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     Ekakaṃ  
      語根 品詞 語基 意味  
      Ekakaṃ   a 一つの、単一の、一法  
                     
     【一法】  
                       
                       
                       
    303-1.                
     303. ‘‘Atthi kho, āvuso, tena bhagavatā jānatā passatā arahatā sammāsambuddhena eko dhammo sammadakkhāto.   
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ‘‘Atthi  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      āvuso,    不変 友よ  
      tena    代的 それ、彼、それによって、それゆえ  
      bhagavatā    ant 世尊  
      jānatā  jñā 現分 ant 知者、知りつつあるもの  
      passatā  paś 現分 ant 見者、見つつあるもの  
      arahatā  arh 名現分 ant 阿羅漢  
      sammā    不変 正しい  
      sambuddhena  saṃ-budh 名過分 a 等覚者  
      eko    代的  
      dhammo  dhṛ a 男中  
      sammad    不変 正しい  
      akkhāto.  ā-khyā 過分 a 告げられた、話された  
                     
     じつに友等よ、かの世尊、知者、見者、阿羅漢、正等覚者によって正しく説かれた一法があります。  
                       
                       
                       
    303-2.                
     Tattha sabbeheva saṅgāyitabbaṃ, na vivaditabbaṃ, yathayidaṃ brahmacariyaṃ addhaniyaṃ assa ciraṭṭhitikaṃ, tadassa bahujanahitāya bahujanasukhāya lokānukampāya atthāya hitāya sukhāya devamanussānaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Tattha    不変 そこで、そこに、そのとき、そのなかで  
      sabbehi    名形 代的 中→男 すべて  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
      saṅgāyitabbaṃ,  saṃ-gai 未分 a 合誦、結集されるべき  
      na    不変 ない  
      vivaditabbaṃ,  vi-vad 未分 a 論争すべき  
      yathā    不変 そのように  
      idaṃ    代的 これ  
      brahmacariyaṃ  bṛh, car a 梵行  
      addhaniyaṃ    a 長時の  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      assa  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      cira    a ひさしい  
      ṭhitikaṃ,  sthā a 住立の、存続する  
      tad    代的 それ  
      assa  同上  
      bahu    u 多く  
      jana    a 依(属) 人、人々  
      hitāya  dhā 名過分 a 有益な、利益  
      bahu    u 多く  
      jana    a 依(属) 人、人々  
      sukhāya    名形 a  
      loka    a 依(与) 世界、世間  
      anukampāya  anu-kamp ā 同情、憐愍、慈悲  
      atthāya    a 男中 義、意味、利益、道理、  
      hitāya  dhā 名過分 a 有益な、利益  
      sukhāya    名形 a  
      deva    a 天、神、王、陛下  
      manussānaṃ.    a 人間  
                     
     それに関して皆で合誦されるべきであって、論争されるべきではないのです。この梵行が長時に久しく存続するものとなり、それが多くの人々の利のため、多くの人々の楽のため、世間への憐愍のため、神々と人々の利のため、益のため、楽のためとなるように。  
                       
                       
                       
    303-3.                
     Katamo eko dhammo?   
      語根 品詞 語基 意味  
      Katamo    代的 いずれの、どちらの  
      eko    代的  
      dhammo?  dhṛ a 男中  
                     
     いかなる一法か。  
                       
                       
                       
    303-4.                
     Sabbe sattā āhāraṭṭhitikā.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sabbe    名形 代的 中→男 すべて  
      sattā    a 有情、衆生  
      āhāra  ā-hṛ a 依(具) 食、食物  
      ṭhitikā.  sthā a 存続の、住立する  
                     
     一切有情は食による存続者である。  
                       
                       
                       
    303-5.                
     Sabbe sattā saṅkhāraṭṭhitikā.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Sabbe    名形 代的 中→男 すべて  
      sattā    a 有情、衆生  
      saṅkhāra  saṃ-kṛ a 依(具) 行、為作、形成力、現象  
      ṭhitikā.  sthā a 存続の、住立する  
                     
     一切有情は行による存続者である。  
                       
                       
                       
    303-6.                
     Ayaṃ kho, āvuso, tena bhagavatā jānatā passatā arahatā sammāsambuddhena eko dhammo sammadakkhāto.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Ayaṃ    代的 これ  
       kho, āvuso, tena bhagavatā jānatā passatā arahatā sammāsambuddhena eko dhammo sammadakkhāto. (303-1.)  
                     
     じつに友等よ、これが、かの世尊、知者、見者、阿羅漢、正等覚者によって正しく説かれた一法であり、  
                       
                       
                       
    303-7.                
     Tattha sabbeheva saṅgāyitabbaṃ, na vivaditabbaṃ, yathayidaṃ brahmacariyaṃ addhaniyaṃ assa ciraṭṭhitikaṃ, tadassa bahujanahitāya bahujanasukhāya lokānukampāya atthāya hitāya sukhāya devamanussānaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tattha sabbeheva saṅgāyitabbaṃ, na vivaditabbaṃ, yathayidaṃ brahmacariyaṃ addhaniyaṃ assa ciraṭṭhitikaṃ, tadassa bahujanahitāya bahujanasukhāya lokānukampāya atthāya hitāya sukhāya devamanussānaṃ. (303-2.)  
                     
     それに関して皆で合誦されるべきであって、論争されるべきではないのです。この梵行が長時に久しく存続するものとなり、それが多くの人々の利のため、多くの人々の楽のため、世間への憐愍のため、神々と人々の利のため、益のため、楽のためとなるように。  
                       
                       
                       
     Dukaṃ  
      語根 品詞 語基 意味  
      Dukaṃ   a 二の、二法  
                     
     【二法】  
                       
                       
                       
    304-1.                
     304. ‘‘Atthi kho, āvuso, tena bhagavatā jānatā passatā arahatā sammāsambuddhena dve dhammā sammadakkhātā.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Atthi kho, āvuso, tena bhagavatā jānatā passatā arahatā sammāsambuddhena (303-1.)  
      dve     
      dhammā  dhṛ a 男中  
      sammad    不変 正しい  
      akkhātā.  ā-khyā 過分 a 告げられた、話された  
                     
     じつに友等よ、かの世尊、知者、見者、阿羅漢、正等覚者によって正しく説かれた二法があります。  
    メモ                
     ・主語は複数なのになぜか動詞は単数形である。  
                       
                       
                       
    304-2.                
     Tattha sabbeheva saṅgāyitabbaṃ, na vivaditabbaṃ, yathayidaṃ brahmacariyaṃ addhaniyaṃ assa ciraṭṭhitikaṃ, tadassa bahujanahitāya bahujanasukhāya lokānukampāya atthāya hitāya sukhāya devamanussānaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Tattha sabbeheva saṅgāyitabbaṃ, na vivaditabbaṃ, yathayidaṃ brahmacariyaṃ addhaniyaṃ assa ciraṭṭhitikaṃ, tadassa bahujanahitāya bahujanasukhāya lokānukampāya atthāya hitāya sukhāya devamanussānaṃ. (303-2.)  
                     
     それに関して皆で合誦されるべきであって、論争されるべきではないのです。この梵行が長時に久しく存続するものとなり、それが多くの人々の利のため、多くの人々の楽のため、世間への憐愍のため、神々と人々の利のため、益のため、楽のためとなるように。  
                       
                       
                       
    304-3.                
     Katame dve [dve dhammo (syā. kaṃ.) evamuparipi]?  
      語根 品詞 語基 意味  
      Katame    代的 いずれの、どちらの  
      dve?    
                     
     いかなる二か。  
                       
                       
                       
    304-4.                
     ‘‘Nāmañca rūpañca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Nāmañ    an  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      rūpañ    a  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     名と色。  
                       
                       
                       
    304-5.                
     ‘‘Avijjā ca bhavataṇhā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Avijjā  a-vid ā 無明  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      bhava  bhū a 依(属)  
      taṇhā    ā  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     無明と有愛。  
                       
                       
                       
    304-6.                
     ‘‘Bhavadiṭṭhi ca vibhavadiṭṭhi ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Bhava  bhū a 依(属)  
      diṭṭhi  dṛś i  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      vibhava  bhū a 依(属) 無有  
      diṭṭhi  dṛś i  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     有見と無有見。  
                       
                       
                       
    304-7.                
     ‘‘Ahirikañca [ahirīkañca (katthaci)] anottappañca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ahirikañ    a 無慚  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      anottappañ    a 無愧  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     無慚と無愧。  
                       
                       
                       
    304-8.                
     ‘‘Hirī ca ottappañca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Hirī    ī  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      ottappañ    a  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     慚と愧。  
                       
                       
                       
    304-9.                
     ‘‘Dovacassatā ca pāpamittatā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Dovacassatā    ā 悪言性、不受諫  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      pāpa    名形 a  
      mittatā    ā 友性  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     悪言性と悪友性。  
                       
                       
                       
    304-10.                
     ‘‘Sovacassatā ca kalyāṇamittatā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Sovacassatā    ā 善言性  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      kalyāṇa    a 善い、善巧の  
      mittatā    ā 友性  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     善言性と善友性。  
                       
                       
                       
    304-11.                
     ‘‘Āpattikusalatā ca āpattivuṭṭhānakusalatā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āpatti    i 依(属) 罪過、犯戒  
      kusalatā    ā 善巧性  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      āpatti    i 依(奪) 罪過、犯戒  
      vuṭṭhāna  vi-ud-sthā a 依(属) 出定、出起、出罪  
      kusalatā    ā 善巧性  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     罪過に関する善巧性と、罪過からの出罪に関する善巧性。  
    メモ                
     ・善巧性kusalatāを、註は「智慧」paññāや「知解、知識」pajānanāだと説明する。  
                       
                       
                       
    304-12.                
     ‘‘Samāpattikusalatā ca samāpattivuṭṭhānakusalatā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Samāpatti  saṃ-ā-pad i 依(属) 定、入定、入罪  
      kusalatā    ā 善性、善巧  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      samāpatti  saṃ-ā-pad i 依(奪) 定、入定、入罪  
      vuṭṭhāna  vi-ud-sthā a 依(属) 出定、出起、出罪  
      kusalatā    ā 善性、善巧  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     定に関する善巧性と、定からの出定に関する善巧性。  
                       
                       
                       
    304-13.                
     ‘‘Dhātukusalatā ca manasikārakusalatā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Dhātu    u 依(属) 界、要素  
      kusalatā    ā 善性、善巧  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      manasikāra  man, kṛ a 依(属) 作意、思念、注意  
      kusalatā    ā 善性、善巧  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     界に関する善巧性と、作意に関する善巧性。  
                       
                       
                       
    304-14.                
     ‘‘Āyatanakusalatā ca paṭiccasamuppādakusalatā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Āyatana    a 依(属) 処、入処  
      kusalatā    ā 善性、善巧  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      paṭiccasamuppāda  prayi-i, saṃ-ud-pad a 依(属) 縁起、因縁生起  
      kusalatā    ā 善性、善巧  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     処に関する善巧性と、縁起に関する善巧性。  
                       
                       
                       
    304-15.                
     ‘‘Ṭhānakusalatā ca aṭṭhānakusalatā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ṭhāna  sthā a 依(属) 場所、状態、理由、原因、道理  
      kusalatā    ā 善性、善巧  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      aṭṭhāna  a-sthā a 依(属) 非処、無処  
      kusalatā    ā 善性、善巧  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     原因に関する善巧性と、無因に関する善巧性。  
    メモ                
     ・註のhetupaccayāという説明から「原因」とした。  
                       
                       
                       
    304-16.                
     ‘‘Ajjavañca lajjavañca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ajjavañ    a 真っ直ぐな、正直の  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      lajjavañ  lajj a 赤面、柔和  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     正直と有恥。  
                       
                       
                       
    304-17.                
     ‘‘Khanti ca soraccañca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Khanti    i, ī 人、忍耐、忍辱、信忍  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      soraccañ    a 柔和、温雅  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     忍耐と柔和。  
                       
                       
                       
    304-18.                
     ‘‘Sākhalyañca paṭisanthāro ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Sākhalyañ    a 和順、友愛  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      paṭisanthāro  prati-saṃ-str a 歓迎、挨拶、友情  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     和順と友情。  
                       
                       
                       
    304-19.                
     ‘‘Avihiṃsā ca soceyyañca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Avihiṃsā  a-vi-hiṃs ā 不害、不殺生  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      soceyyañ  śuc a 浄行、清浄  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     不殺生と浄行。  
                       
                       
                       
    304-20.                
     ‘‘Muṭṭhassaccañca asampajaññañca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Muṭṭha  mṛṣ 過分 a 忘れた、忘却した  
      saccañ    a 真実、諦 →失念  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      asampajaññañ  a-saṃ-pra-jñā a 不正知  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     失念と不正知。  
                       
                       
                       
    304-21.                
     ‘‘Sati ca sampajaññañca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Sati  smṛ i 年、憶念、正念  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      sampajaññañ  saṃ-pra-jñā a 正知  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     正念と正知。  
                       
                       
                       
    304-22.                
     ‘‘Indriyesu aguttadvāratā ca bhojane amattaññutā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Indriyesu    a 根、感覚器官  
      agutta  a-gup 過分 a 守られない  
      dvāratā    ā 門性  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      bhojane  bhuj a 食物  
      amattaññutā  a-matta-jñā ā 適量を知らないこと  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     諸根において門が守られないことと、食物に関して適量を知らぬこと。  
                       
                       
                       
    304-23.                
     ‘‘Indriyesu guttadvāratā ca bhojane mattaññutā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Indriyesu    a 根、感覚器官  
      gutta  a-gup 過分 a 守られた  
      dvāratā    ā 門性  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      bhojane  bhuj a 食物  
      mattaññutā  matta-jñā ā 適量を知ること  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     諸根において門が守られないことと、食物に関して適量を知らぬこと。  
                       
                       
                       
    304-24.                
     ‘‘Paṭisaṅkhānabalañca [paṭisandhānabalañca (syā.)] bhāvanābalañca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Paṭisaṅkhāna  prati-saṃ-khyā a 依(属) 思択、思惟、計数  
      balañ    名形 a 強い、力  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      bhāvanā  bhū 使 ā 依(属) 修習  
      balañ    名形 a 強い、力  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     思択の力と修習の力。  
                       
                       
                       
    304-25.                
     ‘‘Satibalañca samādhibalañca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Sati  smṛ i 依(属) 年、憶念、正念  
      balañ    名形 a 強い、力  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      samādhi  saṃ-ā-dhā i 依(属) 定、三昧、精神集中  
      balañ    名形 a 強い、力  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     正念の力と三昧の力。  
                       
                       
                       
    304-26.                
     ‘‘Samatho ca vipassanā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Samatho  śam a 止、奢摩他  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      vipassanā  vi-paś ā 観、毘鉢舎那  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     止と観。  
                       
                       
                       
    304-27.                
     ‘‘Samathanimittañca paggahanimittañca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Samatha  śam a 依(属) 止、奢摩他  
      nimittañ    a 相、因相、前兆  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      paggaha  pra-grah a 依(属) 策励、精勤  
      nimittañ    a 相、因相、前兆  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     止の相と策励の相。  
                       
                       
                       
    304-28.                
     ‘‘Paggaho ca avikkhepo ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Paggaho  pra-grah a 策励、精勤  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      avikkhepo  a-vi-kṣip a 不散乱、専念  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     策励と専念。  
                       
                       
                       
    304-29.                
     ‘‘Sīlavipatti ca diṭṭhivipatti ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Sīla    a 依(属) 戒、習慣  
      vipatti    i 欠損、不幸  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      diṭṭhi  dṛś i 依(属)  
      vipatti    i 欠損、不幸  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     戒の欠損と見の欠損。  
                       
                       
                       
    304-30.                
     ‘‘Sīlasampadā ca diṭṭhisampadā ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Sīla    a 依(属) 戒、習慣  
      sampadā  sam-pad ā 具足、成就、遂行  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      diṭṭhi  dṛś i 依(属)  
      sampadā  sam-pad ā 具足、成就、遂行  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     戒の成就と見の成就。  
                       
                       
                       
    304-31.                
     ‘‘Sīlavisuddhi ca diṭṭhivisuddhi ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Sīla    a 依(属) 戒、習慣  
      visuddhi  vi-śudh i 清浄  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      diṭṭhi  dṛś i 依(属)  
      visuddhi  vi-śudh i 清浄  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     戒の清浄と見の清浄。  
                       
                       
                       
    304-32.                
     ‘‘Diṭṭhivisuddhi kho pana yathā diṭṭhissa ca padhānaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Diṭṭhi  dṛś i 依(属)  
      visuddhi  vi-śudh i 清浄  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      yathā    不変 〜のごとくに、〜のように  
      diṭṭhissa  dṛś i  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      padhānaṃ. pra-dhā a 努力、精勤  
                     
     また、見の清浄と、見のごとくの精勤。  
    メモ                
     ・diṭṭhissadiṭṭhiyāであるべきだが。  
                       
                       
                       
    304-33.                
     ‘‘Saṃvego ca saṃvejanīyesu ṭhānesu saṃviggassa ca yoniso padhānaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Saṃvego  saṃ-vij a 怖れ、感動、厭離心、宗教心  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      saṃvejanīyesu  saṃ-vij 未分 a 厭離すべき  
      ṭhānesu  sthā a 場所、状態、理由、原因、道理  
      saṃviggassa  saṃ-vij 過分 a 厭離心を起こした  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      yoniso    不変 根源より、如理に  
      padhānaṃ. pra-dhā a 努力、精勤  
                     
     厭離すべき状態に関する厭離心と、厭離心を起こした者の如理なる精勤。  
                       
                       
                       
    304-34.                
     ‘‘Asantuṭṭhitā ca kusalesu dhammesu appaṭivānitā ca padhānasmiṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Asantuṭṭhitā  saṃ-tuṣ ā 不知足性  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      kusalesu    a 男中 善き、善巧の  
      dhammesu  dhṛ a 男中  
      appaṭivānitā  a-prati-vi-nī? ā 不遮止、不退転  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      padhānasmiṃ. pra-dhā a 努力、精勤  
                     
     善法における不知足性と、精勤における不退転。  
                       
                       
                       
    304-35.                
     ‘‘Vijjā ca vimutti ca.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Vijjā  vid ā 明、智、呪、学問  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      vimutti  vi-muc i 解脱  
      ca.   不変 と、また、そして、しかし  
                     
     明智と解脱。  
                       
                       
                       
    304-36.                
     ‘‘Khayeñāṇaṃ anuppādeñāṇaṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Khaye  kṣi a 滅尽  
      ñāṇaṃ  jñā a 智、智慧  
      anuppāde  an-ud-pad a 無生  
      ñāṇaṃ. jñā a 智、智慧  
                     
     滅尽に関する智慧と、無生に関する智慧。  
                       
                       
                       
    304-37.                
     ‘‘Ime kho, āvuso, tena bhagavatā jānatā passatā arahatā sammāsambuddhena dve dhammā sammadakkhātā.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ime    代的 これら  
      kho, āvuso, tena bhagavatā jānatā passatā arahatā sammāsambuddhena dve dhammā sammadakkhātā. (304-1.)  
                     
     じつに友等よ、これらが、かの世尊、知者、見者、阿羅漢、正等覚者によって正しく説かれた二法なのです。  
                       
                       
                       
    304-38.                
     Tattha sabbeheva saṅgāyitabbaṃ, na vivaditabbaṃ, yathayidaṃ brahmacariyaṃ addhaniyaṃ assa ciraṭṭhitikaṃ, tadassa bahujanahitāya bahujanasukhāya lokānukampāya atthāya hitāya sukhāya devamanussānaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Tattha sabbeheva saṅgāyitabbaṃ, na vivaditabbaṃ, yathayidaṃ brahmacariyaṃ addhaniyaṃ assa ciraṭṭhitikaṃ, tadassa bahujanahitāya bahujanasukhāya lokānukampāya atthāya hitāya sukhāya devamanussānaṃ. (303-2.)  
                     
     それに関して皆で合誦されるべきであって、論争されるべきではないのです。この梵行が長時に久しく存続するものとなり、それが多くの人々の利のため、多くの人々の楽のため、世間への憐愍のため、神々と人々の利のため、益のため、楽のためとなるように。  
                       
                       
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