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     5. Anumānasuttaṃ  
      語根 品詞 語基 意味  
      Anumāna  anu-man a 依(属) 比量、推論  
      suttaṃ sīv a 経、糸  
    訳文                
     「比量経」(『中部』15  
                       
                       
                       
    181-1.                
     181. Evaṃ me sutaṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃ   不変 このように  
      me   代的  
      sutaṃ –  śru 名過分 a 聞かれた、所聞  
    訳文                
     このように私は聞いた。  
                       
                       
                       
    181-2.                
     ekaṃ samayaṃ āyasmā mahāmoggallāno bhaggesu viharati susumāragire [suṃsumāragire (sī. syā. pī.)] bhesakaḷāvane migadāye.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ekaṃ    代的 副対 一、とある  
      samayaṃ  saṃ-i a 副対  
      āyasmā    ant 尊者、具寿  
      mahāmoggallāno    a 人名、マハーモッガッラーナ  
      bhaggesu    a 男中 地名、バッガ国  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      viharati  vi-hṛ 住する  
      語根 品詞 語基 意味  
      susumāragire    a 男中 地名、ススマーラギラ  
      bhesakaḷā    ā 地名、ベーサカラー  
      vane    a  
      miga    a 依(属) 鹿、けもの  
      dāye.    a 森、林、園 →鹿野苑  
    訳文                
     あるとき尊者マハーモッガッラーナは、バッガ国はススマーラギラ、ベーサカラー林の鹿野苑に住していた。  
                       
                       
                       
    181-3.                
     Tatra kho āyasmā mahāmoggallāno bhikkhū āmantesi –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Tatra    不変 そこで、そこに、そのとき、そのなかで  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      āyasmā    ant 尊者、具寿  
      mahāmoggallāno    a 人名、マハーモッガッラーナ  
      bhikkhū  bhikṣ u 比丘たち  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      āmantesi –    呼びかける、話す、相談する  
    訳文                
     ときに尊者マハー・モッガッラーナは、比丘たちへ呼びかけた。  
                       
                       
                       
    181-4.                
     ‘‘āvuso, bhikkhavo’’ti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘āvuso,    不変 友よ  
      bhikkhavo’’  bhikṣ u 比丘  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     「友なる比丘たちよ」と。  
                       
                       
                       
    181-5.                
     ‘‘Āvuso’’ti kho te bhikkhū āyasmato mahāmoggallānassa paccassosuṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āvuso’’    不変 友よ  
      ti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      te    代的 それら、彼ら  
      bhikkhū  bhikṣ u 比丘たち  
      āyasmato    ant 尊者、具寿  
      mahāmoggallānassa    a 人名、マハーモッガッラーナ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paccassosuṃ.  prati-śru 応諾する、同意する、応える  
    訳文                
     「友よ」と、彼ら比丘たちは尊者マハーモッガッラーナへ応えた。  
                       
                       
                       
    181-6.                
     Āyasmā mahāmoggallāno etadavoca –  
      語根 品詞 語基 意味  
      Āyasmā    ant 尊者、具寿  
      mahāmoggallāno    a 人名、マハーモッガッラーナ  
      etad    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      avoca – vac いう  
    訳文                
     尊者マハーモッガッラーナはこういった。  
                       
                       
                       
    181-7.                
     ‘‘Pavāreti cepi, āvuso, bhikkhu –   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ‘‘Pavāreti  pra-vṛ 使 自由にさせる、満足させる、申し出る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ce    不変 もし、たとえ  
      pi,    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      āvuso,    不変 友よ  
      bhikkhu –  bhikṣ u 比丘  
    訳文                
     「友等よ、もし、〔ある〕比丘が申し出たとします。  
                       
                       
                       
    181-8.                
     ‘vadantu maṃ āyasmanto, vacanīyomhi āyasmantehī’ti, so ca hoti dubbaco, dovacassakaraṇehi dhammehi samannāgato, akkhamo appadakkhiṇaggāhī anusāsaniṃ, atha kho naṃ sabrahmacārī na ceva vattabbaṃ maññanti, na ca anusāsitabbaṃ maññanti, na ca tasmiṃ puggale vissāsaṃ āpajjitabbaṃ maññanti.  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ‘vadantu  vad いう  
      語根 品詞 語基 意味  
      maṃ    代的  
      āyasmanto,    ant 尊者、具寿  
      vacanīyo  vac 未分 a いわれるべき  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      amhi  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      āyasmantehī’    ant 尊者、具寿  
      ti,    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      so    代的 それ、彼  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      dubbaco,  dur-vac a 中→男 悪語、悪口  
      dovacassa  dur-vac a 有(属) 悪言、不受諫  
      karaṇehi  kṛ a 所作、遂行 →説諭しがたき  
      dhammehi  dhṛ a 男中  
      samannāgato,  saṃ-anu-ā-gam 過分 a 具備した、具足の  
      akkhamo  a-kṣam a 耐えられない、我慢できない  
      appadakkhiṇa    a 巧みでない  
      gāhī  grah 名形 in 取る、取る人  
      anusāsaniṃ,  anu-śās ī 教誡、教示  
      atha    不変 ときに、また、そこに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      naṃ    代的 それ、彼  
      sabrahmacārī  sa-bṛh, car in 同梵行者  
      na    不変 ない  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
      vattabbaṃ  vac 未分 a いわれるべき  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      maññanti,  man 考える  
      語根 品詞 語基 意味  
      na    不変 ない  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      anusāsitabbaṃ  anu-śās 未分 a 教誡されるべき  
      maññanti,  同上  
      na    不変 ない  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      tasmiṃ    代的 それ、彼  
      puggale    a  
      vissāsaṃ  vi-śvas a 信頼、親厚  
      āpajjitabbaṃ  ā-pad 未分 a 来る、遭う、至るべき  
      maññanti. 同上  
    訳文                
     『尊者がたよ、私へ〔教えを〕お説き下さい。私は、尊者がたによって説かれるべきです』と。しかし彼が悪語の、説諭しがたき性質を備えた、忍耐のない、教誡を巧みに把持しない者である〔ならば〕、同梵行者たちは彼を説かれるべき者でないと考え、教誡されるべき者でないと考え、またその人に対する信頼を置くべきでないと考えます。  
                       
                       
                       
    181-9.                
     ‘‘Katame cāvuso, dovacassakaraṇā dhammā?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Katame    代的 いずれの、どちらの  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      āvuso,    不変 友よ  
      dovacassa  dur-vac a 有(属) 悪言、不受諫  
      karaṇā  kṛ a 中→男 所作、遂行 →説諭しがたき  
      dhammā?  dhṛ a 男中  
    訳文                
     では友等よ、いかなるものが、説諭しがたき性質なのでしょうか。  
                       
                       
                       
    181-10.                
     Idhāvuso, bhikkhu pāpiccho hoti, pāpikānaṃ icchānaṃ vasaṃ gato.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Idha    不変 ここに、この世で、いま、さて  
      āvuso,    不変 友よ  
      bhikkhu  bhikṣ u 比丘  
      pāpa    名形 a 有(持)  
      iccho  iṣ ā 女→男  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti,  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      pāpikānaṃ    a 悪しき  
      icchānaṃ  iṣ ā  
      vasaṃ    a 男中 力、自在  
      gato.  gam 過分 a 行った →支配された、抑制された  
    訳文                
     友等よ、ここに比丘が、悪欲の者となり、悪しき欲に支配されている〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-11.                
     Yampāvuso, bhikkhu pāpiccho hoti, pāpikānaṃ icchānaṃ vasaṃ gato –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yam    代的 (関係代名詞)  
      pi    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      Yampāvuso, bhikkhu pāpiccho hoti, pāpikānaṃ icchānaṃ vasaṃ gato – (181-10.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、悪欲の者となり、悪しき欲に支配されている、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-12.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayam    代的 これ  
      pi    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      dhammo  dhṛ a 男中  
      dovacassa  dur-vac a 有(属) 悪言、不受諫  
      karaṇo. kṛ a 中→男 所作、遂行 →説諭しがたき  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-13.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu attukkaṃsako hoti paravambhī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna    不変 さらに、ふたたび  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      aparaṃ,    代的 副対 さらに  
      āvuso,    不変 友よ  
      bhikkhu  bhikṣ u 比丘  
      atta    an 依(対) 自己、我  
      ukkaṃsako  ud-kṛṣ a 賞賛する  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      para    代的 依(対) 他の  
      vambhī.    in 軽蔑する、謗る  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、自己を賞賛し他者を謗るものとなる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-14.                
     Yampāvuso, bhikkhu attukkaṃsako hoti paravambhī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      attukkaṃsako hoti paravambhī – (181-13.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、自己を賞賛し他者を謗るものとなる、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-15.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-16.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu kodhano hoti kodhābhibhūto.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu (181-13.)  
      kodhano  krudh a 忿怒ある  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      kodha  krudh a 依(具) 忿、忿怒  
      abhibhūto.  abhi-bhū 過分 a 征服された、打ち勝たれた  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、忿怒あり、忿怒に打ち勝たれた者となる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-17.                
     Yampāvuso, bhikkhu kodhano hoti kodhābhibhūto –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      kodhano hoti kodhābhibhūto – (181-16.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、忿怒あり、忿怒に打ち勝たれた者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-18.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-19.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu kodhano hoti kodhahetu upanāhī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu kodhano hoti (181-16.)  
      kodha  krudh a 有(持) 忿、忿怒  
      hetu  hi u 因、原因  
      upanāhī.  upa-nah in 怨恨ある  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、忿怒あり、忿怒を因とした怨恨ある者となる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-20.                
     Yampāvuso, bhikkhu kodhano hoti kodhahetu upanāhī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      kodhano hoti kodhahetu upanāhī – (181-19.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、忿怒あり、忿怒を因とした怨恨ある者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-21.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-22.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu kodhano hoti kodhahetu abhisaṅgī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu kodhano hoti kodhahetu (181-19.)  
      abhisaṅgī.    in 執念の  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、忿怒あり、忿怒を因とした執念ある者となる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-23.                
     Yampāvuso, bhikkhu kodhano hoti kodhahetu abhisaṅgī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      kodhano hoti kodhahetu abhisaṅgī – (181-22.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、忿怒あり、忿怒を因とした執念ある者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-24.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-25.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu kodhano hoti kodhasāmantā [kodhasāmantaṃ (syā. pī. ka.)] vācaṃ nicchāretā.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu kodhano hoti (181-16.)  
      kodha  krudh a 依(属) 忿、忿怒  
      sāmantaṃ    a 周辺の、近隣の  
      vācaṃ  vac ā 言葉  
      nicchāretā.  nis-car 使 ar 出すもの  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、忿怒あり、忿怒にまつわる語を発する者となる〔としましょう〕。  
    メモ                
     ・異版を採用。  
                       
                       
                       
    181-26.                
     Yampāvuso, bhikkhu kodhano hoti kodhasāmantā vācaṃ nicchāretā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      kodhano hoti kodhasāmantā vācaṃ nicchāretā – (181-25.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、忿怒あり、忿怒にまつわる語を発する者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-27.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-28.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito [cudito (sī. syā. pī.)] codakena codakaṃ paṭippharati.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu (181-13.)  
      codito  cud 使 過分 a 難詰、呵責、叱責された  
      codakena  cud 使 a 難詰者、呵責者、叱責者  
      codakaṃ  cud 使 a 難詰者、呵責者、叱責者  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paṭippharati.  prati-sphur 対して出す、流す、敵対する  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、叱責者に叱責されて、叱責者へ敵対する〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-29.                
     Yampāvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ paṭippharati –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      codito codakena codakaṃ paṭippharati – (181-28.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、叱責者に叱責されて、叱責者へ敵対する、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-30.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-31.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ apasādeti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ (181-28.)  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      apasādeti.  apa-sad 使 拒否する、非難する  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、叱責者に叱責されて、叱責者を非難する〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-32.                
     Yampāvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ apasādeti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      codito codakena codakaṃ apasādeti – (181-31.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、叱責者に叱責されて、叱責者を非難する、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-33.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-34.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena codakassa paccāropeti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena (181-28.)  
      codakassa  cud 使 a 難詰者、呵責者、叱責者  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paccāropeti.  prati-ā-ruh 使 言い返す、反駁する  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、叱責者に叱責されて、叱責者へ反駁する〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-35.                
     Yampāvuso, bhikkhu codito codakena codakassa paccāropeti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      codito codakena codakassa paccāropeti – (181-34.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、叱責者に叱責されて、叱責者へ反駁する、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-36.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-37.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena aññenaññaṃ paṭicarati, bahiddhā kathaṃ apanāmeti, kopañca dosañca appaccayañca pātukaroti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena (181-28.)  
      aññena    代的 別の、異なる  
      aññaṃ    代的 別の、異なる  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paṭicarati,  prati-car 徘徊する、答えをそらす  
      語根 品詞 語基 意味  
      bahiddhā    不変 外に、外部に  
      kathaṃ    ā  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      apanāmeti,  apa-nam 使 駆除する、下向する  
      語根 品詞 語基 意味  
      kopañ  kup a 憤怒、怒気  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      dosañ    a 瞋恚  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      appaccayañ    a 不機嫌、不興  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pātukaroti.  pātu-kṛ 明らかにする  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、叱責者に叱責されて、別のことをもって別に答えをそらし、話をほかに向け、憤怒と瞋恚と不機嫌とを露わにする〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-38.                
     Yampāvuso, bhikkhu codito codakena aññenaññaṃ paṭicarati, bahiddhā kathaṃ apanāmeti, kopañca dosañca appaccayañca pātukaroti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      codito codakena aññenaññaṃ paṭicarati, bahiddhā kathaṃ apanāmeti, kopañca dosañca appaccayañca pātukaroti – (181-37.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、別のことをもって別に答えをそらし、話をほかに向け、憤怒と瞋恚と不機嫌とを露わにする、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-39.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-40.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena apadāne na sampāyati.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena (181-28.)  
      apadāne    a 除去、譬喩  
      na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      sampāyati.  saṃ-pra-ā-i? 解答できる  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、叱責者に叱責されて、自分の行為に関して説明できない〔としましょう〕。  
    メモ                
     ・Apadāneとは「自分の行為に関して」attano cariyāya. であるという『註』の解説に従った。  
                       
                       
                       
    181-41.                
     Yampāvuso, bhikkhu codito codakena apadāne na sampāyati –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      codito codakena apadāne na sampāyati – (181-40.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、叱責者に叱責されて、自分の行為に関して説明できない、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-42.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-43.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu makkhī hoti paḷāsī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu (181-13.)  
      makkhī  mṛkṣ in 覆悪の、偽善の  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      paḷāsī.    in 悩害者、欺瞞者、悪意ある  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、覆悪ある、欺瞞ある者となる〔としましょう〕。  
    メモ                
     ・以下の悪徳の列挙は「ウドゥンバリカー経」などにも出る。  
                       
                       
                       
    181-44.                
     Yampāvuso, bhikkhu makkhī hoti paḷāsī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      makkhī hoti paḷāsī – (181-43.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、覆悪ある、欺瞞ある者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-45.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-46.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu issukī hoti maccharī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu (181-13.)  
      issukī    in 嫉妬ある  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      maccharī.    in 慳吝の、物惜しみある  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、嫉妬ある、慳吝ある者となる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-47.                
     Yampāvuso, bhikkhu issukī hoti maccharī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      issukī hoti maccharī – (181-46.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、嫉妬ある、慳吝ある者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-48.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-49.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu saṭho hoti māyāvī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu (181-13.)  
      saṭho    a 狡猾な、へつらう  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      māyāvī.    in 偽詐の、誑者、幻術士  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、諂いある、誑かしある者となる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-50.                
     Yampāvuso, bhikkhu saṭho hoti māyāvī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      saṭho hoti māyāvī – (181-49.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、諂いある、誑かしある者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-51.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-52.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu thaddho hoti atimānī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu (181-13.)  
      thaddho    a 堅い、傲慢の  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      atimānī.    in 過慢ある  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、強情ある、過慢ある者となる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-53.                
     Yampāvuso, bhikkhu thaddho hoti atimānī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      thaddho hoti atimānī – (181-52.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、強情ある、過慢ある者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-54.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-55.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu sandiṭṭhiparāmāsī hoti ādhānaggāhī duppaṭinissaggī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu (181-13.)  
      sandiṭṭhi  saṃ-dṛś i 依(対) 自見、同見  
      parāmāsī  parā-mṛś in 取著ある  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ādhāna    a 依(対) 布置、任持  
      gāhī  grah in 取る →意固地の、堅固執者  
      duppaṭinissaggī.  dur-prati-ni-sṛj in 捨てがたい  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、自見への執著ある、意固地で〔自説を〕捨てられない者となる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    181-56.                
     Yampāvuso, bhikkhu sandiṭṭhiparāmāsī hoti ādhānaggāhī duppaṭinissaggī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu (181-11.)  
      sandiṭṭhiparāmāsī hoti ādhānaggāhī duppaṭinissaggī – (181-55.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、自見への執著ある、意固地で〔自説を〕捨てられない者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    181-57.                
     ayampi dhammo dovacassakaraṇo.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo dovacassakaraṇo. (181-12.)  
    訳文                
     これも、説諭しがたき性質なのです。  
                       
                       
                       
    181-58.                
     Ime vuccantāvuso, dovacassakaraṇā dhammā.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Ime    代的 これら  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vuccanti  vac 受 いわれる  
      語根 品詞 語基 意味  
      āvuso,    不変 友よ  
      dovacassa  dur-vac a 有(属) 悪言、不受諫  
      karaṇā  kṛ a 中→男 所作、遂行 →説諭しがたき  
      dhammā. dhṛ a 男中  
    訳文                
     友等よ、これらが、説諭しがたき性質といわれるのです。  
                       
                       
                       
    182-1.                
     182. ‘‘No cepi, āvuso, bhikkhu pavāreti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘No    不変 ない、否  
      cepi, āvuso, bhikkhu pavāreti – (181-7.)  
    訳文                
     そうでなく、友等よ、もし〔ある〕比丘が申し出たとします。  
                       
                       
                       
    182-2.                
     ‘vadantu maṃ āyasmanto, vacanīyomhi āyasmantehī’ti, so ca hoti suvaco, sovacassakaraṇehi dhammehi samannāgato, khamo padakkhiṇaggāhī anusāsaniṃ, atha kho naṃ sabrahmacārī vattabbañceva maññanti, anusāsitabbañca maññanti, tasmiñca puggale vissāsaṃ āpajjitabbaṃ maññanti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘vadantu maṃ āyasmanto, vacanīyomhi āyasmantehī’ti, so ca hoti suvaco, sovacassakaraṇehi dhammehi samannāgato, khamo padakkhiṇaggāhī anusāsaniṃ, atha kho naṃ sabrahmacārī vattabbañceva maññanti, anusāsitabbañca maññanti, tasmiñca puggale vissāsaṃ āpajjitabbaṃ maññanti.(181-8.)  
      suvaco,  su-vac a 善語、従順の  
      sovacassa  su-vac a 有(属) 従順、柔和  
      khamo  kṣam a 耐える、忍ぶ  
      padakkhiṇa    a 巧みな  
    訳文                
     『尊者がたよ、私へ〔教えを〕お説き下さい。私は、尊者がたによって説かれるべきです』と。そして彼が善語の、説諭しやすき性質を備えた、忍耐のある、教誡を巧みに把持する者である〔ならば〕、同梵行者たちは彼を説かれるべき者だと考え、教誡されるべき者だと考え、またその人に対する信頼を置くべきだと考えます。  
                       
                       
                       
    182-3.                
     ‘‘Katame cāvuso, sovacassakaraṇā dhammā?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Katame cāvuso, sovacassakaraṇā dhammā? (181-9.)  
      sovacassa  su-vac a 有(属) 従順、柔和  
    訳文                
     では友等よ、いかなるものが、説諭しやすき性質なのでしょうか。  
                       
                       
                       
    182-4.                
     Idhāvuso, bhikkhu na pāpiccho hoti, na pāpikānaṃ icchānaṃ vasaṃ gato.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Idhāvuso, bhikkhu na pāpiccho hoti, na pāpikānaṃ icchānaṃ vasaṃ gato. (181-10.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     友等よ、ここに比丘が、悪欲の者とならず、悪しき欲に支配されていない〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-5.                
     Yampāvuso, bhikkhu na pāpiccho hoti na pāpikānaṃ icchānaṃ vasaṃ gato –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu na pāpiccho hoti na pāpikānaṃ icchānaṃ vasaṃ gato – (181-11.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、悪欲の者とならず、悪しき欲に支配されていない、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-6.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo.(181-12.)  
      sovacassa  su-vac a 有(属) 従順、柔和  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-7.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu anattukkaṃsako hoti aparavambhī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu anattukkaṃsako hoti aparavambhī. (181-13.)  
      an    不変 (否定の接頭辞)  
      a    不変 (否定の接頭辞)  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、自己を賞賛せず他者を謗らないものとなる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-8.                
     Yampāvuso, bhikkhu anattukkaṃsako hoti aparavambhī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu anattukkaṃsako hoti aparavambhī – (181-14.)  
      an    不変 (否定の接頭辞)  
      a    不変 (否定の接頭辞)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、自己を賞賛せず他者を謗らないものとなる、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-9.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-10.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhābhibhūto.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhābhibhūto. (181-16.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、忿怒なく、忿怒に打ち勝たれた者とならない〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-11.                
     Yampāvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhābhibhūto –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhābhibhūto – (181-17.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、忿怒なく、忿怒に打ち勝たれた者とならない、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-12.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-13.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhahetu upanāhī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhahetu upanāhī. (181-19.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、忿怒なく、忿怒を因とした怨恨ある者とならない〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-14.                
     Yampāvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhahetu upanāhī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhahetu upanāhī – (181-20.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、忿怒なく、忿怒を因とした怨恨ある者とならない、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-15.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-16.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhahetu abhisaṅgī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhahetu abhisaṅgī. (181-22.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、忿怒なく、忿怒を因とした執念ある者とならない〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-17.                
     Yampāvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhahetu abhisaṅgī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhahetu abhisaṅgī – (181-23.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、忿怒なく、忿怒を因とした執念ある者とならない、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-18.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-19.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhasāmantā vācaṃ nicchāretā.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhasāmantā vācaṃ nicchāretā. (181-25.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、忿怒なく、忿怒にまつわる語を発する者とならない〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-20.                
     Yampāvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhasāmantā vācaṃ nicchāretā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu na kodhano hoti na kodhasāmantā vācaṃ nicchāretā – (181-26.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、忿怒なく、忿怒にまつわる語を発する者とならない、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-21.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-22.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ nappaṭippharati.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ nappaṭippharati. (181-28.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、叱責者に叱責されても叱責者へ敵対しない〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-23.                
     Yampāvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ nappaṭippharati –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ nappaṭippharati – (181-29.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、叱責者に叱責されても叱責者へ敵対しない、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-24.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-25.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ na apasādeti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ na apasādeti. (181-31.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、叱責者に叱責されても叱責者を非難しない〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-26.                
     Yampāvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ na apasādeti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu codito codakena codakaṃ na apasādeti – (181-32.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、叱責者に叱責されても叱責者を非難しない、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-27.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-28.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena codakassa na paccāropeti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena codakassa na paccāropeti. (181-34.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、叱責者に叱責されても叱責者へ反駁しない〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-29.                
     Yampāvuso, bhikkhu codito codakena codakassa na paccāropeti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu codito codakena codakassa na paccāropeti – (181-35.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、叱責者に叱責されても叱責者へ反駁しない、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-30.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-31.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena na aññenaññaṃ paṭicarati, na bahiddhā kathaṃ apanāmeti, na kopañca dosañca appaccayañca pātukaroti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena na aññenaññaṃ paṭicarati, na bahiddhā kathaṃ apanāmeti, na kopañca dosañca appaccayañca pātukaroti. (181-37.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、叱責者に叱責されても、別のことをもって別に答えをそらさず、話をほかに向けず、憤怒と瞋恚と不機嫌とを露わにしない〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-32.                
     Yampāvuso, bhikkhu codito codakena na aññenaññaṃ paṭicarati, na bahiddhā kathaṃ apanāmeti, na kopañca dosañca appaccayañca pātukaroti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu codito codakena na aññenaññaṃ paṭicarati, na bahiddhā kathaṃ apanāmeti, na kopañca dosañca appaccayañca pātukaroti – (181-38.)  
      na    不変 ない  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、叱責者に叱責されても、別のことをもって別に答えをそらさず、話をほかに向けず、憤怒と瞋恚と不機嫌とを露わにしない、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-33.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-34.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena apadāne sampāyati.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu codito codakena apadāne sampāyati. (181-40.)  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、叱責者に叱責されて、自分の行為に関して説明できる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-35.                
     Yampāvuso, bhikkhu codito codakena apadāne sampāyati –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu codito codakena apadāne sampāyati – (181-41.)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、叱責者に叱責されて、自分の行為に関して説明できる、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-36.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-37.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu amakkhī hoti apaḷāsī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu amakkhī hoti apaḷāsī. (181-43.)  
      a    不変 (否定の接頭辞)  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、覆悪なき、欺瞞なき者となる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-38.                
     Yampāvuso, bhikkhu amakkhī hoti apaḷāsī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu amakkhī hoti apaḷāsī – (181-44.)  
      a    不変 (否定の接頭辞)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、覆悪なき、欺瞞なき者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-39.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-40.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu anissukī hoti amaccharī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu anissukī hoti amaccharī. (181-46.)  
      an    不変 (否定の接頭辞)  
      a    不変 (否定の接頭辞)  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、嫉妬なき、慳吝なき者となる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-41.                
     Yampāvuso, bhikkhu anissukī hoti amaccharī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu anissukī hoti amaccharī – (181-47.)  
      an    不変 (否定の接頭辞)  
      a    不変 (否定の接頭辞)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、嫉妬なき、慳吝なき者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-42.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-43.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu asaṭho hoti amāyāvī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu asaṭho hoti amāyāvī. (181-49.)  
      a    不変 (否定の接頭辞)  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、諂いなき、誑かしなき者となる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-44.                
     Yampāvuso, bhikkhu asaṭho hoti amāyāvī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yampāvuso, bhikkhu asaṭho hoti amāyāvī – (181-50.)  
      a    不変 (否定の接頭辞)  
    訳文                
     友等よ、およそ比丘が、諂いなき、誑かしなき者となる、そのこと。  
                       
                       
                       
    182-45.                
     ayampi dhammo sovacassakaraṇo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ayampi dhammo sovacassakaraṇo. (182-6.)  
    訳文                
     これも、説諭しやすき性質なのです。  
                       
                       
                       
    182-46.                
     ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu atthaddho hoti anatimānī.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Puna caparaṃ, āvuso, bhikkhu atthaddho hoti anatimānī. (181-52.)  
      a    不変 (否定の接頭辞)  
      an    不変 (否定の接頭辞)  
    訳文                
     さらにまた友等よ、比丘が、強情なき、過慢なき者となる〔としましょう〕。  
                       
                       
                       
    182-47.                
     Yampāvuso, bhikkhu atthaddho hoti anatimānī –   
      語根 品詞 語基