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    Reṇurājaāmantanā    
      語根 品詞 語基 意味    
      Reṇu    u 人名、レーヌ    
      rāja    an 依(与)    
      āmantanā   ā 呼びかけ、相談    
    訳文                  
     【レーヌ王への呼びかけ】    
                         
                         
                         
    321-1.                  
     321. ‘‘Atha kho, bho, mahāgovindo brāhmaṇo yena reṇu rājā tenupasaṅkami;     
      語根 品詞 語基 意味    
      ‘‘Atha    不変 ときに、また、そこに    
      kho,    不変 じつに、たしかに    
      bho,  bhū 名現分 ant(特) 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお    
      mahāgovindo    a 人名、マハーゴーヴィンダ    
      brāhmaṇo  bṛh a 婆羅門    
      yena    代的 (関係代名詞、〜tenaで「〜の所に」)    
      reṇu    u 人名、レーヌ    
      rājā    an    
      tena    代的 それ、彼、それによって、それゆえ    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      upasaṅkami;  upa-saṃ-kram 近づいた    
    訳文                  
     友等よ、ときに、マハーゴーヴィンダ婆羅門は、レーヌ王のもとへ近づきました。    
                         
                         
                         
    321-2.                  
     upasaṅkamitvā reṇuṃ rājānaṃ etadavoca –     
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      upasaṅkamitvā  upa-saṃ-kram 近づく    
      語根 品詞 語基 意味    
      reṇuṃ    u 人名、レーヌ    
      rājānaṃ    an    
      etad    代的 これ    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      avoca –  vac いう    
    訳文                  
     近づいて、レーヌ王へこういいました。    
                         
                         
                         
    321-3.                  
     ‘‘aññaṃ dāni bhavaṃ purohitaṃ pariyesatu, yo bhoto rajjaṃ anusāsissati.     
      語根 品詞 語基 意味    
      ‘‘aññaṃ    代的 別の    
      dāni    不変 いま、いまや    
      bhavaṃ  bhū 名現分 ant(特) 尊師、尊者    
      purohitaṃ    a 輔相、帝師、司祭    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      pariyesatu,  pari-iṣ 遍求する    
      語根 品詞 語基 意味    
      yo    代的 (関係代名詞)    
      bhoto  bhū 名現分 ant(特) 尊師、尊者    
      rajjaṃ    a 王国、王位、王権、統治    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      anusāsissati.  anu-śās 訓誡する、教誡する    
    訳文                  
     いまや、尊き方は、尊き方のために統治を教誡するような、別の輔相を広くお求め下さい。    
                         
                         
                         
    321-4.                  
     Icchāmahaṃ, bho, agārasmā anagāriyaṃ pabbajituṃ.     
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      Icchāmi  iṣ 求める、欲する    
      語根 品詞 語基 意味    
      ahaṃ,    代的    
      bho,  bhū 名現分 ant(特) 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお    
      agārasmā    a 家、舎、家屋、俗家    
      anagāriyaṃ    a 非家の    
      pabbajituṃ.  pra-vraj 不定 出家すること    
    訳文                  
     尊き方よ、私は、在家より非家へと出家することを望みます。    
                         
                         
                         
    321-5.                  
     Yathā kho pana me sutaṃ brahmuno āmagandhe bhāsamānassa, te na sunimmadayā agāraṃ ajjhāvasatā.     
      語根 品詞 語基 意味    
      Yathā    不変 〜のごとくに、〜のように    
      kho    不変 じつに、たしかに    
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて    
      me    代的    
      sutaṃ  śru 名過分 a 聞かれた    
      brahmuno  bṛh 名形 an(特) 属絶 梵天    
      āma    a 生の、加工していない    
      gandhe    a 香 →臭穢、生臭    
      bhāsamānassa,  bhāṣ 現分 a 属絶 語る    
      te    代的 それら、彼ら    
      na    不変 ない    
      sunimmadayā  su-ni-mṛd 未分 a 制圧しやすい    
      agāraṃ    a 家、在家    
      ajjhāvasatā.  adhi-ā-vas 現分 ant 住する    
    訳文                  
     じつに私は、臭穢に関して梵天が語るのを聞きましたが、それらは、在家に住する者によっては、制圧することは容易ではありません。    
                         
                         
                         
    321-6.                  
     Pabbajissāmahaṃ, bho, agārasmā anagāriya’’nti.    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      Pabbajissāmi  pra-vraj 出家する    
      語根 品詞 語基 意味    
      ahaṃ,    代的    
      bho,  bhū 名現分 ant(特) 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお    
      agārasmā    a 家、舎、家屋、俗家    
      anagāriya’’n    a 非家の    
      ti.   不変 と、といって、かく、このように、ゆえに    
    訳文                  
     尊き方よ、私は、在家より非家へと出家いたしますと。    
                         
                         
                         
    321-7.                  
     ‘‘Āmantayāmi rājānaṃ, reṇuṃ bhūmipatiṃ ahaṃ;    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      ‘‘Āmantayāmi    呼びかける    
      語根 品詞 語基 意味    
      rājānaṃ,    an    
      reṇuṃ    u 人名、レーヌ    
      bhūmi   i 依(属) 大地    
      patiṃ    i 主、主人    
      ahaṃ;   代的    
    訳文                  
     ♪大地の主たるレーヌ王へ、私は呼びかける。    
                         
                         
                         
    321-8.                  
     Tvaṃ pajānassu rajjena, nāhaṃ porohicce rame’’.    
      語根 品詞 語基 意味    
      Tvaṃ    代的 あなた    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      pajānassu  pra-jñā 知る    
      語根 品詞 語基 意味    
      rajjena,    a 王国、王位、王権、統治    
      na    不変 ない    
      ahaṃ    代的    
      porohicce    a 輔相、司祭    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      rame’’. ram 楽しむ    
    訳文                  
     ♪あなたは王位と共に知りたまえ。〔もはや〕私は輔相〔の地位〕において楽しまない    
                         
                         
                         
    321-9.                  
     ‘‘Sace te ūnaṃ kāmehi, ahaṃ paripūrayāmi te;    
      語根 品詞 語基 意味    
      ‘‘Sace    不変 もし    
      te    代的 あなた    
      ūnaṃ    a 不足した、欠いた    
      kāmehi,    a 男中    
      ahaṃ    代的    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      paripūrayāmi  pari-pṛ 使 完全とさせる、満たさせる    
      語根 品詞 語基 意味    
      te;   代的 あなた    
    訳文                  
     ♪もし、あなたに諸々の欲楽による不足があるのなら、私はあなたのため、満たさせよう。    
    メモ                  
     ・二番目のteは諸欲を指示する「それらを」かもしれない。    
                         
                         
                         
    321-10.                  
     Yo taṃ hiṃsati vāremi, bhūmisenāpati ahaṃ;    
      語根 品詞 語基 意味    
      Yo    代的 (関係代名詞)    
      taṃ    代的 あなた    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      hiṃsati  hiṃs 害す、殺す    
      vāremi,  vṛ 使 防ぐ、妨げる    
      語根 品詞 語基 意味    
      bhūmi    i 依(処) 大地    
      senā    ā 依(属) 軍隊    
      pati    i 主、主人    
      ahaṃ;   代的    
    訳文                  
     ♪あなたを害するような者があれば、大地における軍勢の主たる私が防ごう。    
                         
                         
                         
    321-11.                  
     Tuvaṃ pitā ahaṃ putto, mā no govinda pājahi’’ [pājehi (aṭṭhakathāyaṃ saṃvaṇṇitapāṭhantaraṃ)].    
      語根 品詞 語基 意味    
      Tuvaṃ    代的 あなた    
      pitā    ar    
      ahaṃ    代的    
      putto,    a 息子    
          不変 なかれ    
      no    代的 私たち    
      govinda    ar 人名、ゴーヴィンダ    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      pājahi’’. pra-hā 捨てる    
    訳文                  
     ♪あなたは父であり、私は子である。ゴーヴィンダよ、我々を捨てたもうな    
                         
                         
                         
    321-12.                  
     ‘‘Namatthi ūnaṃ kāmehi, hiṃsitā me na vijjati;    
      語根 品詞 語基 意味    
      ‘‘Na    不変 ない    
      me    代的    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      atthi  as ある、なる    
      語根 品詞 語基 意味    
      ūnaṃ    a 不足した、欠いた    
      kāmehi,    a 男中    
      hiṃsitā  hiṃs ar 殺害者    
      me    代的    
      na    不変 ない    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      vijjati; vid 受 見出される、認められる、存在する    
    訳文                  
     ♪私には、諸々の欲楽による不足はないし、私を害する者も存在しない。    
    メモ                  
     ・Na-me-atthiとしたが、あるいは代名詞naṃNam-atthiであるかもしれない。    
                         
                         
                         
    321-13.                  
     Amanussavaco sutvā, tasmāhaṃ na gahe rame’’.    
      語根 品詞 語基 意味    
      Amanussa    a 依(属) 非人間    
      vaco  vac as 言葉、語    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      sutvā,  śru 聞く    
      語根 品詞 語基 意味    
      tasmā    代的 それ、彼    
      ahaṃ    代的    
      na    不変 ない    
      gahe    a    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      rame’’. ram 楽しむ    
    訳文                  
     ♪人ならざる者の言葉を聞いて、それゆえ私は家において楽しまないのである    
                         
                         
                         
    321-14.                  
     ‘‘Amanusso kathaṃvaṇṇo, kiṃ te atthaṃ abhāsatha;    
      語根 品詞 語基 意味    
      ‘‘Amanusso    a 非人間    
      kathaṃ    不変 いかに、なぜに    
      vaṇṇo,    a 色、容色    
      kiṃ    代的    
      te    代的 あなた    
      atthaṃ    a 男中 義、利益、道理、意味、必要    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      abhāsatha; bhāṣ 語る    
    訳文                  
     ♪人ならざる者は、どのような姿で、あなたに何事を語ったのか。    
                         
                         
                         
    321-15.                  
     Yañca sutvā jahāsi no, gehe amhe ca kevalī’’.    
      語根 品詞 語基 意味    
      Yañ    代的 (関係代名詞)    
      ca    不変 と、また、そして、しかし    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      sutvā  śru 聞く    
      jahāsi  捨てる    
      語根 品詞 語基 意味    
      no,    代的 私たち    
      gehe    a 中(男)    
      amhe    代的 私たち    
      ca    不変 と、また、そして、しかし    
      kevalī’’.   in 純一の、完全の    
    訳文                  
     ♪それを聞いて、あなたが我々の家々と、我々すべてを捨ててしまうような    
    メモ                  
     ・VRI版のカンマの位置には従わず、nogaheにかかるものとみた。    
                         
                         
                         
    321-16.                  
     ‘‘Upavutthassa me pubbe, yiṭṭhukāmassa me sato;    
      語根 品詞 語基 意味    
      ‘‘Upavutthassa  upa-vas 過分 a 属絶 布薩をなした    
      me    代的 属絶    
      pubbe,    代的 前に、先に、昔に    
      yiṭṭhu  yaj 不定 供養すること    
      kāmassa    a 男中 属絶    
      me    代的 属絶    
      sato; as 現分 ant 属絶 ある、なる    
    訳文                  
     ♪さきに、私が布薩へ入り、私が供養をなさんとしたとき、    
                         
                         
                         
    321-17.                  
     Aggi pajjalito āsi, kusapattaparitthato’’.    
      語根 品詞 語基 意味    
      Aggi    i    
      pajjalito  pra-jval 過分 a 輝く、燃える    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      āsi,  as ある、なる    
      語根 品詞 語基 意味    
      kusa    a 依(属) 草、茅、吉祥草    
      patta    a 依(具)    
      paritthato’’. pari-kṛ? 過分 a 用意された、飾られたparikkhatoの異体?    
    訳文                  
     ♪〔供物を投ずる〕火が燃え、〔供物を置く〕吉祥草の葉が用意されていた。    
    メモ                  
     ・paritthatoを諸訳は「敷く」と訳すが、辞書類にはこの語は見つけられなかった。ここではparikkhatoの誤記あるいは異体として訳した。    
                         
                         
                         
    321-18.                  
     ‘‘Tato me brahmā pāturahu, brahmalokā sanantano;    
      語根 品詞 語基 意味    
      ‘‘Tato    不変 それより、それゆえ、その後    
      me    代的    
      brahmā  bṛh 名形 an(特) 梵天    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      pāturahu,  bhū 顕現する    
      語根 品詞 語基 意味    
      brahma  bṛh 名形 an(特) 依(属) 梵天    
      lokā    a 世、世界、世間    
      sanantano;   a 神名、サナンタナ(「昔から、永遠の」)    
    訳文                  
     ♪すると、梵天サナンタナが、梵天界より、私の〔前に〕顕現した。    
                         
                         
                         
    321-19.                  
     So me pañhaṃ viyākāsi, taṃ sutvā na gahe rame’’.    
      語根 品詞 語基 意味    
      So    代的 それ、彼    
      me    代的    
      pañhaṃ    a 問い    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      viyākāsi,  vi-ā-kṛ 解答する    
      語根 品詞 語基 意味    
      taṃ    代的 それ    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      sutvā  śru 聞く    
      語根 品詞 語基 意味    
      na    不変 ない    
      gahe    a    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      rame’’. ram 楽しむ    
    訳文                  
     ♪彼は私の問いへ解答した。それを聞いて、私は家を楽しまない〔ようになった〕    
                         
                         
                         
    321-20.                  
     ‘‘Saddahāmi ahaṃ bhoto, yaṃ tvaṃ govinda bhāsasi;    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      ‘‘Saddahāmi  śrad-dhā 信ずる    
      語根 品詞 語基 意味    
      ahaṃ    代的    
      bhoto,  bhū 名現分 ant(特) 尊師、尊者    
      yaṃ    代的 (関係代名詞)    
      tvaṃ    代的 あなた    
      govinda    a 人名、ゴーヴィンダ    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      bhāsasi; bhāṣ 語る    
    訳文                  
     ♪ゴーヴィンダよ、尊者の〔言葉を〕、あなたが語ったそのことを、私は信じる。    
                         
                         
                         
    321-21.                  
     Amanussavaco sutvā, kathaṃ vattetha aññathā.    
      語根 品詞 語基 意味    
      Amanussa    a 依(属) 非人間    
      vaco  vac as 言葉、語    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      sutvā,  śru 聞く    
      語根 品詞 語基 意味    
      kathaṃ    不変 いかに、なぜに    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      vattetha  vṛt 使 転起させる、遂行する    
      語根 品詞 語基 意味    
      aññathā.   不変 他の方法で、異なって    
    訳文                  
     ♪人ならざる者の言葉を聞いて、他になしようがあるだろうか。    
                         
                         
                         
    321-22.                  
     ‘‘Te taṃ anuvattissāma, satthā govinda no bhavaṃ;    
      語根 品詞 語基 意味    
      ‘‘Te    代的 あなた    
      taṃ    代的 それ    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      anuvattissāma,  anu-vṛt 随起する、随従する、実行する    
      語根 品詞 語基 意味    
      satthā  śās ar    
      govinda    a 人名、ゴーヴィンダ    
      no    代的 私たち    
      bhavaṃ; bhū ant 尊師、尊者    
    訳文                  
     ♪ゴーヴィンダよ、あなたの〔いう〕それへ、我々は随順しよう。尊者は我々の師である。    
                         
                         
                         
    321-23.                  
     Maṇi yathā veḷuriyo, akāco vimalo subho;    
      語根 品詞 語基 意味    
      Maṇi    i 摩尼、宝珠    
      yathā    不変 〜のごとくに、〜のように    
      veḷuriyo,    a 中(男) 瑠璃    
      akāco    a 汚れのない、清い    
      vimalo    a 離垢の、浄い    
      subho;   名形 a 中→男 清浄の、美しい    
    訳文                  
     ♪汚れなく、清く、美しい瑠璃の宝珠のごとく、    
                         
                         
                         
    321-24.                  
     Evaṃ suddhā carissāma, govindassānusāsane’’ti.    
      語根 品詞 語基 意味    
      Evaṃ    不変 このように、かくの如き    
      suddhā    a 清い、清浄の、純粋の    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      carissāma,  car 行く、行ずる    
      語根 品詞 語基 意味    
      govindassa    a 人名、ゴーヴィンダ    
      anusāsane’’    a 教誡、教示    
      ti.   不変 と、といって、かく、このように、ゆえに    
    訳文                  
     ♪そのように清浄な者たちとして、我々はゴーヴィンダの教示を行じよう。    
                         
                         
                         
    321-25.                  
     ‘‘‘Sace bhavaṃ govindo agārasmā anagāriyaṃ pabbajissati, mayampi agārasmā anagāriyaṃ pabbajissāma.     
      語根 品詞 語基 意味    
      ‘‘‘Sace    不変 もし    
      bhavaṃ  bhū 名現分 ant(特) 尊師、尊者    
      govindo    a 人名、ゴーヴィンダ    
      agārasmā    a 家、舎、家屋、俗家    
      anagāriyaṃ    a 非家の    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      pabbajissati,  pra-vraj 出家する、遁世する    
      語根 品詞 語基 意味    
      mayam    代的 私たち    
      pi    不変 〜もまた、けれども、たとえ    
      agārasmā    a 家、舎、家屋、俗家    
      anagāriyaṃ    a 非家の    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      pabbajissāma.  pra-vraj 出家する、遁世する    
    訳文                  
     もしも尊者ゴーヴィンダが在家から非家へと出家するのならば、我々もまた、在家から非家へと出家しましょう。    
                         
                         
                         
    321-26.                  
     Atha yā te gati, sā no gati bhavissatī’’ti.     
      語根 品詞 語基 意味    
      Atha    不変 ときに、また、そこに    
          代的 (関係代名詞)    
      te    代的 あなた    
      gati,    i 趣、行方、死去    
          代的 それ、彼女    
      no    代的 私たち    
      gati    i 趣、行方、死去    
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味    
      bhavissatī’’  bhū ある、なる    
      語根 品詞 語基 意味    
      ti.    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに    
    訳文                  
     そして、あなたの行くところが、我々の行くところとなるでしょう    
                         
                         
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