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　308-1151. ‘‘Rāgassa, bhikkhave, pariññāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

‘‘Rāgassa,

raj

名

男

単

属

貪欲、染

bhikkhave,

bhikṣ

名

男

複

呼

比丘

pariññāya…

pari-jñā

名

女

単

与

遍知、暁了、知悉

訳文

　（第六経～第一一五二経）「比丘たちよ、貪欲の遍知のため……

メモ

　・本品は、貪欲などが17、遍知などが10、前経までででた五法の種類が5で、その組み合わせにより計850経となる（よってVRI版の表記とは異なり、最後の経の番号は1152となるように思われる）。ここにはその第六経からをおさめる。

308-2.

　parikkhayāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

parikkhayāya…

pari-kṣi

名

男

単

与

遍尽、尽滅

訳文

　遍尽のため……

308-3.

　pahānāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

pahānāya…

pra-hā

名

中

単

与

捨断

訳文

　捨断のため……

308-4.

　khayāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

khayāya…

kṣi

名

男

単

与

滅尽

訳文

　尽滅のため……

308-5.

　vayāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

vayāya…

名

男

単

与

衰亡、消滅、壊

訳文

　消滅のため……

308-6.

　virāgāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

virāgāya…

名

男

単

与

離貧、離、遠離、離欲、離貧者

訳文

　消失のため……

308-7.

　nirodhāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

nirodhāya…

ni-rudh　受

名

男

単

与

滅、滅尽

訳文

　滅尽のため……

308-8.

　cāgāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

cāgāya…

tyaj

名

中

単

与

施捨、棄捨

訳文

　捨棄のため……

308-9.

　paṭinissaggāya pañca dhammā bhāvetabbā.

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

paṭinissaggāya

prati-ni-sṛj

名

男

単

与

捨遺、捨離

pañca

数

特

‐

複

主

五

dhammā

dhṛ

名

男中

複

主

法

bhāvetabbā.

bhū　使

未分

男

複

主

修習されるべき

訳文

　……捨離のため、これら五つの法が修習されるべきです。

308-10.

　Dosassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Dosassa…

名

男

単

属

瞋恚

訳文

　瞋恚の……

308-11.

　mohassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

mohassa…

名

男

単

属

痴愚

訳文

　愚痴の……

308-12.

　kodhassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

kodhassa…

krudh

名

男

単

属

忿怒

訳文

　忿の……

308-13.

　upanāhassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

upanāhassa…

upa-nah

名

男

単

属

恨、怨恨

訳文

　恨の……

308-14.

　makkhassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

makkhassa…

mṛkṣ

名

男

単

属

覆、偽善

訳文

　覆の……

308-15.

　paḷāsassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

paḷāsassa…

名

男

単

属

悩、悩害

訳文

　悩の……

308-16.

　issāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

issāya…

名

女

単

属

嫉、嫉妬

訳文

　嫉の……

308-17.

　macchariyassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

macchariyassa…

名

中

単

属

物惜しみ、慳

訳文

　慳の……

308-18.

　māyāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

māyāya…

名

女

単

属

幻、幻術

訳文

　誑の……

308-19.

　sāṭheyyassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

sāṭheyyassa…

名

中

単

属

諂、へつらい

訳文

　諂の……

308-20.

　thambhassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

thambhassa…

名

男

単

属

傲慢、強情、頑迷

訳文

　傲の……

308-21.

　sārambhassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

sārambhassa…

rabh

名

男

単

属

激情、憤激

訳文

　憤の……

308-22.

　mānassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

mānassa…

man

名

男

単

属

慢、慢心、驕慢

訳文

　慢の……

308-23.

　atimānassa …

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

atimānassa …

ati-man

名

男

単

属

過慢

訳文

　過慢の……

308-24.

　madassa…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

madassa…

mad

名

男

単

属

驕慢、慢心

訳文

　驕の……

308-25.

　pamādassa abhiññāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

pamādassa

pra-mad

名

男

単

属

放逸

abhiññāya…

abhi-jñā

名

女

単

与

神通、証知

訳文

　放逸の証知のため……

308-26.

　pariññāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

pariññāya…

pari-jñā

名

女

単

与

遍知、暁了、知悉

訳文

　遍知のため……

308-27.

　parikkhayāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

parikkhayāya…

pari-kṣi

名

男

単

与

遍尽、尽滅

訳文

　遍尽のため……

308-28.

　pahānāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

pahānāya…

pra-hā

名

中

単

与

捨断

訳文

　捨断のため……

308-29.

　khayāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

khayāya…

kṣi

名

男

単

与

滅尽

訳文

　尽滅のため……

308-30.

　vayāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

vayāya…

名

男

単

与

衰亡、消滅、壊

訳文

　消滅のため……

308-31.

　virāgāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

virāgāya…

名

男

単

与

離貧、離、遠離、離欲、離貧者

訳文

　消失のため……

308-32.

　nirodhāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

nirodhāya…

ni-rudh　受

名

男

単

与

滅、滅尽

訳文

　滅尽のため……

308-33.

　cāgāya…

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

cāgāya…

tyaj

名

中

単

与

施捨、棄捨

訳文

　捨棄のため……

308-34.

　paṭinissaggāya pañca dhammā bhāvetabbā.

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

paṭinissaggāya

prati-ni-sṛj

名

男

単

与

捨遺、捨離

pañca

数

特

‐

複

主

五

dhammā

dhṛ

名

男中

複

主

法

bhāvetabbā.

bhū　使

未分

男

複

主

修習されるべき

訳文

　……捨離のため、これら五つの法が修習されるべきです。

308-35.

　‘‘Katame pañca?

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

‘‘Katame

形

代的

男

複

主

いずれの、どちらの

pañca?

数

特

‐

複

主

五

訳文

　いかなる五か。

308-36.

　Saddhābalaṃ, vīriyabalaṃ, satibalaṃ, samādhibalaṃ, paññābalaṃ –

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Saddhā

śrad-dhā

名

女

依（属）

信

balaṃ,

名形

中

単

主

力、軍勢

vīriya

名

中

依（属）

精進

balaṃ,

名形

中

単

主

力、軍勢

sati

smṛ

名

女

依（属）

念、憶念、正念

balaṃ,

名形

中

単

主

力、軍勢

samādhi

saṃ-ā-dhā

名

男

依（属）

定、三昧、精神統一

balaṃ,

名形

中

単

主

力、軍勢

paññā

pra-jñā

名

女

依（属）

智慧、般若

balaṃ –

名形

中

単

主

力、軍勢

訳文

　信力、勤力、念力、定力、慧力です。

308-37.

　pamādassa, bhikkhave, paṭinissaggāya ime pañca dhammā bhāvetabbā’’ti.

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

pamādassa,

pra-mad

名

男

単

属

放逸

bhikkhave,

bhikṣ

名

男

複

呼

比丘

paṭinissaggāya

prati-ni-sṛj

名

男

単

与

捨遺、捨離

ime

代

代的

男

複

主

これら

pañca

数

特

‐

複

主

五

dhammā

dhṛ

名

男中

複

主

法

bhāvetabbā’’

bhū　使

未分

男

複

主

修習されるべき

ti.

不変

‐

と、といって、かく、このように、ゆえに

訳文

　比丘たちよ、放逸の捨離のため、これら五つの法が修習されるべきです」

　Rāgapeyyālaṃ niṭṭhitaṃ.

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Rāga

raj

名

男

依（属）

貪、貪欲、染

peyyālaṃ

名

中

単

主

略、中略

niṭṭhitaṃ.

nih-sthā

過分

中

単

主

完了した、終わった

訳文

　「貪略〔品〕」おわり。

　Tassuddānaṃ –

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Tassa

代

代的

男

単

属

それ、彼

uddānaṃ –

ud-dā

名

中

単

主

摂頌

訳文

　その摂頌は、

　Abhiññāya pariññāya parikkhayāya,

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Abhiññāya

abhi-jñā

名

女

単

与

神通、証知

pariññāya

pari-jñā

名

女

単

与

遍知、暁了、知悉

parikkhayāya,

pari-kṣi

名

男

単

与

遍尽、尽滅

訳文

　♪放逸、遍知、遍尽、

　Pahānāya khayāya vayena ca;

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Pahānāya

pra-hā

名

中

単

与

捨断

khayāya

kṣi

名

男

単

与

滅尽

vayena

名

男

単

具

衰亡、消滅、壊

ca;

不変

‐

と、また、そして、しかし

訳文

　♪捨断、尽滅、消滅、

　Virāganirodhā cāgañca,

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Virāga

vi-raj

名

男

相

離貪、遠離

nirodhā

ni-rudh　受

名

男

複

主

滅、滅尽

cāgañ

tyaj

名

中

単

主

捨、施捨

ca,

不変

‐

と、また、そして、しかし

訳文

　♪消失、滅尽、捨棄、

　Paṭinissaggo ime dasāti.

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Paṭinissaggo

prati-ni-sṛj

名

男

単

主

捨遺、捨離、定棄

ime

代

代的

男

複

主

これら

dasā

数

特

‐

複

主

十

ti.

不変

‐

と、といって、かく、このように、ゆえに

訳文

　♪捨離、これら十〔と他の要素の組み合わせによる八五〇経〕である。

　Pañcakanipāto niṭṭhito.

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Pañcaka

形

‐

持

五つの、五法の

nipāto

ni-pat

名

男

単

主

落下、効果、不変化辞、集篇

niṭṭhito.

nih-sthā

過分

男

単

主

完了した、終わった

訳文

　「五集」おわり。

　Tatridaṃ vagguddānaṃ –

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Tatra

不変

‐

そこで、そこに、そのとき、そのなかで

idaṃ

代

代的

中

単

主

これ

vagga

名

男

依（属）

章、品

uddānaṃ –

ud-dā

名

中

単

主

摂頌

訳文

　それについて、これが品の摂頌である。

　Sekhabalaṃ balañceva, pañcaṅgikañca sumanaṃ;

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Sekha

śikṣ

名

男

依（与）

有学、学人

balaṃ

名形

中

単

主

力、軍勢

balañ

名形

中

単

主

力、軍勢

不変

‐

と、また、そして、しかし

eva,

不変

‐

まさに、のみ、じつに

pañca

数

特

‐

有（帯）

五

aṅgikañ

形

中

単

主

支分ある

不変

‐

と、また、そして、しかし

sumanaṃ;

名

女（中）

単

主

人名、スマナー

訳文

　♪「有学力〔品〕」、「力〔品〕」、「五支〔品〕」、「スマナー〔品〕」、

　Muṇḍanīvaraṇañca saññañca, yodhājīvañca aṭṭhamaṃ;

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Muṇḍa

名

男

相

人名、ムンダ

nīvaraṇañ

名

男中

単

主

蓋

不変

‐

と、また、そして、しかし

saññañ

saṃ-jñā

名

女（中）

単

主

想、想念、概念、表象

ca,

不変

‐

と、また、そして、しかし

yodha

名

男

有（持）

戦士

ājīvañ

ā-jīv

名

男（中）

単

主

活命、命、生活

不変

‐

と、また、そして、しかし

aṭṭhamaṃ;

形

中

単

主

第八の

訳文

　♪「ムンダ〔王品〕」、「蓋〔品〕」、「想〔品〕」、第八に「戦士〔品〕」、

　Theraṃ kakudhaphāsuñca, andhakavindadvādasaṃ;

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Theraṃ

名

男（中）

単

主

長老、上座

kakudha

名

男（中）

相

固有名詞、カクダ

phāsuñ

形

中

単

主

安楽な、安穏な、愉快な

ca,

不変

‐

と、また、そして、しかし

andhakavinda

名

男中

持

地名、アンダカヴィンダ

dvādasaṃ;

数

特

中

単

主

十二

訳文

　♪「長老〔品〕」、「カクダ〔品〕」、「安〔住品〕」、〔第〕十二に「アンダカヴィンダ〔品〕」、

メモ

　・本来dvādasamaṃであるべきであろう。

　Gilānarājatikaṇḍaṃ, saddhammāghātupāsakaṃ;

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Gilāna

形

‐

相

病んだ、病人

rāja

名

男

相

王

tikaṇḍaṃ,

名？

中

単

主

地名、ティカンダキンの略か

saddhamma

sa-dhṛ

名

男

相

正法

āghāta

名

男

相

瞋恚、瞋害、害心

upāsakaṃ;

upa-ās

名

男（中）

単

主

優婆塞

訳文

　♪「病者〔品〕」、「王〔品〕」、「ティカンダ〔キン品〕」、「正法〔品〕」、「優婆塞〔品〕」、

　Araññabrāhmaṇañceva, kimilakkosakaṃ tathā;

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Arañña

名

中

相

林野、閑林

brāhmaṇañ

bṛh

名

男（中）

単

主

婆羅門、司祭

不変

‐

と、また、そして、しかし

eva,

不変

‐

まさに、のみ、じつに

kimila

名

男

相

人名、キミラ

akkosakaṃ

ā-kruś

名

男（中）

単

主

悪罵者

tathā;

不変

‐

かく、その如く

訳文

　♪「林〔品〕」、「婆羅門〔品〕」、「キミラ〔品〕」、「悪罵者〔品〕」、

メモ

　・tathāは虚辞とした。

　Dīghācārāvāsikañca, duccaritūpasampadanti.

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Dīgha

形

‐

持

長い

ācāra

ā-car

名

男

相

行、正行

avāsikañ

ā-vas

形

男（中）

単

主

居住の、旧住の

ca,

不変

‐

と、また、そして、しかし

duccarita

dur-car

形

‐

相

悪行

upasampadan

upa-saṃ-pad

名

女（中）

単

主

具足、受戒

ti.

不変

‐

と、といって、かく、このように、ゆえに

訳文

　♪「長遊行〔品〕」、「居住〔品〕」、「悪行〔品〕」、「受戒〔品〕」である。

　Pañcakanipātapāḷi niṭṭhitā.

語

語根

品詞

語基

性

数

格

意味

Pañcaka

形

‐

持

五つの、五法の

nipāta

ni-pat

名

男

持

落下、効果、不変化辞、集篇

pāḷi

名

女

単

主

聖典、線

niṭṭhitā.

nih-sthā

過分

女

単

主

完了した、終わった

訳文

　「五集」なる聖典、おわり。

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