←前へ   トップへ   次へ→
                       
                       
    441-1.                
     441. ‘‘Tividhaṃ kho, gahapatayo, kāyena dhammacariyāsamacariyā hoti, catubbidhaṃ vācāya dhammacariyāsamacariyā hoti, tividhaṃ manasā dhammacariyāsamacariyā hoti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ti     
      vidhaṃ    名形 a 副対 種類、〜のごとき  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      gahapatayo,    i 居士  
      kāyena    a  
      dhamma  dhṛ a 男中 依(属)  
      cariyā  car ā 行、行為  
      sama    a 同じ、平等の、正しい  
      cariyā  car ā 行、行為  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti,  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      catu     
      bidhaṃ    名形 a 副対 種類、〜のごとき  
      vācāya  vac ā 口、語  
      dhammacariyāsamacariyā hoti, (同上)  
      ti     
      vidhaṃ    名形 a 副対 種類、〜のごとき  
      manasā  man as  
      dhammacariyāsamacariyā hoti. (同上)  
    訳文                
     「居士たちよ、三種の身による法行・正行があり、四種の口による法行・正行があり、三種の意による法行・正行があります。  
                       
                       
                       
    441-2.                
     ‘‘Kathañca, gahapatayo, tividhaṃ kāyena dhammacariyāsamacariyā hoti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Kathañ    不変 いかに、なぜに  
      ca,    不変 と、また、そして、しかし  
      gahapatayo, tividhaṃ kāyena dhammacariyāsamacariyā hoti? (441-1.)  
    訳文                
     では居士たちよ、何が三種の身による法行・正行なのでしょうか。  
                       
                       
                       
    441-3.                
     Idha, gahapatayo, ekacco pāṇātipātaṃ pahāya pāṇātipātā paṭivirato hoti, nihitadaṇḍo nihitasattho lajjī dayāpanno sabbapāṇabhūtahitānukampī viharati.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Idha,    不変 ここに、この世で、いま、さて  
      gahapatayo,    i 居士  
      ekacco    代的 一部の、一類の  
      pāṇa  pra-an a 依(対) 生き物  
      atipātaṃ  ati-pat a たおすこと、伐つこと →殺生  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pahāya  pra-hā 捨てる、断ずる  
      語根 品詞 語基 意味  
      pāṇa  pra-an a 依(対) 生き物  
      atipātā  ati-pat a たおすこと、伐つこと →殺生  
      paṭivirato  prati-vi-ram 過分 a 回避した、離れた  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti,  bhū ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      nihita  ni-dhā  過分 a 有(持) 置いた;貯蔵した  
      daṇḍo    a 杖、むち  
      nihita  ni-dhā  過分 a 有(持) 置いた;貯蔵した  
      sattho  śas a 中→男  
      lajjī  lajj in 有恥の  
      dayā day ā 依(対) 憐愍、同情  
      āpanno,  ā-pad 過分 a 犯した、陥った、至った  
      sabba    名形 代的 すべての、一切の  
      pāṇa  pra-an a 生き物  
      bhūta  bhū 過分 a 依(与) 存在した、生類  
      hita  dhā 名形 a 有益な、利益  
      anukampī  anu-kamp in 哀愍ある、同情ある →憐愍ある  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      viharati. vi-hṛ 住した  
    訳文                
     居士たちよ、ここに、一部の者は殺生を断じ、殺生より離れて、杖を置き、刀を置いて、恥を知り、憐愍にいたり、一切の生物生類を哀愍して住します。  
                       
                       
                       
    441-4.                
     ‘‘Adinnādānaṃ pahāya adinnādānā paṭivirato hoti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Adinna  a-dā 過分 a 依(対) 与えられないもの  
      ādānaṃ  ā-dā a 取、取ること →偸盗  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pahāya  pra-hā 捨てる、断ずる  
      語根 品詞 語基 意味  
      adinna  a-dā 過分 a 依(対) 与えられないもの  
      ādānā  ā-dā a 取、取ること →偸盗  
      paṭivirato  prati-vi-ram 過分 a 回避した、離れた  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti.  bhū ある、存在する  
    訳文                
     偸盗を断じ、偸盗より離れます。  
                       
                       
                       
    441-5.                
     Yaṃ taṃ parassa paravittūpakaraṇaṃ, gāmagataṃ vā araññagataṃ vā, taṃ nādinnaṃ theyyasaṅkhātaṃ ādātā hoti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Yaṃ    代的 (関係代名詞)  
      taṃ    代的 それ  
      parassa    代的 他の  
      para    代的 依(属) 他の  
      vitta    名形 a 財産、富んだ  
      upakaraṇaṃ,  upa-kṛ a 利益、資助、資具  
      gāma    a 依(対)  
      gataṃ  gam 過分 a 行った  
          不変 あるいは  
      arañña    a 依(対) 林野、閑林  
      gataṃ  gam 過分 a 行った  
      vā,    不変 あるいは  
      taṃ    代的 それ  
      na    不変 ない  
      adinnaṃ  a-dā 過分 a 与えられないもの  
      theyya    a 依(対) 盗心、盗み、偸盗  
      saṅkhātaṃ  saṃ-khyā 過分 a 副対 数えられた、考量された  
      ādātā  ā-dā ar 取る  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti. bhū ある、存在する  
    訳文                
     およそ他人の〔もの〕、他人の財産や資具が村に置かれ、あるいは林野に置かれていますが、その、与えられていない物を、盗み心をおこして取る者にならないのです。  
                       
                       
                       
    441-6.                
     ‘‘Kāmesumicchācāraṃ pahāya kāmesumicchācārā paṭivirato hoti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Kāmesu    a 男中  
      micchā    不変 邪、よこしま、邪悪  
      cāraṃ  car a 男中 行 →邪淫  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pahāya  pra-hā 捨てる、断ずる  
      語根 品詞 語基 意味  
      kāmesu    a 男中  
      micchā    不変 邪、よこしま、邪悪  
      cārā  car a 男中 行 →邪淫  
      paṭivirato  prati-vi-ram 過分 a 回避した、離れた  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti.  bhū ある、存在する  
    訳文                
     邪淫を断じ、邪淫より離れます。  
                       
                       
                       
    441-7.                
     Yā tā māturakkhitā piturakkhitā mātāpiturakkhitā bhāturakkhitā bhaginirakkhitā ñātirakkhitā gottarakkhitā dhammarakkhitā sassāmikā saparidaṇḍā antamaso mālāguḷaparikkhittāpi, tathārūpāsu na cārittaṃ āpajjitā hoti.   
      語根 品詞 語基 意味  
          代的 (関係代名詞)  
          代的 それら、彼女ら  
      mātu    ar 依(具)  
      rakkhitā  rakṣ 過分 a 守護された  
      pitu    ar 依(具)  
      rakkhitā  rakṣ 過分 a 守護された  
      mātā    ar  
      pitu    ar 依(具)  
      rakkhitā  rakṣ 過分 a 守護された  
      bhātu    ar 依(具) 兄弟  
      rakkhitā  rakṣ 過分 a 守護された  
      bhagini    ī 依(具) 姉妹  
      rakkhitā  rakṣ 過分 a 守護された  
      ñāti    i 依(具) 親族  
      rakkhitā  rakṣ 過分 a 守護された  
      gotta    a 依(具) 氏姓、家系  
      rakkhitā  rakṣ 過分 a 守護された  
      dhamma  dhṛ a 男中 依(具)  
      rakkhitā  rakṣ 過分 a 守護された  
      sassāmikā    ā 主人のある、既婚女性  
      saparidaṇḍā    ā 杖罰に守られた  
      antamaso    不変 乃至  
      mālā    ā 花輪、華鬘  
      guḷa    a 依(具) 房、群、鎖  
      parikkhittā  pari-kṣip 過分 a 張り巡らされた、囲まれた  
      pi,    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      tathārūpāsu    a かくのごとき  
      na    不変 ない  
      cārittaṃ  car a 作持、実践  
      āpajjitā  ā-pad ar 到達した者 →交際した者、訪ねた者  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti.  bhū ある、存在する  
    訳文                
     およそ母に守られた女性、父に守られた女性、母父に守られた女性、兄弟に守られた女性、姉妹に守られた女性、親族に守られた女性、家系に守られた女性、法に守られた女性、既婚女性、罰に守られた女性、華鬘と瓔珞に囲まれた女性に至るまでの、そのような女性たちを訪れる者とならないのです。  
                       
                       
                       
    441-8.                
     Evaṃ kho, gahapatayo, tividhaṃ kāyena dhammacariyāsamacariyā hoti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      gahapatayo, tividhaṃ kāyena dhammacariyāsamacariyā hoti. (441-1.)  
    訳文                
     居士たちよ、かくのごときが、三種の身による法行・正行なのです。  
                       
                       
                       
    441-9.                
     ‘‘Kathañca, gahapatayo, catubbidhaṃ vācāya dhammacariyāsamacariyā hoti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Kathañ    不変 いかに、なぜに  
      ca,    不変 と、また、そして、しかし  
      gahapatayo, catubbidhaṃ vācāya dhammacariyāsamacariyā hoti? (441-1.)  
    訳文                
     では居士たちよ、何が四種の口による法行・正行なのでしょうか。  
                       
                       
                       
    441-10.                
     Idha, gahapatayo, ekacco musāvādaṃ pahāya musāvādā paṭivirato hoti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Idha,    不変 ここに、この世で、いま、さて  
      gahapatayo,    i 居士  
      ekacco    代的 一部の、一類の  
      musā    不変 虚妄に、偽って  
      vādaṃ  vad a 説、語、論 →妄語  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pahāya  pra-hā 捨てる、断ずる  
      語根 品詞 語基 意味  
      musā    不変 虚妄に、偽って  
      vādā  vad a 説、語、論 →妄語  
      paṭivirato  prati-vi-ram 過分 a 回避した、離れた  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti.  bhū ある、存在する  
    訳文                
     居士たちよ、ここに、一部の者は妄語を断じ、妄語より離れます。  
                       
                       
                       
    441-11.                
     Sabhāgato vā parisāgato vā, ñātimajjhagato vā pūgamajjhagato vā rājakulamajjhagato vā, abhinīto sakkhipuṭṭho –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sabhā    ā 依(対) 会堂、集会所  
      gato  gam 過分 a 行った  
          不変 あるいは  
      parisā    ā 依(対) 会衆、集会所  
      gato  gam 過分 a 行った  
      vā,    不変 あるいは  
      ñāti    i 依(属) 親族  
      majjha    名形 a 依(対) 中の  
      gato  gam 過分 a 行った  
          不変 あるいは  
      pūga    a 依(属) 団体、組合  
      majjha    名形 a 依(対) 中の  
      gato  gam 過分 a 行った  
          不変 あるいは  
      rāja    an 依(属)  
      kula    a 依(属) 家 →王家、法廷  
      majjha    名形 a 依(対) 中の  
      gato  gam 過分 a 行った  
      vā,    不変 あるいは  
      abhinīto  anhi-nī 過分 a 導かれた、もたらされた  
      sakkhi    i 依(奪) 証人  
      puṭṭho –  prach 過分 a 問われた  
    訳文                
     会堂へ行き、集会所へ行き、親族の中へ行き、組合の中へ行き、あるいは法廷の中へ行き、召喚された証人として問われた〔とします〕。  
                       
                       
                       
    441-12.                
     ‘ehambho purisa, yaṃ jānāsi taṃ vadehī’ti,   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘ehi    不変 いざ、来たれ、行け  
      ambho    不変 おい、こら、ばかな  
      purisa,    a 人、男  
      yaṃ    代的 (関係代名詞)  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      jānāsi  jñā 知る  
      語根 品詞 語基 意味  
      taṃ    代的 それ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vadehī’  vad いう  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti,    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『さあ、男よ、いざあなたの知っている事をいいなさい』と。  
                       
                       
                       
    441-13.                
     so ajānaṃ vā āha – ‘na jānāmī’ti,   
      語根 品詞 語基 意味  
      so    代的 それ、彼  
      ajānaṃ  a-jñā 現分 ant 知らない  
          不変 あるいは  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      āha –  ah いう  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      jānāmī’  jñā 知る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti,    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     彼は、知っていないならば『私は知っていない』といいます。  
                       
                       
                       
    441-14.                
     jānaṃ vā āha – ‘jānāmī’ti,   
      語根 品詞 語基 意味  
      jānaṃ  jñā 現分 ant 知る、知ある、知るべき  
          不変 あるいは  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      āha –  ah いう  
      ‘jānāmī’  jñā 知る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti,    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     あるいは、知っているならば『私は知っていない』といいます。  
                       
                       
                       
    441-15.                
     apassaṃ vā āha – ‘na passāmī’ti,   
      語根 品詞 語基 意味  
      apassaṃ  a-paś 現分 ant 見ない  
          不変 あるいは  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      āha –  ah いう  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ‘passāmī’  pas 見る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti,    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     あるいは、見ていないならば『私は見ていない』といいます。  
                       
                       
                       
    441-16.                
     passaṃ vā āha – ‘passāmī’ti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      passaṃ  paś 現分 ant 見る、見者  
          不変 あるいは  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      āha –  ah いう  
      ‘passāmī’  pas 見る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     あるいは、見ているならば『私は見ている』といいます。  
                       
                       
                       
    441-17.                
     Iti attahetu vā parahetu vā āmisakiñcikkhahetu vā na sampajānamusā bhāsitā hoti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Iti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      atta    an 依(属) 自己、我  
      hetu  hi u 副対 〜のため  
          不変 あるいは  
      para    代的 依(属) 他の  
      hetu  hi u 副対 〜のため  
          不変 あるいは  
      āmisa    a 財、食、味、利益  
      kiñcikkha    a 依(属) 些細、些少  
      hetu  hi u 副対 〜のため  
          不変 あるいは  
      na    不変 ない  
      sampajāna  saṃ-pra-jñā a 依(具) 正知の、意識的な  
      musā    不変 虚妄に、偽って  
      bhāsitā  bhāṣ ar 言う者  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti. bhū ある、存在する  
    訳文                
     このように、自分のため、他人のため、些少な利益のため、故意に偽って語る者とならないのです。  
                       
                       
                       
    441-18.                
     ‘‘Pisuṇaṃ vācaṃ pahāya pisuṇāya vācāya paṭivirato hoti, ito sutvā na amutra akkhātā imesaṃ bhedāya, amutra vā sutvā na imesaṃ akkhātā amūsaṃ bhedāya.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Pisuṇaṃ    a 離間の、中傷の  
      vācaṃ  vac ā 語、言葉 →両舌  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pahāya  pra-hā 捨てる、断ずる  
      語根 品詞 語基 意味  
      pisuṇāya    a 離間の、中傷の  
      vācāya  vac ā 語、言葉  
      paṭivirato  prati-vi-ram 過分 a 回避した、離れた  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti,  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ito    不変 これより、ここから  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      sutvā  śru 聞く  
      語根 品詞 語基 意味  
      na    不変 ない  
      amutra    不変 そこに、あそこに  
      akkhātā  ā-khyā ar 告げるもの、語るもの  
      imesaṃ    代的 これら  
      bhedāya,  bhid a 破壊、不和合  
      amutra    不変 そこに、あそこに  
          不変 あるいは  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      sutvā  śru 聞く  
      語根 品詞 語基 意味  
      na    不変 ない  
      imesaṃ    代的 これら  
      akkhātā  ā-khyā ar 告げるもの、語るもの  
      amūsaṃ    代的 それら、あれら  
      bhedāya.  bhid a 破壊、不和合  
    訳文                
     両舌を断じ、両舌より離れます。これらの不和合のために、こちらから聞いてあちらに告げず、あるいは、あれらの不和合のために、あちらで聞いてこれらに告げる者とならないのです。  
                       
                       
                       
    441-19.                
     Iti bhinnānaṃ vā sandhātā, sahitānaṃ vā anuppadātā, samaggārāmo samaggarato samagganandī samaggakaraṇiṃ vācaṃ bhāsitā hoti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Iti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      bhinnānaṃ  bhid 過分 a 破壊された、こわれた  
          不変 あるいは  
      sandhātā,  saṃ-dhā ar 調停者、和解者  
      sahitānaṃ  saṃ-dhā 過分 a 伴った、融和した  
          不変 あるいは  
      anuppadātā,  anu-pra-dā ar 奨励者、助長者  
      samagga   a 有(具) 和合した、統一の  
      ārāmo  ā-ram? a 喜び/園  
      samagga   a 依(対) 和合した、統一の  
      rato  ram 過分 a 楽しんだ、愛好した  
      samagga   a 依(具) 和合した、統一の  
      nandī  nand in 歓喜ある  
      samagga   a 有(属) 和合した、統一の  
      karaṇiṃ  kṛ ī  なすこと、なすもの、所作、遂行  
      vācaṃ  vac ā 語、言葉  
      bhāsitā  bhāṣ 過分 ar 話者  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti. bhū ある、存在する  
    訳文                
     そのように、彼は壊された〔和合〕の調停者、あるいは融和した〔和合〕の助長者であり、和合による喜びある者、和合を楽しむ者、和合による歓喜ある者、和合をなさしめる語を語る者となります。  
                       
                       
                       
    441-20.                
     ‘‘Pharusaṃ vācaṃ pahāya pharusāya vācāya paṭivirato hoti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Pharusaṃ    a 粗暴な、麁悪な  
      vācaṃ  vac ā 語、言葉 →悪口  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pahāya  pra-hā 捨てる、断ずる  
      語根 品詞 語基 意味  
      pharusāya    a 粗暴な、麁悪な  
      vācāya  vac ā 語、言葉  
      paṭivirato  prati-vi-ram 過分 a 回避した、離れた  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti.  bhū ある、存在する  
    訳文                
     悪口を断じ、悪口より離れます。  
                       
                       
                       
    441-21.                
     Yā sā vācā nelā kaṇṇasukhā pemanīyā hadayaṅgamā porī bahujanakantā bahujanamanāpā –   
      語根 品詞 語基 意味  
          代的 関係代名詞  
          代的 それ  
      vācā  vac ā 語、言葉  
      nelā    ā 柔和な、無欠の  
      kaṇṇa   a 有(属)  
      sukhā    a 中→女 楽、快さ  
      pemanīyā    a 愛されるべき、愛情ある  
      hadayaṅgamā    a 心よい、愉快な  
      porī    in 中(女) 上品な、雅な  
      bahujana jan a 依(属) 多くの人々  
      kantā  kam 過分 a 所愛、可愛  
      bahujana jan a 依(属) 多くの人々  
      manāpā –  man a 可意、適意  
    訳文                
     およそ柔和で、耳に快く、愛情あり、心に響き、上品で、多くの人々に愛され、多くの人々の意に適う言葉、  
                       
                       
                       
    441-22.                
     tathārūpiṃ vācaṃ bhāsitā hoti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      tathārūpiṃ    in 中(女) その如き  
      vācaṃ  vac ā 語、言葉  
      bhāsitā bhāṣ ar 語る、話す、言う  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti.  bhū ある、存在する  
    訳文                
     そのような言葉を語る者となるのです。  
                       
                       
                       
    441-23.                
     ‘‘Samphappalāpaṃ pahāya samphappalāpā paṭivirato hoti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Sampha   a 雑穢の、綺(かざ)った  
      palāpaṃ    a 駄弁、談論; もみがら →綺語  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pahāya  pra-hā 捨てる、断ずる  
      語根 品詞 語基 意味  
      sampha saṃ-bhid 過分 a 飾った  
      palāpā  pra-lap a おしゃべり →綺語  
      paṭivirato  prati-vi-ram 過分 a 回避した、離れた  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti. bhū ある、存在する  
    訳文                
     綺語を断じ、綺語より離れます。  
                       
                       
                       
    441-24.                
     Kālavādī bhūtavādī atthavādī dhammavādī vinayavādī nidhānavatiṃ vācaṃ bhāsitā hoti kālena sāpadesaṃ pariyantavatiṃ atthasaṃhitaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Kāla   a 依(処) 時、正時、応時  
      vādī  vad in 語るもの  
      bhūta bhū a 依(属) 真実  
      vādī  vad in 語るもの  
      attha   a 依(属)  意味、利益、必要、理由、目的  
      vādī  vad in 語るもの  
      dhamma dhṛ a 依(属)  
      vādī  vad in 語るもの  
      vinaya   a 依(属)  
      vādī  vad in 語るもの  
      nidhānavatiṃ  ni-dhā ant 貯蔵ある、宝蔵ある  
      vācaṃ  vac ā 語、言葉  
      bhāsitā  bhāṣ ar 語る、話す、言う  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      kālena    a 副具 黒、時、時に応じた  
      sāpadesaṃ  sa-apa-diś a 理由ある、合理的な  
      pariyantavatiṃ    ant 制限ある、慎重な  
      attha   a 依(具)  意味、利益、必要、理由、目的  
      saṃhitaṃ. saṃ-dhā 過分 a 伴った、具した  
    訳文                
     適時に語り、真実を語り、義を語り、法を語り、律を語る者、時に応じて、合理的で、慎重で、意義を伴った、含蓄ある言葉を語る者となるのです。  
                       
                       
                       
    441-25.                
     Evaṃ kho, gahapatayo, catubbidhaṃ vācāya dhammacariyāsamacariyā hoti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      gahapatayo, catubbidhaṃ vācāya dhammacariyāsamacariyā hoti. (441-1.)  
    訳文                
     居士たちよ、かくのごときが、四種の口による法行・正行なのです。  
                       
                       
                       
    441-26.                
     ‘‘Kathañca, gahapatayo, tividhaṃ manasā dhammacariyāsamacariyā hoti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Kathañ    不変 いかに、なぜに  
      ca,    不変 と、また、そして、しかし  
      gahapatayo, tividhaṃ manasā dhammacariyāsamacariyā hoti? (441-1.)  
    訳文                
     では居士たちよ、何が三種の意による法行・正行なのでしょうか。  
                       
                       
                       
    441-27.                
     Idha, gahapatayo, ekacco anabhijjhālu hoti, yaṃ taṃ parassa paravittūpakaraṇaṃ taṃ nābhijjhātā hoti –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Idha,    不変 ここに、この世で、いま、さて  
      gahapatayo,    i 居士  
      ekacco    代的 一部の、一類の  
      anabhijjhālu  an^abhi-dhī u 貪欲なき  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti,  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      yaṃ taṃ parassa paravittūpakaraṇaṃ taṃ (441-5.)  
      na   不変 ない  
      abhijjhātā  abhi-dhī ar 貪求者  
      hoti –  同上  
    訳文                
     居士たちよ、ここに、一部の者は、貪欲なき者となります。およそ他人の〔もの〕、他人の財産や資具、それを貪求する者とはならないのです。  
                       
                       
                       
    441-28.                
     ‘aho vata yaṃ parassa taṃ mamassā’ti!  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘aho    不変 ああ(感嘆詞)  
      vata    不変 じつに  
      yaṃ    代的 (関係代名詞)  
      parassa    代的 他の  
      taṃ    代的 それ  
      mama    代的  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      assā’  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti!   不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『ああ、他人のそれが私のものになればいいのに』とは。  
                       
                       
                       
    441-29.                
     ‘‘Abyāpannacitto kho pana hoti appaduṭṭhamanasaṅkappo –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Abyāpanna  a-vi-ā-pad 過分 a 有(持) 瞋恚なき  
      citto  cit a 中→男  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      appaduṭṭha  a-pra-duṣ 過分 a 有(持) 汚れなき  
      mana  man as 依(属)  
      saṅkappo –  saṃ-kḷp a 思惟、想念  
    訳文                
     また、瞋恚心なき者、汚れた意の思念なき者となります。  
                       
                       
                       
    441-30.                
     ‘ime sattā averā abyābajjhā anīghā sukhī attānaṃ pariharantū’ti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘ime    代的 これら  
      sattā    a 有情、衆生  
      averā    a 怨みなき  
      abyābajjhā  a-vi-ā-bādh a 悩害なき  
      anīghā    a 動転なき、安静の  
      sukhī    in 楽ある  
      attānaṃ    an 自己、我  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      pariharantū’  pari-hṛ 世話する、守る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti.   不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『これらの有情たちは、怨みなく、悩害なく、動転なく、安楽ある者たちとして、自己を守れ』と。  
                       
                       
                       
    441-31.                
     ‘‘Sammādiṭṭhiko kho pana hoti aviparītadassano –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Sammā   不変 正しい  
      diṭṭhiko  dṛś a 見ある  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      a-viparīta  a-vi-para-i 過分 a 有(持) 顛倒せざる  
      dassano –  dṛś a 中→男 見、見ること  
    訳文                
     また、正見のもの、顛倒した見なき者となります。  
                       
                       
                       
    441-32.                
     ‘atthi dinnaṃ atthi yiṭṭhaṃ atthi hutaṃ, atthi sukatadukkaṭānaṃ kammānaṃ phalaṃ vipāko, atthi ayaṃ loko atthi paro loko, atthi mātā atthi pitā, atthi sattā opapātikā, atthi loke samaṇabrāhmaṇā sammaggatā sammāpaṭipannā ye imañca lokaṃ parañca lokaṃ sayaṃ abhiññā sacchikatvā pavedentī’ti.   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ‘atthi  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      dinnaṃ  過分 a 所施  
      atthi  同上  
      yiṭṭhaṃ  yaj 過分 a 供犠した、供養した、犠牲  
      atthi  同上  
      hutaṃ,  hu 過分 a 供養した、供物  
      atthi  同上  
      sukata  su-kṛ a 善行、善行の  
      dukkaṭānaṃ  dur-kṛ a 悪行、悪行の、悪作、突吉羅  
      kammānaṃ  kṛ an 業、行為  
      phalaṃ  phal a 果、結果  
      vipāko,  vi-pac a 異熟、果報  
      atthi  同上  
      ayaṃ    代的 これ  
      loko    a 世界、世間  
      atthi  同上  
      paro    代的  
      loko,    a 世界、世間  
      atthi  同上  
      mātā    ar  
      atthi  同上  
      pitā,    ar  
      atthi  同上  
      sattā    a 衆生、有情  
      opapātikā,    a 化生の  
      atthi  同上  
      loke    a 世界、世間  
      samaṇa  śram a 沙門  
      brāhmaṇā  bṛh a 婆羅門  
      sammā    不変 正しい、正しく  
      gatā gam 過分 a いった →正行者、完成者  
      sammā    不変 正しい、正しく  
      paṭipannā  prati-pad 過分 a 行道した、向道の、行者 →正行者  
      ye    代的 (関係代名詞)  
      imañ    代的 これ  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      lokaṃ    a 世界、世間  
      parañ    代的  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      lokaṃ    a 世界、世間  
      sayaṃ    不変 自ら、自分で  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      abhiññā  abhi-jñā 了知する、証知する  
      sacchikatvā  sacchi-kṛ 作証する、証明する、さとる  
      pavedentī’  pra-vid 使 知らせる、説く  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『布施〔の果報〕はあり、供犠〔の果報〕はあり、供養〔の果報〕はある。善悪業の異熟はある。〔あの世の住人にとって〕この世はあり、〔この世の住人にとって〕あの世はある。母〔への行為の果報〕はあり、父〔への行為の果報〕はある。化生の有情たちはある。この世とあの世とを自ら知り、証明し、説くような、世における完成者、正行者たる沙門婆羅門たちは存在する』と。  
                       
                       
                       
    441-33.                
     Evaṃ kho, gahapatayo, tividhaṃ manasā dhammacariyāsamacariyā hoti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      gahapatayo, tividhaṃ manasā dhammacariyāsamacariyā hoti. (441-1.)  
    訳文                
     居士たちよ、かくのごときが、三種の意による法行・正行なのです。  
                       
                       
                       
    441-34.                
     ‘‘Evaṃ dhammacariyāsamacariyāhetu kho, gahapatayo, evamidhekacce sattā kāyassa bhedā paraṃ maraṇā sugatiṃ saggaṃ lokaṃ upapajjanti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      dhamma  a-dhṛ a 依(属)  
      cariyā  car ā 行、行為  
      sama    名形 a 同じ、平等の、正しい  
      cariyā  car ā 行、行為  
      hetu  hi u 因、理由  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      gahapatayo,    i 居士  
      evam    不変 このように、かくの如き  
      idha    不変 ここに、この世で、いま、さて  
      ekacce    代的 一部の、一類の  
      sattā    a 有情、衆生  
      kāyassa    a 身体、集まり  
      bhedā  bhid a 破壊、不和合、離間、種類、区分  
      paraṃ    代的 副対 更に、他に、超えて  
      maraṇā  mṛ a 死 →死後に  
      sugatiṃ  su-gam i 善趣  
      saggaṃ    a  
      lokaṃ    a 世界  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      upapajjanti.  upa-pad 再生する、往生する  
    訳文                
     居士たちよ、このように、法行・正行が因となって、そのように、ここなる一部の有情たちは、身破れて死後、善趣たる天界へ生まれ変わるのです。  
                       
                       
                       
    442-1.                
     442. ‘‘Ākaṅkheyya ce, gahapatayo, dhammacārī samacārī –   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ‘‘Ākaṅkheyya  ā-kāṅkṣ 希望する、意欲する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ce,    不変 もし、たとえ  
      gahapatayo,    i 居士  
      dhamma  a-dhṛ a 依(属)  
      cārī  car 名形 in 行の、行者  
      sama    名形 a 同じ、平等の、正しい  
      cārī –  car 名形 in 行の、行者  
    訳文                
     居士たちよ、もし、法行者・正行者が希望したとしましょう。  
                       
                       
                       
    442-2.                
     ‘aho vatāhaṃ kāyassa bhedā paraṃ maraṇā khattiyamahāsālānaṃ sahabyataṃ upapajjeyya’nti;   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘aho    不変 ああ(感嘆詞)  
      vata    不変 じつに  
      ahaṃ    代的  
      kāyassa    a 身体、集まり  
      bhedā  bhid a 破壊、不和合、離間、種類、区分  
      paraṃ    代的 副対 更に、他に、超えて  
      maraṇā  mṛ a 死 →死後に  
      khattiya    a 依(属) 王族、刹帝利  
      mahā    ant 有(持) 大きい  
      sālānaṃ    ā 会堂、家屋  
      sahabyataṃ    ā 共住、友誼  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      upapajjeyya’n  upa-pad 能反 再生する、往生する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti;    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『ああ、私は身破れて死後、刹帝利の大家の眷属に生まれ変わりたいものだ』と。  
                       
                       
                       
    442-3.                
     ṭhānaṃ kho panetaṃ vijjati, yaṃ so kāyassa bhedā paraṃ maraṇā khattiyamahāsālānaṃ sahabyataṃ upapajjeyya.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ṭhānaṃ  sthā a 場所、状態、理由、道理  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      etaṃ    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vijjati,  vid 受 見出される、知られる、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      yaṃ    代的 (関係代名詞)  
      so    代的 それ、彼  
      kāyassa bhedā paraṃ maraṇā khattiyamahāsālānaṃ sahabyataṃ (442-2.)  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      upapajjeyya.  upa-pad 再生する、往生する  
    訳文                
     しかして、およそ彼が、身破れて死後、刹帝利の大家の眷属に生まれるような、その道理は存在します。  
                       
                       
                       
    442-4.                
     Taṃ kissa hetu?   
      語根 品詞 語基 意味  
      Taṃ    代的 それ  
      kissa    代的  
      hetu?  hi u 副対 因、原因、理由  
    訳文                
     それはなぜか。  
                       
                       
                       
    442-5.                
     Tathā hi so dhammacārī samacārī.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tathā    不変 かく、その如く  
      hi    不変 じつに、なぜなら  
      so    代的 それ、彼  
      dhamma  a-dhṛ a 依(属)  
      cārī  car 名形 in 行の、行者  
      sama    名形 a 同じ、平等の、正しい  
      cārī. car 名形 in 行の、行者  
    訳文                
     なぜなら、〔述べた〕とおり、かれは法行者・正行者だからです。  
                       
                       
                       
    442-6.                
     ‘‘Ākaṅkheyya ce, gahapatayo, dhammacārī samacārī –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ākaṅkheyya ce, gahapatayo, dhammacārī samacārī – (442-1.)  
    訳文                
     居士たちよ、もし、法行者・正行者が希望したとしましょう。  
                       
                       
                       
    442-7.                
     ‘aho vatāhaṃ kāyassa bhedā paraṃ maraṇā brāhmaṇamahāsālānaṃ…pe…   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘aho vatāhaṃ kāyassa bhedā paraṃ maraṇā brāhmaṇamahāsālānaṃ…pe… (442-2.)  
      brāhmaṇa  bṛh a 依(属) 婆羅門  
    訳文                
     『ああ、私は身破れて死後、婆羅門の大家の……  
                       
                       
                       
    442-8.                
     gahapatimahāsālānaṃ sahabyataṃ upapajjeyya’nti;   
      語根 品詞 語基 意味  
      gahapati    i 依(属) 家主、居士、資産家  
      mahāsālānaṃ sahabyataṃ upapajjeyya’nti; (442-2.)  
    訳文                
     居士の大家の眷属に生まれ変わりたいものだ』と。  
                       
                       
                       
    442-9.                
     ṭhānaṃ kho panetaṃ vijjati, yaṃ so kāyassa bhedā paraṃ maraṇā gahapatimahāsālānaṃ sahabyataṃ upapajjeyya.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ṭhānaṃ kho panetaṃ vijjati, yaṃ so kāyassa bhedā paraṃ maraṇā gahapatimahāsālānaṃ sahabyataṃ upapajjeyya. (442-3.)  
      gahapati    i 依(属) 家主、居士、資産家  
    訳文                
     しかして、およそ彼が、身破れて死後、居士の大家の眷属に生まれるような、その道理は存在します。  
                       
                       
                       
    442-10.                
     Taṃ kissa hetu?   
      語根 品詞 語基 意味  
      Taṃ kissa hetu? (442-4.)  
    訳文                
     それはなぜか。  
                       
                       
                       
    442-11.                
     Tathā hi so dhammacārī samacārī.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tathā hi so dhammacārī samacārī. (442-5.)  
    訳文                
     なぜなら、〔述べた〕とおり、かれは法行者・正行者だからです。  
                       
                       
                       
    442-12.                
     ‘‘Ākaṅkheyya ce, gahapatayo, dhammacārī samacārī –   
      語根 品詞 語基