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     9. Goliyānisuttaṃ  
      語根 品詞 語基 意味  
      Goliyāni    i 依(属) 人名、ゴーリヤーニ  
      suttaṃ  sīv a 経、糸  
    訳文                
     「ゴーリヤーニ経」(『中部』69  
                       
                       
                       
    173-1.                
     173. Evaṃ me sutaṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃ   不変 このように  
      me   代的  
      sutaṃ –  śru 名過分 a 聞かれた、所聞  
    訳文                
     このように私は聞いた。  
                       
                       
                       
    173-2.                
     ekaṃ samayaṃ bhagavā rājagahe viharati veḷuvane kalandakanivāpe.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ekaṃ    代的 副対 一、とある  
      samayaṃ  saṃ-i a 副対  
      bhagavā    ant 世尊  
      rājagahe    a 地名、ラージャガハ、王舎城  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      viharati  vi-hṛ 住する  
      語根 品詞 語基 意味  
      veḷu    u 依(属)  
      vane    a  
      kalandaka    a 有(属) リス  
      nivāpe.  ni-vap a 撒き餌、えさ  
    訳文                
     あるとき世尊は、ラージャガハの竹林にあるリス飼育所に住しておられた。  
                       
                       
                       
    173-3.                
     Tena kho pana samayena goliyāni [gulissāni (sī. pī.), golissāni (syā. kaṃ.)] nāma bhikkhu āraññiko [āraññako (sabbattha)] padasamācāro [padarasamācāro (sī. syā. kaṃ. pī.)] saṅghamajjhe osaṭo hoti kenacideva karaṇīyena.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Tena    代的 副具 それ、彼、それによって、それゆえ  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      samayena    a 副具  
      goliyāni    i 人名、ゴーリヤーニ  
      nāma    an 副対 と、という名の、じつに  
      bhikkhu  bhikṣ u 比丘  
      āraññiko    a 林住の、林野の  
      padara  pra-dṛ a 有(処) 谷間、裂け目  
      samācāro  saṃ-ā-car a 正行、儀法  
      saṅgha  saṃ-hṛ a 依(属) 僧伽  
      majjhe    名形 a 中の  
      osaṭo  ava-sṛ 過分 a 退いた、訪問した  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、なる、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      kenaci    代的 何らかの、何者であれ  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
      karaṇīyena.  kṛ 名未分 a 作されるベき、所作、義務、必須  
    訳文                
     さてその時、ゴーリヤーニという名の、林住の、谷間の正行者たる比丘が、なにがしかの所用で僧伽の中を訪ねていた。  
    メモ                
     ・padasamācāroを『南伝』は「不従順なる者」、『原始』は「粗雑に行動する者」、『パーリ』は「緩慢行者」としている。これらはおそらく『註』の「弱い正行者、粗雑な正行者」dubbalasamācāro oḷārikācāroという解説に従ったものと思われる。ここではあえて異版のpadaraを採用してみた。単に、人里近くに逗留あるいは定住する比丘僧伽から離れて山林の谷間に住んでいる、という理解である。  
     ・ところで本経は、そうした僧伽で暮らす比丘とはべつの、林住の比丘に関して特段の教誡が指示される(最後にエクスキューズはつくが)という内容であるが、こうした区別が釈尊在世(舎利弗が健在な以上そのはずである)の当時に既にあったのかどうか。  
                       
                       
                       
    173-4.                
     Tatra kho āyasmā sāriputto goliyāniṃ bhikkhuṃ ārabbha bhikkhū āmantesi –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Tatra    不変 そこで、そこに、そのとき、そのなかで  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      āyasmā    ant 尊者、具寿  
      sāriputto    a 人名、サーリプッタ  
      goliyāniṃ    i 人名、ゴーリヤーニ  
      bhikkhuṃ  bhikṣ u 比丘  
      ārabbha  ā-rabh 不変 関して  
      bhikkhū  bhikṣ u 比丘  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      āmantesi –    呼びかける、話す、相談する  
    訳文                
     そこで尊者サーリプッタは、ゴーリヤーニ比丘に関して、比丘たちへ呼びかけた。  
                       
                       
                       
    173-5.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena sabrahmacārīsu sagāravena bhavitabbaṃ sappatissena.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikena    a 具絶 林住の、林野の  
      āvuso,    不変 友よ  
      bhikkhunā  bhikṣ u 具絶 比丘  
      saṅgha  saṃ-hṛ a 依(対) 僧伽  
      gatena  gam 過分 a 具絶 行った  
      saṅghe  saṃ-hṛ a 僧伽、衆  
      viharantena  vi-hṛ 現分 ant 具絶 住する  
      sabrahmacārīsu  sa-bṛh, car in 同梵行者  
      sagāravena    a 尊敬する、尊重ある  
      bhavitabbaṃ  bhū 未分 a あられるべき  
      sappatissena.    a 畏敬ある、崇敬の  
    訳文                
     「友等よ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、同梵行者たちに対して、尊重あり、畏敬ある者としてあるべきです。  
                       
                       
                       
    173-6.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto sabrahmacārīsu agāravo hoti appatisso, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace,    不変 もし  
      āvuso,    不変 友よ  
      āraññiko    a 林住の、林野の  
      bhikkhu  bhikṣ u 比丘  
      saṅgha  saṃ-hṛ a 依(対) 僧伽  
      gato  gam 過分 a 行った  
      saṅghe  saṃ-hṛ a 僧伽、衆  
      viharanto  vi-hṛ 現分 ant 住する  
      sabrahmacārīsu  sa-bṛh, car in 同梵行者  
      agāravo    a 尊重なき  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、なる、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      appatisso,    a 畏敬なき  
      tassa    代的 それ、彼  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      bhavanti  bhū ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      vattāro.  vac ar 説者、話者  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住しながら、同梵行者たちに対して、尊重なき、畏敬なき者であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-7.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena, yo ayamāyasmā sabrahmacārīsu agāravo hoti appatisso’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ    代的 何、なぜ、いかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      imassa    代的 これ  
      āyasmato    ant 尊者、具寿  
      āraññikassa    a 林住の、林野の  
      ekassa    代的 一、とある  
      araññe    a 林野、閑林  
      seri    in 独存の  
      vihārena,    a 住、精舎、僧房  
      yo    代的 (関係代名詞)  
      ayam    代的 これ  
      āyasmā    ant 尊者、具寿  
      sabrahmacārīsu agāravo hoti appatisso’ (173-6.)  
      ti –    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『およそその尊者が、同梵行者たちに対して、尊重なき、畏敬なき者であるならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-8.                
     tassa [appatissotissa (sī. pī.)] bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-9.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena sabrahmacārīsu sagāravena bhavitabbaṃ sappatissena.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā    代的 それ、彼  
      āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena sabrahmacārīsu sagāravena bhavitabbaṃ sappatissena. (173-5.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、同梵行者たちに対して、尊重あり、畏敬ある者としてあるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-10.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena āsanakusalena bhavitabbaṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena āsanakusalena bhavitabbaṃ – (173-5.)  
      āsana  ās a 依(処) 坐処、坐具  
      kusalena    a よき、善巧の  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、同梵行者たちに対して、座における〔行儀に〕善巧なる者としてあるべきです。  
                       
                       
                       
    173-11.                
     ‘iti there ca bhikkhū nānupakhajja nisīdissāmi nave ca bhikkhū na āsanena paṭibāhissāmī’ti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘iti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      there    a 長老  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      bhikkhū  bhikṣ u 比丘  
      na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      anupakhajja  anu-pra-skand 侵入する、跳入する  
      nisīdissāmi  ni-sad 坐る、着座する  
      語根 品詞 語基 意味  
      nave    a 新しい  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      bhikkhū  bhikṣ u 比丘  
      na    不変 ない  
      āsanena  ās a 坐処、坐具  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paṭibāhissāmī’  prati-bādh 排除する、排斥する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『私は長老の比丘たちに割り込んで坐らないようにしよう。新参の比丘たちを坐処より排斥しないようにしよう』というように。  
                       
                       
                       
    173-12.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto na āsanakusalo hoti, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto na āsanakusalo hoti, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      na    不変 ない  
      āsana  ās a 依(処) 坐処、坐具  
      kusalo    a よき、善巧の  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住しながら、座における〔行儀に〕善巧ならざる者であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-13.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena, yo ayamāyasmā āsanakusalo na hotī’ti [yo ayamāyasmā ābhisamācārikampi dhammaṃ na jānātīti (sī. syā. kaṃ. pī.)] –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena, yo ayamāyasmā āsanakusalo na hotī’ti – (173-7, 12.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、座における〔行儀に〕善巧ならざる者であるならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-14.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-15.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena āsanakusalena bhavitabbaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena āsanakusalena bhavitabbaṃ.(173-9, 10.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、座における〔行儀に〕善巧なる者としてあるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-16.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena ābhisamācārikopi dhammo jānitabbo.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena (173-5.)  
      ābhisamācāriko  abhi-saṃ-ā-car a 増上行儀の  
      pi    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      dhammo  dhṛ a 男中  
      jānitabbo.  jñā 未分 a 知られるべき  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、増上行儀の法が知られているべきです。  
                       
                       
                       
    173-17.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto ābhisamācārikampi dhammaṃ na jānāti, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto ābhisamācārikampi dhammaṃ na jānāti, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      ābhisamācārikam  abhi-saṃ-ā-car a 増上行儀の  
      pi    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      dhammaṃ  dhṛ a 男中  
      na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      jānāti,  jñā 知る  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住しながら、増上行儀の法を知らないならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-18.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā ābhisamācārikampi dhammaṃ na jānātī’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā ābhisamācārikampi dhammaṃ na jānātī’ti – (173-7, 17.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、増上行儀の法を知らないならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-19.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-20.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena ābhisamācārikopi dhammo jānitabbo [ayaṃ ābhisamācārikatatiyavāro sī. syā. kaṃ. pī. potthakesu na dissati].  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena ābhisamācārikopi dhammo jānitabbo. (173-9, 16.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、増上行儀の法が知られているべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-21.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena nātikālena gāmo pavisitabbo nātidivā [na divā (syā. kaṃ. pī. ka.)] paṭikkamitabbaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena (173-5.)  
      na    不変 ない  
      atikālena    a 副具 早朝に  
      gāmo    a  
      pavisitabbo  pra-viś 未分 a 入られるべき  
      na    不変 ない  
      atidivā    不変 日中も過ぎて、午後に  
      paṭikkamitabbaṃ.  prati-kram 未分 a 戻られるべき  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、早朝から村へ入るべきでなく、日中を過ぎてから退くべきでもありません。  
                       
                       
                       
    173-22.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto atikālena gāmaṃ pavisati atidivā paṭikkamati, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto atikālena gāmaṃ pavisati atidivā paṭikkamati, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      atikālena    a 副具 早朝に  
      gāmaṃ    a  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pavisati  pra-viś 入る  
      語根 品詞 語基 意味  
      atidivā    不変 日中も過ぎて、午後に  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paṭikkamati,  prati-kram 戻る、退く  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住しながら、早朝から村へ入り、日中を過ぎてから退くならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-23.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā atikālena gāmaṃ pavisati atidivā paṭikkamatī’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā atikālena gāmaṃ pavisati atidivā paṭikkamatī’ti – (173-7, 22.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、早朝から村へ入り、日中を過ぎてから退くならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-24.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-25.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena nātikālena gāmo pavisitabbo, nātidivā paṭikkamitabbaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena nātikālena gāmo pavisitabbo, nātidivā paṭikkamitabbaṃ. (173-9, 21.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、早朝から村へ入るべきでなく、日中を過ぎてから退くべきでもないのです。  
                       
                       
                       
    173-26.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena na purebhattaṃ pacchābhattaṃ kulesu cārittaṃ āpajjitabbaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena (173-5.)  
      na    不変 ない  
      pure    不変 前に、過去に  
      bhattaṃ  bhaj 名過分 a 副対 食事、奉仕された  
      pacchā    不変 後に  
      bhattaṃ  bhaj 名過分 a 副対 食事、奉仕された  
      kulesu    a 家、良家、族姓  
      cārittaṃ  car a 作持、実践  
      āpajjitabbaṃ.  ā-pad 未分 a 来られるべき →訪ねられるべき  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、食前食後に家々を訪ねるべきではありません。  
                       
                       
                       
    173-27.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto purebhattaṃ pacchābhattaṃ kulesu cārittaṃ āpajjati, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto purebhattaṃ pacchābhattaṃ kulesu cārittaṃ āpajjati, tassa bhavanti vattāro. (173-6, 26.)  
      cārittaṃ  car a 作持、実践  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      āpajjati,  ā-pad 来る、会う →訪ねる、交際する  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住しながら、食前食後に家々を訪ねるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-28.                
     ‘Ayaṃ nūnimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena viharato vikālacariyā bahulīkatā, tamenaṃ saṅghagatampi samudācaratī’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Ayaṃ    代的 これ  
      nūna    不変 たしかに  
      imassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena (173-7.)  
      viharato  vi-hṛ 現分 ant 属絶 住する  
      vikāla    a 依(処) 非時、午後  
      cariyā  car ā 行為、所行  
      bahulī    a 多くの  
      katā,  kṛ 過分 a なされた  
      tam    代的 それ  
      enaṃ    代的 これ  
      saṅgha  saṃ-hṛ a 依(対) 僧伽  
      gatam  gam 過分 a 行った  
      pi    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      samudācaratī’  saṃ-ud-ā-car 行われる、生起する、実行する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti –    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『閑林における独住によって住するその林住の尊者一人に、この非時の行為が多くなされているならば、その彼は僧伽にやってきても〔同じことを〕実行するであろう』と。  
    メモ                
     ・属格絶対節を、「多くなされているので」という理由のそれとも解せようか。  
                       
                       
                       
    173-29.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-30.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena na purebhattaṃ pacchābhattaṃ kulesu cārittaṃ āpajjitabbaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena na purebhattaṃ pacchābhattaṃ kulesu cārittaṃ āpajjitabbaṃ. (173-9, 26.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、食前食後に家々を訪ねるべきでないのです。  
                       
                       
                       
    173-31.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena anuddhatena bhavitabbaṃ acapalena.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena anuddhatena bhavitabbaṃ acapalena. (173-5.)  
      anuddhatena  an-ud-dhṛ  a 掉挙なき、落ち着いた  
      acapalena.    a 動揺なき、軽躁なき  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、掉挙なき、軽躁なき者であるべきです。  
                       
                       
                       
    173-32.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto uddhato hoti capalo, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto uddhato hoti capalo, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      uddhato  ud-dhṛ  a 掉挙した、うわついた  
      capalo,    a 動揺した、軽躁の  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住しながら、掉挙した、軽躁な者であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-33.                
     ‘Idaṃ nūnimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena viharato uddhaccaṃ cāpalyaṃ bahulīkataṃ, tamenaṃ saṅghagatampi samudācaratī’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Idaṃ    代的 これ  
      nūnimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena viharato uddhaccaṃ cāpalyaṃ bahulīkataṃ, tamenaṃ saṅghagatampi samudācaratī’ti – (173-28.)  
      uddhaccaṃ  ud-dhṛ  a 掉挙  
      cāpalyaṃ    a 浮薄  
      bahulī    a 多くの  
      kataṃ,  kṛ 過分 a なされた  
    訳文                
     『閑林における独住によって住するその林住の尊者一人に、この掉挙と軽躁が多くなされているならば、その彼は僧伽にやってきても〔同じことを〕実行するであろう』と。  
                       
                       
                       
    173-34.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-35.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena anuddhatena bhavitabbaṃ acapalena.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena anuddhatena bhavitabbaṃ acapalena. (173-9, 31.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、掉挙なき、軽躁なき者であるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-36.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena amukharena bhavitabbaṃ avikiṇṇavācena.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena amukharena bhavitabbaṃ avikiṇṇavācena. (173-5.)  
      amukharena    a 饒舌ならぬ  
      avikiṇṇa  a-vi-kṝ 過分 a 有(持) まき散らされない  
      vācena.  vac ā 女→男 言葉  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、饒舌ならぬ、無駄口をきかない者であるべきです。  
                       
                       
                       
    173-37.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto mukharo hoti vikiṇṇavāco, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto mukharo hoti vikiṇṇavāco, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      mukharo    a 饒舌の、おしゃべりな  
      vikiṇṇa  a-vi-kṝ 過分 a 有(持) 散布した、散乱した  
      vāco,  vac ā 女→男 言葉 →雑語者  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住しながら、饒舌で、無駄口をきく者であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-38.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā mukharo vikiṇṇavāco’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā mukharo vikiṇṇavāco’ti –  (173-7, 37.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、饒舌で、無駄口をきく者であるならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-39.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-40.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena amukharena bhavitabbaṃ avikiṇṇavācena.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena amukharena bhavitabbaṃ avikiṇṇavācena. (173-9, 36.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、饒舌ならぬ、無駄口をきかない者であるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-41.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena suvacena [subbacena (sī. ka.)] bhavitabbaṃ kalyāṇamittena.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena suvacena bhavitabbaṃ kalyāṇamittena. (173-5.)  
      suvacena  su-vac a 善語、善口  
      kalyāṇa    a よき、善巧の  
      mittena.    a 男中  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、善語者、善友であるべきです。  
                       
                       
                       
    173-42.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto dubbaco hoti pāpamitto, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu saṅghagato saṅghe viharanto dubbaco hoti pāpamitto, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      dubbaco  dur-vac 名(形) a 中→男 悪語、悪口  
      pāpa    名形 a 悪しき  
      mitto,    a 男中  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住しながら、悪語者、悪友であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-43.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā dubbaco pāpamitto’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā dubbaco pāpamitto’ti – (173-7, 42.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、悪語者、悪友であるならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-44.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-45.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena suvacena bhavitabbaṃ kalyāṇamittena.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā saṅghagatena saṅghe viharantena suvacena bhavitabbaṃ kalyāṇamittena. (173-9, 41.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘が僧伽へやってきて僧伽へ住するならば、善語者、善友であるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-46.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā indriyesu guttadvārena bhavitabbaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā indriyesu guttadvārena bhavitabbaṃ. (173-5.)  
      indriyesu    a 根、感覚器官  
      gutta  gup 過分 a 有(持) 守られた  
      dvārena    a 中→男  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘は、諸根において門が守られた者であるべきです。  
                       
                       
                       
    173-47.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu indriyesu aguttadvāro hoti, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu indriyesu aguttadvāro hoti, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      indriyesu    a 根、感覚器官  
      agutta  a-gup 過分 a 有(持) 守られない  
      dvāro    a 中→男  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が、諸根において門が守られない者であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-48.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā indriyesu aguttadvāro’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā indriyesu aguttadvāro’ti – (173-7, 47.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、諸根において門が守られない者であるならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-49.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-50.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā indriyesu guttadvārena bhavitabbaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā indriyesu guttadvārena bhavitabbaṃ. (173-9, 46.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘は、諸根において門が守られた者であるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-51.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā bhojane mattaññunā bhavitabbaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā bhojane mattaññunā bhavitabbaṃ. (173-5.)  
      bhojane  bhuj a 食物、飲食  
      matta    ā 依(対) 量、適量  
      ññunā  jñā ū 知る、智者  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘は、飲食に関して適量を知る者であるべきです。  
                       
                       
                       
    173-52.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhojane amattaññū hoti, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhojane amattaññū hoti, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      bhojane  bhuj a 食物、飲食  
      a   不変 否定の接頭辞  
      matta    ā 依(対) 量、適量  
      ññū  jñā ū 知る、智者  
    訳文                
     友等よ、もし、林住者が、飲食に関して適量を知らない者であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-53.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā bhojane amattaññū’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā bhojane amattaññū’ti – (173-7, 52.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、飲食に関して適量を知らない者であるならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-54.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-55.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā bhojane mattaññunā bhavitabbaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā bhojane mattaññunā bhavitabbaṃ. (173-9, 51.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘は、飲食に関して適量を知る者であるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-56.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā jāgariyaṃ anuyuttena bhavitabbaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā jāgariyaṃ anuyuttena bhavitabbaṃ. (173-5.)  
      jāgariyaṃ    ā 不眠、覚醒  
      anuyuttena anu-yuj 過分 a 実践した  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘は、不眠をつとめる者であるべきです。  
                       
                       
                       
    173-57.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu jāgariyaṃ ananuyutto hoti, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu jāgariyaṃ ananuyutto hoti, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      jāgariyaṃ    ā 不眠、覚醒  
      ananuyutto  an-anu-yuj 過分 a 実践しない  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が、不眠をつとめない者であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-58.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā jāgariyaṃ ananuyutto’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā jāgariyaṃ ananuyutto’ti – (173-7, 57.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、不眠をつとめない者であるならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-59.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-60.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā jāgariyaṃ anuyuttena bhavitabbaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā jāgariyaṃ anuyuttena bhavitabbaṃ. (173-9, 56.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘は、不眠をつとめる者であるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-61.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā āraddhavīriyena bhavitabbaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā āraddhavīriyena bhavitabbaṃ. (173-5.)  
      āraddha  ā-rabh 過分 a 有(持) 始める、励む  
      vīriyena    a 中→男 精進  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘は、精進に励んだ者であるべきです。  
                       
                       
                       
    173-62.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu kusīto hoti, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu kusīto hoti, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      kusīto    a 怠惰の  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が、怠惰な者であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-63.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā kusīto’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā kusīto’ti – (173-7, 62.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、怠惰な者であるならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-64.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-65.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā āraddhavīriyena bhavitabbaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā āraddhavīriyena bhavitabbaṃ. (173-9, 61.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘は、精進に励んだ者であるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-66.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā upaṭṭhitassatinā bhavitabbaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā upaṭṭhitassatinā bhavitabbaṃ. (173-5.)  
      upaṭṭhita  upa-sthā 過分 a 有(持) 現起した  
      satinā  smṛ i 女→男 念、憶念、正念、記憶  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘は、念を現起させた者であるべきです。  
                       
                       
                       
    173-67.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu muṭṭhassatī hoti, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu muṭṭhassatī hoti, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      muṭṭha  mṛṣ 過分 a 失念した、忘れた  
      satī  smṛ in 念の  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が、念を忘失した者であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-68.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā muṭṭhassatī’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā muṭṭhassatī’ti – (173-7, 67.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、念を忘失した者であるならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-69.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-70.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā upaṭṭhitassatinā bhavitabbaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā upaṭṭhitassatinā bhavitabbaṃ. (173-9, 66.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘は、念を現起させた者であるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-71.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā samāhitena bhavitabbaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā samāhitena bhavitabbaṃ. (173-5.)  
      samāhitena  saṃ-ā-dhā 名過分 a 入定した  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘は、入定した者であるべきです。  
                       
                       
                       
    173-72.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu asamāhito hoti, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu asamāhito hoti, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      asamāhito  a-saṃ-ā-dhā 過分 a 入定せざる  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が、入定せざる者であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-73.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā asamāhito’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā asamāhito’ti – (173-7, 72.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、入定せざる者であるならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-74.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-75.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā samāhitena bhavitabbaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā samāhitena bhavitabbaṃ. (173-9, 71.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘は、入定した者であるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-76.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā paññavatā bhavitabbaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā paññavatā bhavitabbaṃ. (173-5.)  
      paññavatā  pra-jñā ant 有智の  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘は、智慧ある者であるべきです。  
                       
                       
                       
    173-77.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu duppañño hoti, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu duppañño hoti, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      duppañño  dur-pra-jñā 名形 a 悪慧の、劣慧の  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が、悪慧の者であるならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-78.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā duppañño’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā duppañño’ti – (173-7, 77.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、悪慧の者であるならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-79.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-80.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā paññavatā bhavitabbaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā paññavatā bhavitabbaṃ. (173-9, 76.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘は、智慧ある者であるべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-81.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā abhidhamme abhivinaye yogo karaṇīyo.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā (173-5.)  
      abhidhamme  abhi-dhṛ a アビダンマ、勝法  
      abhivinaye  abhi-vi-nī a 対律、勝律  
      yogo    a 繋縛、結合、瞑想、修行  
      karaṇīyo.  kṛ 名未分 a 中→男 なされるべき  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘は、すぐれた法、すぐれた律に関して修習をなすべきです。  
    メモ                
     ・釈尊在世にアビダンマとするのも妙なので「すぐれた法」としたが、『註』はabhidhammapiṭakeといっているので明らかに論蔵を意識している。  
                       
                       
                       
    173-82.                
     Santāvuso, āraññikaṃ bhikkhuṃ abhidhamme abhivinaye pañhaṃ pucchitāro.   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      Santi  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      āvuso,    不変 友よ  
      āraññikaṃ    a 林住の、林野の  
      bhikkhuṃ  bhikṣ u 比丘  
      abhidhamme  abhi-dhṛ a アビダンマ、勝法  
      abhivinaye  abhi-vi-nī a 対律、勝律  
      pañhaṃ    a 問い、質問  
      pucchitāro.  prach ar 質問者  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘に、すぐれた法、すぐれた律に関して問いをなす者たちがいます。  
                       
                       
                       
    173-83.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu abhidhamme abhivinaye pañhaṃ puṭṭho na sampāyati, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu abhidhamme abhivinaye pañhaṃ puṭṭho na sampāyati, tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
      abhidhamme  abhi-dhṛ a アビダンマ、勝法  
      abhivinaye  abhi-vi-nī a 対律、勝律  
      pañhaṃ    a 問い、質問  
      puṭṭho  prach 過分 a 問われた  
      na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      sampāyati,  saṃ-pra-ā-i? 解答できる  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が、すぐれた法、すぐれた律に関して問いをなされ、解答できないならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-84.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā abhidhamme abhivinaye pañhaṃ puṭṭho na sampāyatī’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā abhidhamme abhivinaye pañhaṃ puṭṭho na sampāyatī’ti – (173-7, 83.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、すぐれた法、すぐれた律に関して問いをなされ、解答できないならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-85.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-86.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā abhidhamme abhivinaye yogo karaṇīyo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā abhidhamme abhivinaye yogo karaṇīyo. (173-9, 82.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘は、すぐれた法、すぐれた律に関して修習をなすべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-87.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā ye te santā vimokkhā atikkamma rūpe āruppā tattha yogo karaṇīyo.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā ye te santā vimokkhā atikkamma rūpe āruppā tattha yogo karaṇīyo. (173-81.)  
      ye    代的 (関係代名詞)  
      te    代的 それら、彼ら  
      santā  śam 過分 a 寂静の  
      vimokkhā  vi-muc a 解脱  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      atikkamma  ati-kram 超えて、過ぎて  
      語根 品詞 語基 意味  
      rūpe    a 中(男) 色、物質、肉体、形相  
      āruppā    名形 a 中(男) 無色の、無色界  
      tattha    不変 そこで、そこに、そのとき、そのなかで  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘は、およそかの寂静の解脱たる、諸色界を超えた諸無色界、それに関して修習をなすべきです。  
    メモ                
     ・atikkamatiの過去分詞atikkantaの異体あるいは誤記の可能性はないか。だとすればrupeと有財釈で複合しているはずである。  
                       
                       
                       
    173-88.                
     Santāvuso, āraññikaṃ bhikkhuṃ ye te santā vimokkhā atikkamma rūpe āruppā tattha pañhaṃ pucchitāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Santāvuso, āraññikaṃ bhikkhuṃ ye te santā vimokkhā atikkamma rūpe āruppā tattha pañhaṃ pucchitāro. (173-82, 87.)  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘に、およそかの寂静の解脱たる、諸色界を超えた諸無色界、それに関して問いをなす者たちがいます。  
                       
                       
                       
    173-89.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu ye te santā vimokkhā atikkamma rūpe āruppā tattha pañhaṃ puṭṭho na sampāyati, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu ye te santā vimokkhā atikkamma rūpe āruppā tattha pañhaṃ puṭṭho na sampāyati, tassa bhavanti vattāro. (173-83, 87.)  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が、およそかの寂静の解脱たる、諸色界を超えた諸無色界、それに関して問いをなされ、解答できないならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-90.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā ye te santā vimokkhā atikkamma rūpe āruppā tattha pañhaṃ puṭṭho na sampāyatī’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā ye te santā vimokkhā atikkamma rūpe āruppā tattha pañhaṃ puṭṭho na sampāyatī’ti – (173-84, 87.)  
    訳文                
     『およそその尊者が、およそかの寂静の解脱たる、諸色界を超えた諸無色界、それに関して問いをなされ、解答できないならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-91.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-92.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā ye te santā vimokkhā atikkamma rūpe āruppā tattha yogo karaṇīyo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā ye te santā vimokkhā atikkamma rūpe āruppā tattha yogo karaṇīyo. (173-86, 87.)  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘は、すぐれた法、すぐれた律において修行をなすべきなのです。  
                       
                       
                       
    173-93.                
     ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā uttari manussadhamme yogo karaṇīyo.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āraññikenāvuso, bhikkhunā uttari manussadhamme yogo karaṇīyo. (173-81.)  
      uttari    i 依(奪) より上の、超えた  
      manussa    a 依(属) 人、人間  
      dhamme  dhṛ a 男中 法 →上人法、超人法  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘は、人法を超えたものに関して修習をなすべきです。  
    メモ                
     ・uttari manussadhammeについては『長部』11「ケーヴァッタ経」481-5. のメモを参照。  
                       
                       
                       
    173-94.                
     Santāvuso, āraññikaṃ bhikkhuṃ uttari manussadhamme pañhaṃ pucchitāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Santāvuso, āraññikaṃ bhikkhuṃ uttari manussadhamme pañhaṃ pucchitāro. (173-82, 93.)  
    訳文                
     友等よ、林住の比丘に、人法を超えたものに関して問いをなす者たちがいます。  
                       
                       
                       
    173-95.                
     Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu uttari manussadhamme pañhaṃ puṭṭho na sampāyati, tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sace, āvuso, āraññiko bhikkhu uttari manussadhamme pañhaṃ puṭṭho na sampāyati, tassa bhavanti vattāro. (173-83, 93.)  
    訳文                
     友等よ、もし、林住の比丘が、人法を超えたものに関して問いをなされ、解答できないならば、彼について〔このように〕いう者たちがあらわれます。  
                       
                       
                       
    173-96.                
     ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā yassatthāya pabbajito tamatthaṃ na jānātī’ti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘Kiṃ panimassāyasmato āraññikassa ekassāraññe serivihārena yo ayamāyasmā yassatthāya pabbajito tamatthaṃ na jānātī’ti – (173-18.)  
      yassa    代的 男中 (関係代名詞)  
      atthāya    a 男中 義、目的  
      pabbajito  pra-vraj 過分 a 出家した  
      tam    代的 男中 それ  
      atthaṃ    a 男中 義、目的  
    訳文                
     『およそその尊者が、およそそれを目的として出家したところのその意義に関して問いをなされ、解答できないならば、その林住の尊者一人の、閑林における独住によって何があろうか』と。  
                       
                       
                       
    173-97.                
     tassa bhavanti vattāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      tassa bhavanti vattāro. (173-6.)  
    訳文                
     〔このように〕彼についていう者たちがあらわれるのです。  
                       
                       
                       
    173-98.                
     Tasmā āraññikena bhikkhunā uttari manussadhamme yogo karaṇīyo’’ti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā āraññikena bhikkhunā uttari manussadhamme yogo karaṇīyo’’ (173-86, 93.)  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     それゆえ、林住の比丘は、人法を超えたもの関して修行をなすべきなのです」  
                       
                       
                       
    173-99.                
     Evaṃ vutte, āyasmā mahāmoggallāno [mahāmoggalāno (ka.)] āyasmantaṃ sāriputtaṃ etadavoca –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      vutte,  vac 受 過分 a 男中 いわれた  
      āyasmā    ant 尊者、具寿  
      mahāmoggallāno    a 人名、マハーモッガッラーナ  
      āyasmantaṃ    ant 尊者、具寿  
      sāriputtaṃ    a 人名、サーリプッタ  
      etad    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      avoca –  vac いう  
    訳文                
     このようにいわれて、尊者マハーモッガッラーナは、尊者サーリプッタへこういった。  
                       
                       
                       
    173-100.                
     ‘‘āraññikeneva nu kho, āvuso sāriputta, bhikkhunā ime dhammā samādāya vattitabbā udāhu gāmantavihārināpī’’ti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘āraññikena    a 林住の、林野の  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
      nu    不変 いったい、たぶん、〜かどうか、〜ではないか  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      āvuso    不変 友よ  
      sāriputta,