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     12. Khomadussasuttaṃ  
      語根 品詞 語基 意味  
      Khomadussa    a 依(属) 地名、コーマドゥッサ  
      suttaṃ  sīv a 経、糸  
    訳文                
     「コーマドゥッサ経」(『相応部』7-22  
                       
                       
                       
    208-1.                
     208. Evaṃ me sutaṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      me    代的  
      sutaṃ –  śru 名過分 a 所聞、聞かれた  
    訳文                
     私はこのように聞いた。  
                       
                       
                       
    208-2.                
     ekaṃ samayaṃ bhagavā sakkesu viharati khomadussaṃ nāmaṃ sakyānaṃ nigamo.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ekaṃ    代的 副対 一、とある  
      samayaṃ  saṃ-i a 副対  
      bhagavā    ant 世尊  
      sakkesu    a 釈迦族  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      viharati  vi-hṛ 住する  
      語根 品詞 語基 意味  
      khomadussaṃ    a 地名、コーマドゥッサ  
      nāmaṃ    an 副対 という名の  
      sakyānaṃ    a 帝釈、釈迦、釈迦族  
      nigamo.    a  
    訳文                
     あるとき世尊は釈迦国に住しておられた。釈迦国にはコーマドゥッサという町があった。  
                       
                       
                       
    208-3.                
     Atha kho bhagavā pubbaṇhasamayaṃ nivāsetvā pattacīvaramādāya khomadussaṃ nigamaṃ piṇḍāya pāvisi.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Atha kho bhagavā pubbaṇhasamayaṃ nivāsetvā pattacīvaramādāya khomadussaṃ nigamaṃ piṇḍāya pāvisi. (207-3.)  
      bhagavā    ant 世尊  
      khomadussaṃ    a 地名、コーマドゥッサ  
      nigamaṃ    a  
    訳文                
     ときに世尊は午前中、内衣を着け、鉢と衣をもってコーマドゥッサの町へ托鉢に入られた。  
                       
                       
                       
    208-4.                
     Tena kho pana samayena khomadussakā brāhmaṇagahapatikā sabhāyaṃ sannipatitā honti kenacideva karaṇīyena, devo ca ekamekaṃ phusāyati.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Tena    代的 副具 それ、彼、それによって、それゆえ  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      samayena    a 副具  
      khomadussakā    a コーマドゥッサの  
      brāhmaṇa  bṛh a 婆羅門  
      gahapatikā    a 居士の、居士  
      sabhāyaṃ    ā 公堂、集会所  
      sannipatitā  saṃ-ni-pat 過分 a 集合した、結合した、和合した  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      honti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      kenaci    代的 何らかの、何者であれ  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
      karaṇīyena,  kṛ 名未分 a なされるベき、所作、義務  
      devo    a 天、神、陛下  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      ekamekaṃ    不変 一つ一つ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      phusāyati.  pruṣ 使 降り注ぐ、しとしとと降る  
    訳文                
     さてそのとき、コーマドゥッサの婆羅門や居士たちが、なにがしかの用事で集会所に集まっていた。雨もちらついていた。  
                       
                       
                       
    208-5.                
     Atha kho bhagavā yena sā sabhā tenupasaṅkami.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Atha    不変 ときに、また、そこに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      bhagavā    ant 世尊  
      yena    代的 (関係代名詞、〜tenaで「〜の所に」)  
          代的 それ、彼女  
      sabhā    ā 会堂、集会所  
      tena    代的 それ、彼、それによって、それゆえ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      upasaṅkami.  upa-saṃ-kram 近づいた  
    訳文                
     ときに世尊はその集会所へ近づかれた。  
                       
                       
                       
    208-6.                
     Addasaṃsu khomadussakā brāhmaṇagahapatikā bhagavantaṃ dūratova āgacchantaṃ.   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      Addasaṃsu  dṛś 見る  
      語根 品詞 語基 意味  
      khomadussakā    a コーマドゥッサの  
      brāhmaṇa  bṛh a 婆羅門  
      gahapatikā    a 居士の、居士  
      bhagavantaṃ    ant 世尊  
      dūrato    a 遠く  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
      āgacchantaṃ.  ā-gam 現分 ant 来る  
    訳文                
     コーマドゥッサの婆羅門や居士たちは、遠くからやってくる世尊を見た。  
                       
                       
                       
    208-7.                
     Disvāna etadavocuṃ –   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      Disvāna  dṛś 見る  
      語根 品詞 語基 意味  
      etad    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      avocuṃ –  vac いう  
    訳文                
     見て、こう言った。  
                       
                       
                       
    208-8.                
     ‘‘ke ca muṇḍakā samaṇakā, ke ca sabhādhammaṃ jānissantī’’ti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘ke    代的 何、誰  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      muṇḍakā    a 剃髪の、禿頭の似非沙門  
      samaṇakā,    a 似非沙門  
      ke    代的 副対 何、誰  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      sabhā    ā 依(属) 会堂、集会所  
      dhammaṃ  dhṛ a 男中  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      jānissantī’’  jñā 知る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti?    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     「何者たちだ、〔あの〕禿頭の似非沙門たちは。どうすれば彼らは集会所の法を知るであろうか」と。  
    メモ                
     ・『註』によれば「多くの人を動揺させて正面から入るのではなく、楽に坐っている者たちを動揺させぬよう一方の脇から入ることが彼らの集会場の法であるという」sukhanisinne kira asañcāletvā ekapassena pavisanaṃ tesaṃ sabhādhammo nāma, na mahājanaṃ cāletvā ujukameva pavisanaṃ.  
     ・解釈に悩み、二度目のkeを副詞的対格としたが、これでよいかどうか。  
                       
                       
                       
    208-9.                
     Atha kho bhagavā khomadussake brāhmaṇagahapatike gāthāya ajjhabhāsi –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Atha    不変 ときに、また、そこに  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      bhagavā    ant 世尊  
      khomadussake    a コーマドゥッサの  
      brāhmaṇa  bṛh a 婆羅門  
      gahapatike    a 居士の、居士  
      gāthāya    ā  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ajjhabhāsi –  adhi-bhāṣ 話しかける、語る  
    訳文                
     そこで世尊はコーマドゥッサの婆羅門や居士たちへ、偈をもって語りかけた。  
                       
                       
                       
    208-10.                
     ‘‘Nesā sabhā yattha na santi santo,  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Na    不変 ない  
      esā    代的 これ  
      sabhā    ā 会堂、集会所  
      yattha    不変 〜ところのその場所、〜の所  
      na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      santi  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      santo,  as 現分 ant ある、なる、善き  
    訳文                
     「♪善人たちのいないところは集会所ではない。  
                       
                       
                       
    208-11.                
     Santo na te ye na vadanti dhammaṃ;  
      語根 品詞 語基 意味  
      Santo  as 過分 a ある、なる、善き  
      na    不変 ない  
      te    代的 それら、彼ら  
      ye    代的 (関係代名詞)  
      na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vadanti  vad 言う、説く  
      語根 品詞 語基 意味  
      dhammaṃ;  dhṛ a 男中  
    訳文                
     ♪法を語らないような、その者たちは善人たちではない。  
                       
                       
                       
    208-12.                
     Rāgañca dosañca pahāya mohaṃ,  
      語根 品詞 語基 意味  
      Rāgañ  raj a  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      dosañ  dviṣ a  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pahāya  pra-hā 捨断する  
      語根 品詞 語基 意味  
      mohaṃ,  muh a  
    訳文                
     ♪貪瞋痴を捨てて、  
                       
                       
                       
    208-13.                
     Dhammaṃ vadantā ca bhavanti santo’’ti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Dhammaṃ  dhṛ a 男中  
      vadantā  vad 現分 ant 言う、説く  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      bhavanti  bhū ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      santo’’  as 過分 a ある、なる、善き  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     ♪法を語る者たちが、善人たちとなる」と。  
                       
                       
                       
    208-14.                
     Evaṃ vutte, khomadussakā brāhmaṇagahapatikā bhagavantaṃ etadavocuṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      vutte,  vac 受 過分 a いわれた  
      khomadussakā    a コーマドゥッサの  
      brāhmaṇa  bṛh a 婆羅門  
      gahapatikā    a 居士の、居士  
      bhagavantaṃ    ant 世尊  
      etad    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      avocuṃ –  vac いう  
    訳文                
     ♪このように言われて、コーマドゥッサの婆羅門や居士たちは世尊へこう言った。  
                       
                       
                       
    208-15.                
     ‘‘abhikkantaṃ, bho gotama, abhikkantaṃ, bho gotama;   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘abhikkantaṃ,  abhi-kram 名過分 a 偉なるかな、奇なるかな、希有なり、素晴らしい  
      bho  bhū 名現分 ant(特) 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお  
      gotama,    a 人名、ゴータマ  
      abhikkantaṃ,  abhi-kram 名過分 a 偉なるかな、奇なるかな、希有なり、素晴らしい  
      bho  bhū 名現分 ant(特) 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお  
      gotama;    a 人名、ゴータマ  
    訳文                
     「尊者ゴータマよ、素晴らしい。尊者ゴータマよ、素晴らしい。  
                       
                       
                       
    208-16.                
     seyyathāpi, bho gotama, nikkujjitaṃ vā ukkujjeyya, paṭicchannaṃ vā vivareyya, mūḷhassa vā maggaṃ ācikkheyya, andhakāre vā telapajjotaṃ dhāreyya –   
      語根 品詞 語基 意味  
      seyyathā   不変 たとえば、その如き  
      pi,    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      bho  bhū 名現分 ant(特) 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお  
      gotama,    a 人名、ゴータマ  
      nikkujjitaṃ    過分 a 倒れた、転倒した  
          不変 あるいは  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ukkujjeyya,    起こす、直立させる  
      語根 品詞 語基 意味  
      paṭicchannaṃ  prati-chad 使 過分 a 覆われた、隠された  
          不変 あるいは  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vivareyya,  vi-vṛ 開く、解明する、あきらかにする  
      語根 品詞 語基 意味  
      mūḷhassa  muh 過分 a 男中 愚昧の、迷った  
          不変 あるいは  
      maggaṃ    a  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ācikkheyya,  ā-khyā 強 告げる、述べる、説く  
      語根 品詞 語基 意味  
      andha   a 依(属) 盲目、愚昧  
      kāre  kṛ a 行為、所作、字、文字、作者 →暗黒  
          不変 あるいは  
      tela   a 依(具)  
      pajjotaṃ    a 灯火、光明  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      dhāreyya –  dhṛ 使 もたせる、差し出す  
    訳文                
     尊者ゴータマよ、たとえばまた、倒れたものを起こすように、覆われたものをあきらかにするように、迷ったもののために道を教えるように、  
                       
                       
                       
    208-17.                
     cakkhumanto rūpāni dakkhantīti, evamevaṃ bhotā gotamena anekapariyāyena dhammo pakāsito.   
      語根 品詞 語基 意味  
      cakkhumanto    ant 眼ある  
      rūpāni    a 色、物質、肉体、形相  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      dakkhantī  dṛś 見る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti,    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      evam   不変 このように、かくの如き  
      evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      bhotā  bhū 名現分 ant(特) 尊者  
      gotamena    a 人名、ゴータマ  
      aneka   代的 一つならぬ、多数の  
      pariyāyena  pari-i a 法門、理由、方便、順序  
      dhammo  dhṛ a  
      pakāsito.  pra-kāś 使 過分 a 説明された、あきらかにされた、知らされた  
    訳文                
     あるいは『眼あるものが諸々の形相を見る〔ことができるように〕』といって暗闇に灯明を差し出すように、まさしくそのように、尊者ゴータマによって多くの法門により法があきらかにされました。  
                       
                       
                       
    208-18.                
     Ete mayaṃ bhavantaṃ gotamaṃ saraṇaṃ gacchāma dhammañca bhikkhusaṅghañca.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Ete    代的 これ、彼  
      mayaṃ    代的 私たち  
      bhavantaṃ  bhū 名現分 ant(特) 尊師、尊者  
      gotamaṃ    a 人名、ゴータマ  
      saraṇaṃ  sṛ a 帰依処  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      gacchāma  gam 行く →帰依する  
      語根 品詞 語基 意味  
      dhammañ  dhṛ a  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      bhikkhu  bhikṣ u 依(属) 比丘  
      saṅghañ  saṃ-hṛ a 僧伽、衆  
      ca.    不変 と、また、そして、しかし  
    訳文                
     この我々は、尊者ゴータマへ、法へ、また比丘僧伽へ帰依いたします。  
                       
                       
                       
    208-19.                
     Upāsake no bhavaṃ gotamo dhāretu ajjatagge pāṇupete saraṇaṃ gate’’ti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Upāsake  upa-ās a 優婆塞  
      no    代的 私たち  
      bhavaṃ  bhū 名現分 ant(特) 尊師、尊者  
      gotamo    a 人名、ゴータマ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      dhāretu    持たせる、保持する、憶持する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ajja   不変 今日、今  
      agge    a 第一、最高、最上 →今日以降  
      pāṇa  pra-an a 依(対) 生類、生命  
      upete  upa-i 過分 a そなえた、具備した →命ある限り  
      saraṇaṃ  sṛ a 帰依処  
      gate’’  gam 過分 a 行った →帰依した  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     尊者ゴータマは我々を、今日以降、命ある限り、帰依をなした優婆塞たちであるとご記憶下さい」  
                       
                       
                       
     Upāsakavaggo dutiyo.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Upāsaka    a 依(属) 優婆塞  
      vaggo    a 章、品  
      dutiyo.    名形 a 第二の、伴侶  
    訳文                
     〔『相応部』「有偈篇」「婆羅門相応」〕第二〔品〕「優婆塞品」〔おわり〕。  
                       
                       
                       
     Tassuddānaṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Tassa    代的 それ、彼  
      uddānaṃ –  ud-dā a 摂頌  
    訳文                
     その摂頌は、  
                       
                       
                       
     Kasi udayo devahito, aññataramahāsālaṃ;  
      語根 品詞 語基 意味  
      Kasi    i 人名、カシ  
      udayo    a 人名、ウダヤ  
      devahito,    a 人名、デーヴァヒタ  
      aññatara    代的 随一、とある  
      mahā    ant 有(持) 大きい  
      sālaṃ;    ā 女→男(中) 会堂、小屋 →大家  
    訳文                
     ♪「カシ〔・バーラドヴァージャ経〕」、「ウダヤ〔経〕」、「デーヴァヒタ〔経〕」、とある大家〔に関する「大家経」〕、  
                       
                       
                       
     Mānathaddhaṃ paccanīkaṃ, navakammikakaṭṭhahāraṃ;  
      語根 品詞 語基 意味  
      Mānathaddhaṃ    a 男(中) 人名、マーナ(ッ)タッダ  
      paccanīkaṃ,    名形 a 男(中) 反対の、敵対  
      navakammika  kṛ a 人名、ナヴァカンミカ  
      kaṭṭha    a 依(属) 薪、木  
      hāraṃ;  hṛ a 運ぶ、取る、花輪、範疇、様式、方法  
    訳文                
     ♪「マーナッタッダ〔経〕」、「反論〔経〕」、「ナヴァカンミカ〔経〕」、「薪採〔経〕」、  
    メモ                
     ・MānatthaddhaMānathaddhaになっているが経中の表記にあわせた。  
                       
                       
                       
     Mātuposakaṃ bhikkhako, saṅgāravo ca khomadussena dvādasāti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Mātuposakaṃ  puṣ a 男(中) 人名、マーナッタッダ  
      bhikkhako,    a 人名、ビッカカ  
      saṅgāravo    a 人名、サンガーラヴァ  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      khomadussena    a 地名、コーマドゥッサ  
      dvādasā    十二  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     ♪「マートゥポーサカ〔経〕」、「ビッカカ〔経〕」、「サンガーラヴァ〔経〕」、「コーマドゥッサ〔経〕」で十二である。  
                       
                       
                       
     Brāhmaṇasaṃyuttaṃ samattaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Brāhmaṇa  bṛh a 依(属) 婆羅門  
      saṃyuttaṃ  saṃ-yuj 過分 a 結ばれた、結合した  
      samattaṃ.  saṃ-āp 過分 a 到達した、完成した、終わった  
    訳文                
     「婆羅門相応」おわり。  
                       
                       
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