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     (11) Eṇijaṅghalakkhaṇaṃ  
      語根 品詞 語基 意味  
      Eṇi    i 依(属) エーニ鹿、羚羊  
      jaṅgha    ā 依(属) すね  
      lakkhaṇaṃ   a 相、特徴  
    訳文                
     【伊泥延膊相】  
                       
                       
                       
    214-1.                
     214. ‘‘Yampi, bhikkhave, tathāgato purimaṃ jātiṃ purimaṃ bhavaṃ purimaṃ niketaṃ pubbe manussabhūto samāno sakkaccaṃ vācetā ahosi sippaṃ vā vijjaṃ vā caraṇaṃ vā kammaṃ vā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Yam    代的 (関係代名詞)  
      pi,    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      bhikkhave,  bhikṣ u 比丘  
      tathāgato  tathā-(ā-)gam a 如来  
      purimaṃ    a 前の、古い、最初の  
      jātiṃ  jan i 生、生まれ  
      purimaṃ    a 前の、古い、最初の  
      bhavaṃ  bhū a 有、存在  
      purimaṃ    a 前の、古い、最初の  
      niketaṃ    a 家、住処  
      pubbe    不変 前に、以前に  
      manussa    a 依(対) 人、人間  
      bhūto  bhū 過分 a なった →人身  
      samāno  as 現分 a ある、なる  
      sakkaccaṃ  sat-kṛ 不変 恭しく(連続体より)  
      vācetā  vac 使 ar 説者、説教者  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ahosi  bhū ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      sippaṃ    a 技術、技芸  
          不変 あるいは  
      vijjaṃ  vid ā 明、呪、学問、魔術  
          不変 あるいは  
      caraṇaṃ  car a 行、実践、徳行  
          不変 あるいは  
      kammaṃ    an 業、行為  
      vā–    不変 あるいは  
    訳文                
     比丘たちよ、およそ如来は、過去に、以前の生、以前の有、以前の住処を、人身として存しました。技能、明呪、行、業を恭しく教示する者でした。  
                       
                       
                       
    214-2.                
     ‘kiṃ time khippaṃ vijāneyyuṃ, khippaṃ paṭipajjeyyuṃ, na ciraṃ kilisseyyu’’nti.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘kiṃ    不変 何、なぜ、いかに  
      ti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      ime    代的 これら  
      khippaṃ    a 副対 速疾に  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vijāneyyuṃ,  vi-jñā 了知する、識知する  
      語根 品詞 語基 意味  
      khippaṃ    a 副対 速疾に  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paṭipajjeyyuṃ,  prati-pad 向かって歩く、行動する  
      語根 品詞 語基 意味  
      na    不変 ない  
      ciraṃ    a 副対 久しく  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      kilisseyyu’’n  kliś 染まる、汚れる  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『どうすれば、この者たちは速やかに理解し、速やかに実践し、久しく〔疲労に〕まみれることがないのか』と。  
    メモ                
     ・『註』はkilisseyyu’’n kilameyyuṃ とする。一応これを信じて補訳した。  
                       
                       
                       
    214-3.                
     So tassa kammassa kaṭattā…pe…   
      語根 品詞 語基 意味  
      So    代的 それ、彼  
      tassa    代的 それ、彼  
      kammassa  kṛ an  
      kaṭattā  kṛ a なされたこと、已作性  
      …pe…    (略)  
    訳文                
     彼は、その業のなされたこと、〔積まれたこと、増大したこと、広大なこと〕の故に……(略)  
                       
                       
                       
    214-4.                
     so tato cuto itthattaṃ āgato samāno imaṃ mahāpurisalakkhaṇaṃ paṭilabhati.   
      語根 品詞 語基 意味  
      so    代的 それ、彼  
      tato    不変 それより、それゆえに、その後  
      cuto  cyu 過分 a 死没した  
      itthattaṃ    a ここ(輪廻)の状態  
      āgato  ā-gam 過分 a 来た  
      samāno  as 現分 a ある、なる  
      imaṃ    代的 これ  
      mahā    ant 大きい  
      purisa    a 依(属) 人間、男  
      lakkhaṇaṃ    a 相、特徴  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paṭilabhati.  prati-labh 得る、獲得する  
    訳文                
     ……彼はそこより死没して、ここへ来て存し、この大人相を得ます。  
                       
                       
                       
    214-5.                
     Eṇijaṅgho hoti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Eṇi    i 有(属) エーニ鹿、羚羊  
      jaṅgho    ā 女→男 すね  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti. bhū ある、存在する  
    訳文                
     羚羊の〔ような〕すねの持ち主の持ち主となるのです。  
                       
                       
                       
    214-6.                
     ‘‘So tena lakkhaṇena samannāgato sace agāraṃ ajjhāvasati, rājā hoti cakkavattī…pe…   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘So    代的 それ、彼  
      tena    代的 それ、彼、それによって、それゆえ  
      lakkhaṇena    a 相、特徴  
      samannāgato  saṃ-anu-ā-gam 過分 a 具備した、具足の  
      sace    不変 もし  
      agāraṃ    a 家、家屋、俗家  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ajjhāvasati,  adhi-ā-vas 住す、忍住する  
      語根 品詞 語基 意味  
      rājā    an  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      cakka    a 依(対)  
      vattī  vṛt in 転ずる →転輪王  
      …pe…    (略)  
    訳文                
     もし、その相を具えたかれが俗家に住するならば、転輪王……(略)  
                       
                       
                       
    214-7.                
     rājā samāno kiṃ labhati?   
      語根 品詞 語基 意味  
      rājā    an  
      samāno  as 現分 a ある、なる  
      kiṃ    代的 何、なぜ、いかに  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      labhati?  labh 得る  
    訳文                
     王となった者は何を得るのでしょうか。  
                       
                       
                       
    214-8.                
     Yāni tāni rājārahāni rājaṅgāni rājūpabhogāni rājānucchavikāni tāni khippaṃ paṭilabhati.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yāni    代的 (関係代名詞)  
      tāni    代的 それら  
      rāja    an 依(属)  
      arahāni    a 価値ある  
      rāja    an 依(属)  
      aṅgāni    a 部分、支分  
      rāja    an 依(属)  
      upabhogāni  upa-bhuj a 男(中) 受用、利益  
      rāja    an 依(属)  
      anucchavikāni    a 随皮の、相応の、適当な  
      tāni    代的 それら  
      khippaṃ    a 副対 速疾に  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paṭilabhati.  prati-labh 得る  
    訳文                
     およそ、王にとって価値あるもの、王に属するもの、王にとって利益であるもの、王に相応しいもの、それらを速やかに得ます。  
                       
                       
                       
    214-9.                
     Rājā samāno idaṃ labhati…   
      語根 品詞 語基 意味  
      Rājā    an  
      samāno  as 現分 a ある、なる  
      idaṃ    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      labhati…  labh 得る  
    訳文                
     王となった者はこのことを得るのです……  
                       
                       
                       
    214-10.                
     buddho samāno kiṃ labhati?   
      語根 品詞 語基 意味  
      buddho  budh 名過分 a 仏陀、覚者  
      samāno  as 現分 a ある、なる  
      kiṃ    代的 何、なぜ、いかに  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      labhati?  labh 得る  
    訳文                
     仏陀となった者は何を得るのでしょうか。  
                       
                       
                       
    214-11.                
     Yāni tāni samaṇārahāni samaṇaṅgāni samaṇūpabhogāni samaṇānucchavikāni, tāni khippaṃ paṭilabhati.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Yāni tāni samaṇārahāni samaṇaṅgāni samaṇūpabhogāni samaṇānucchavikāni, tāni khippaṃ paṭilabhati. (214-8.)  
      samaṇa  śram a 依(属) 沙門  
    訳文                
     およそ、沙門にとって価値あるもの、沙門に属するもの、沙門にとって利益であるもの、沙門に相応しいもの、それらを速やかに得ます。  
                       
                       
                       
    214-12.                
     Buddho samāno idaṃ labhati’’.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Buddho  budh 名過分 a 仏陀、覚者  
      samāno  as 現分 a ある、なる  
      idaṃ    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      labhati’’.  labh 得る  
    訳文                
     仏陀となった者はこのことを得るのです」  
                       
                       
                       
    214-13.                
     Etamatthaṃ bhagavā avoca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Etam    代的 男中 これ  
      atthaṃ    a 男中  
      bhagavā    ant 世尊  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      avoca. vac いう  
    訳文                
     世尊はこの義を説かれた。  
                       
                       
                       
    215-1.                
     215. Tatthetaṃ vuccati –  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tattha    不変 そこで、そこに、そのとき、そのなかで  
      etaṃ    代的 これ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vuccati – vac 受 いわれた  
    訳文                
     そして、これが言われた。  
                       
                       
                       
    215-2.                
     ‘‘Sippesu vijjācaraṇesu kammesu [kammasu (sī. pī.)],  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Sippesu    a 技術、技芸  
      vijjā  vid ā 明、呪、学問、魔術  
      caraṇesu  car a 行、実践、徳行  
      kammesu,   an 業、行為  
    訳文                
     「♪技能、明呪、行、業に関し、  
                       
                       
                       
    215-3.                
     Kathaṃ vijāneyyuṃ [vijāneyya (sī. pī.), vijāneyyu (syā.)] lahunti icchati;  
      語根 品詞 語基 意味  
      Kathaṃ    不変 いかに、なぜに  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vijāneyyuṃ  vi-jñā 了知する、識知する  
      語根 品詞 語基 意味  
      lahun    u 副対 軽く、早く  
      ti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      icchati; iṣ 欲する、求める  
    訳文                
     ♪『どうすれば、彼らは素早く理解するか』と求める。  
                       
                       
                       
    215-4.                
     Yadūpaghātāya na hoti kassaci,  
      語根 品詞 語基 意味  
      Yad    代的 (関係代名詞)  
      upaghātāya  upa-han a 男中 悩害された、害された、損亡  
      na    不変 ない  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      kassaci,   代的 何らかの、何者であれ  
    訳文                
     ♪何者の悩害のためにも存在しないそれ(技能など)を、  
    メモ                
     ・構文の理解に不安が残る。「誰も煩わせることことなく」といった意味であろうが、いちおう逐語訳の形にしておいた。  
                       
                       
                       
    215-5.                
     Vāceti khippaṃ na ciraṃ kilissati.  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      Vāceti  vac 使 説かせる、誦せしむ、教える  
      語根 品詞 語基 意味  
      khippaṃ    a 副対 速疾に  
      na    不変 ない  
      ciraṃ    a 副対 久しく  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      kilissati. kliṣ 染まる、汚れる、ぬれる  
    訳文                
     ♪速やかに教えて、久しく〔疲労に〕まみれなかった。  
    メモ                
     ・214-2.では「まみれる」は複数形であったため、おそらく主語は教わる側の人々であったが、ここでは単数形なので教える側なのであろう。  
                       
                       
                       
    215-6.                
     ‘‘Taṃ kammaṃ katvā kusalaṃ sukhudrayaṃ [sukhindriyaṃ (ka.)],  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Taṃ    代的 それ  
      kammaṃ  kṛ an  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      katvā  kṛ なす  
      語根 品詞 語基 意味  
      kusalaṃ    a 善き  
      sukha    名形 a 依(対)  
      udrayaṃ,   a 生ずる、結果する  
    訳文                
     ♪その、楽を生ずる善業をなして、  
                       
                       
                       
    215-7.                
     Jaṅghā manuññā labhate susaṇṭhitā;  
      語根 品詞 語基 意味  
      Jaṅghā    ā すね  
      manuññā    a 快適の、美しい  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      labhate  labh 得る  
      語根 品詞 語基 意味  
      susaṇṭhitā; su-saṃ-sthā 過分 a よく定立した、よく樹立した  
    訳文                
     ♪美しく、よく定立したすねを得る。  
                       
                       
                       
    215-8.                
     Vaṭṭā sujātā anupubbamuggatā,  
      語根 品詞 語基 意味  
      Vaṭṭā  vṛt 名形 a 中→女 輪転の  
      sujātā  su-jan 過分 a よく生じた  
      anupubbam    代的 副対 次第に  
      uggatā, ud-gam 過分 a 上昇した  
    訳文                
     ♪螺旋に生じ、次第に上昇したような、  
    メモ                
     ・これは、直接「すね」Jaṅghāにかかるのでなく、有財釈でそれへの形容詞を形成している次文の「毛」lomāにかかったものと思われる。  
                       
                       
                       
    215-9.                
     Uddhaggalomā sukhumattacotthatā.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Uddhagga    a 有(持) 竪立せる、優れた、高い  
      lomā    an 中→女  
      sukhuma    名形 a 精細の  
      taco    as 依(具) 皮、皮膚  
      otthatā. ava-stṛ 過分 a 覆われた  
    訳文                
     ♪逆立った毛があり、精細な皮膚に覆われた〔すねを〕。  
                       
                       
                       
    215-10.                
     ‘‘Eṇeyyajaṅghoti tamāhu puggalaṃ,  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Eṇeyya    a 有(属) 羚羊  
      jaṅgho    ā 女→男 すね  
      ti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      tam    代的 それ、彼  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      āhu  ah いう  
      語根 品詞 語基 意味  
      puggalaṃ,   a 人、個人  
    訳文                
     ♪その人を『羚羊のすねの者』という。  
                       
                       
                       
    215-11.                
     Sampattiyā khippamidhāhu [khippamidāhu (?)] lakkhaṇaṃ;  
      語根 品詞 語基 意味  
      Sampattiyā  pam-pra-āp i 得達、成就  
      khippam    a 副対 速疾に  
      idha    不変 ここに、この世で、いま、さて  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ahu  bhū なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      lakkhaṇaṃ;   a 相、特徴  
    訳文                
     ♪〔彼には〕この世での速やかな成就の相あり。  
    メモ                
     ・これも構文解釈に悩んだ。他の解釈の余地が大いにある。  
                       
                       
                       
    215-12.                
     Gehānulomāni yadābhikaṅkhati,  
      語根 品詞 語基 意味  
      Geha    a 依(処) 家、在家  
      anulomāni    a 順の、随順の  
      yadā    不変 〜の時  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      abhikaṅkhati, abhi-kāṅkṣ 期待する、欲求する  
    訳文                
     ♪彼が、在家〔の価値基準〕に随順する物事を願えば、  
                       
                       
                       
    215-13.                
     Apabbajaṃ khippamidhādhigacchati [khippamidādhigacchati (?)].  
      語根 品詞 語基 意味  
      Apabbajaṃ  a-pra-vraj 現分 ant 出家しない  
      khippam    a 副対 速疾に  
      idha    不変 ここに、この世で、いま、さて  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      adhigacchati. adhi-gam 到達する、証得する  
    訳文                
     ♪出家せぬままに、速やかにこの世で得達する。  
                       
                       
                       
    215-14.                
     ‘‘Sace ca pabbajjamupeti tādiso,  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Sace    不変 もし  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      pabbajjam  pra-vraj ā 出家、出家生活  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      upeti  upa-i 近づく、到る  
      語根 品詞 語基 意味  
      tādiso,   a その如き、そのような  
    訳文                
     ♪またもし、このような者が出家へと到ったならば、  
                       
                       
                       
    215-15.                
     Nekkhammachandābhirato vicakkhaṇo;  
      語根 品詞 語基 意味  
      Nekkhamma  nir-kram a 依(属) 出離、離欲(連続体より)  
      chanda    a 依(具) 欲、志欲、意欲  
      abhirato  abhi-ram 過分 a 大いに喜んだ  
      vicakkhaṇo;   a 明眼ある、明察の  
    訳文                
     ♪出離の志欲によって喜び、明眼あるものとなる。  
                       
                       
                       
    215-16.                
     Anucchavikassa yadānulomikaṃ,  
      語根 品詞 語基 意味  
      Anucchavikassa    a 随皮の、相応の、適当な  
      yadā    不変 〜の時  
      anulomikaṃ,   a 随順の、適応した  
    訳文                
     ♪相応しい者に適切なことがあるとき、  
                       
                       
                       
    215-17.                
     Taṃ vindati khippamanomavikkamo [nikkamo (sī. syā. pī.)]’’ti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Taṃ    代的 それ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vindati  vid 知る  
      語根 品詞 語基 意味  
      khippam    a 副対 速疾に  
      anoma    a 有(持) 最上の  
      vikkamo’’  vi-kram a 遊歩、勇猛  
      ti.   不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     ♪最上の勇猛ある者は、速やかにそれを知る。  
                       
                       
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