṃ paṭicca vuttaṃ?   
      語根 品詞 語基 意味  
      Kiñ    代的 何、なぜ、いかに  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      etaṃ    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paṭicca  prati-i 縁りて、〜のために  
      語根 品詞 語基 意味  
      vuttaṃ?  vac 受 過分 a 言われた  
    訳文                
     このことによって何が言われたのでしょうか。  
                       
                       
                       
    344-4.                
     (Chayimā, bhikkhu, dhātuyo) [( ) natthi sī. pī. potthakesu] –   
      語根 品詞 語基 意味  
      (Cha     
      imā,    代的 これら  
      bhikkhu,  bhikṣ u 比丘  
      dhātuyo)      u 界、要素  
    訳文                
     比丘よ、これら六界があります。  
                       
                       
                       
    344-5.                
     pathavīdhātu, āpodhātu, tejodhātu, vāyodhātu, ākāsadhātu, viññāṇadhātu.   
      語根 品詞 語基 意味  
      pathavī    ī 依(属)  
      dhātu,    u 界、要素  
      āpo    as 依(属)  
      dhātu,    u 界、要素  
      tejo    as 依(属)  
      dhātu,    u 界、要素  
      vāyo    as 依(属)  
      dhātu,    u 界、要素  
      ākāsa    a 依(属) 虚空  
      dhātu,    u 界、要素  
      viññāṇa  vi-jñā a 依(属)  
      dhātu.    u 界、要素  
    訳文                  
     地界、水界、火界、風界、空界、識界です。