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     Abyākataṭṭhānaṃ  
      語根 品詞 語基 意味  
      Abyākata  a-vi-ā-kṛ 過分 a 解答されない  
      ṭhānaṃ sthā a 場所、状態、理由、原因、道理  
                     
     【解答されない事柄】  
                       
                       
                       
    189-1.                
     189. ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ṭhānaṃ  sthā a 場所、状態、理由、原因、道理  
      kho    不変 じつに、たしかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      etaṃ,    代的 これ  
      cunda,    a 人名、チュンダ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vijjati  vid 受 知られる  
      語根 品詞 語基 意味  
      yaṃ    代的 (関係代名詞)  
      añña    代的 他の、異なる  
      titthiyā    a 外道、異学  
      paribbājakā  pari-vraj a 遍歴行者  
      evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vadeyyuṃ –  vad いう  
                     
     またチュンダよ、異学外道の遍歴行者たちがこのように言うような、このことが知られます。  
                       
                       
                       
    189-2.                
     ‘kiṃ nu kho, āvuso, hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’nti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘kiṃ    代的 副対 何、なぜ、いかに  
      nu    不変 いったい、たぶん、〜かどうか、〜ではないか  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      āvuso,    不変 友よ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      tathāgato  tathā-(ā-)gam a 如来  
      paraṃ    代的 副対 更に、他に、超えて  
      maraṇā,  mṛ a 死 →死後に  
      idam    代的 これ  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
      saccaṃ    a 真実  
      mogham    a 空虚、無用、愚鈍  
      añña’n    代的  
      ti?    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
                     
     『友よ、如来は死後に存在する〔という〕これだけが真実であり、他は虚妄なのではないか』と。  
    メモ                
     ・如来の死後については『梵網経』ほか参照。idameva saccaṃ moghamañña’nti という言い回しは『ポッタパーダ経』にパラレル。  
                       
                       
                       
    189-3.                
     Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      vādino,  vad in 説者  
      cunda,    a 人名、チュンダ  
      añña    代的 他の、異なる  
      titthiyā    a 外道、異学  
      paribbājakā  pari-vraj a 遍歴行者  
      evam    不変 このように、かくの如き  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      assu  as ある、なる  
      語根 品詞 語基 意味  
      vacanīyā –  vac 未分 a いわれるべき  
                     
     チュンダよ、このようにいう異学外道の遍歴行者たちは、このように言われるべきです。  
                       
                       
                       
    189-4.                
     ‘abyākataṃ kho, āvuso, bhagavatā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘abyākataṃ  a-vi-ā-kṛ 過分 a 解答されない  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      āvuso,    不変 友よ  
      bhagavatā –    ant 世尊  
                     
     『友よ、世尊によっては、解答されません。  
                       
                       
                       
    189-5.                
     ‘‘hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’’’nti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’’’nti. (189-2.)  
                     
     如来は死後に存在する〔という〕これだけが真実であり、他は虚妄なのであるとは』と。  
                       
                       
                       
    189-6.                
     ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ – (189-1.)  
                     
     またチュンダよ、異学外道の遍歴行者たちがこのように言うような、このことが知られます。  
                       
                       
                       
    189-7.                
     ‘kiṃ panāvuso, na hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’nti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘kiṃ panāvuso, na hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’nti? (189-2.)  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      na    不変 ない  
                     
     『しからば友よ、如来は死後に存在しない〔という〕これだけが真実であり、他は虚妄なのではないか』と。  
                       
                       
                       
     Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā – (189-3.)  
                     
     チュンダよ、このようにいう異学外道の遍歴行者たちは、このように言われるべきです。  
                       
                       
                       
    189-9.                
     ‘etampi kho, āvuso, bhagavatā abyākataṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘etam    代的 これ  
      pi    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      kho, āvuso, bhagavatā abyākataṃ – (189-4.)  
                     
     『友よ、このようにも、世尊によっては、解答されません。  
                       
                       
                       
    189-10.                
     ‘‘na hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’’’nti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘na hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’’’nti. (189-7.)  
                     
     友よ、如来は死後に存在しない〔という〕これだけが真実であり、他は虚妄なのであるとは』と。  
                       
                       
                       
    189-11.                
     ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ – (189-1.)  
                     
     またチュンダよ、異学外道の遍歴行者たちがこのように言うような、このことが知られます。  
                       
                       
                       
    189-12.                
     ‘kiṃ panāvuso, hoti ca na ca hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’nti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘kiṃ panāvuso, hoti ca na ca hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’nti? (189-7.)  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
                     
     『しからば友よ、如来は死後に存在し、かつ存在しない〔という〕これだけが真実であり、他は虚妄なのではないか』と。  
                       
                       
                       
    189-13.                
     Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā – (189-3.)  
                     
     チュンダよ、このようにいう異学外道の遍歴行者たちは、このように言われるべきです。  
                       
                       
                       
    189-14.                
     ‘abyākataṃ kho etaṃ, āvuso, bhagavatā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘abyākataṃ kho etaṃ, āvuso, bhagavatā – (189-9.)  
                     
     『友よ、このようには、世尊によっては、解答されません。  
                       
                       
                       
    189-15.                
     ‘‘hoti ca na ca hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’’’nti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘hoti ca na ca hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’’’nti. (189-12.)  
                     
     友よ、如来は死後に存在し、かつ存在しない〔という〕これだけが真実であり、他は虚妄なのではないかとは』と。  
                       
                       
                       
    189-16.                
     ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ – (189-1.)  
                     
     またチュンダよ、異学外道の遍歴行者たちがこのように言うような、このことが知られます。  
                       
                       
                       
    189-17.                
     ‘kiṃ panāvuso, neva hoti na na hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’nti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘kiṃ panāvuso, neva hoti na na hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’nti? (189-7.)  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
                     
     『しからば友よ、如来は死後に存在せず、かつ存在しないのでもない〔という〕これだけが真実であり、他は虚妄なのではないか』と。  
                       
                       
                       
    189-18.                
     Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā – (189-3.)  
                     
     チュンダよ、このようにいう異学外道の遍歴行者たちは、このように言われるべきです。  
                       
                       
                       
    189-19.                
     ‘etampi kho, āvuso, bhagavatā abyākataṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘etampi kho, āvuso, bhagavatā abyākataṃ – (189-9.)  
                     
     『友よ、このようには、世尊によっては、解答されません。  
                       
                       
                       
    189-20.                
     ‘‘neva hoti na na hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’’’nti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘neva hoti na na hoti tathāgato paraṃ maraṇā, idameva saccaṃ moghamañña’’’nti. (189-17.)  
                     
     如来は死後に存在せず、かつ存在しないのでもない〔という〕これだけが真実であり、他は虚妄なのであるとは』と。  
                       
                       
                       
    189-21.                
     ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ – (189-1.)  
                     
     またチュンダよ、異学外道の遍歴行者たちがこのように言うような、このことが知られます。  
                       
                       
                       
    189-22.                
     ‘kasmā panetaṃ, āvuso, samaṇena gotamena abyākata’nti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘kasmā    代的 何、誰  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      etaṃ,    代的 これ  
      āvuso,    不変 友よ  
      samaṇena  śram a 沙門  
      gotamena    a 人名、ゴータマ  
      abyākata’n  a-vi-ā-kṛ 過分 a 解答されない  
      ti?    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
                     
     『友よ、しからば何故、このことが、沙門ゴータマによって解答されないのか』と。  
                       
                       
                       
    189-23.                
     Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā – (189-3.)  
                     
     チュンダよ、このようにいう異学外道の遍歴行者たちは、このように言われるべきです。  
                       
                       
                       
    189-24.                
     ‘na hetaṃ, āvuso, atthasaṃhitaṃ na dhammasaṃhitaṃ na ādibrahmacariyakaṃ na nibbidāya na virāgāya na nirodhāya na upasamāya na abhiññāya na sambodhāya na nibbānāya saṃvattati, tasmā taṃ bhagavatā abyākata’nti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘na    不変 ない  
      hi    不変 じつに、なぜなら  
      etaṃ,    代的 これ  
      āvuso,    不変 友よ  
      attha    a 男中 依(具) 義、利益、道理、意味、必要、裁判、営務  
      saṃhitaṃ  saṃ-dhā 過分 a 伴った、具した  
      na    不変 ない  
      dhamma  dhṛ a 男中 依(具) 法、教法、真理、正義、もの、一切法  
      saṃhitaṃ  saṃ-dhā 過分 a 伴った、具した  
      na    不変 ない  
      ādi    i 男中 最初、始め  
      brahmacariyakaṃ  bṛh, car a 梵行の →初梵行、根本梵行  
      na    不変 ない  
      nibbidāya  nir-vid ā 厭、厭離、厭悪、厭逆  
      na    不変 ない  
      virāgāya    a 離貧、離、遠離、離欲、離貧者  
      na    不変 ない  
      nirodhāya  ni-rudh 受 a 滅、滅尽  
      na    不変 ない  
      upasamāya  upa-śam a 寂静、寂止、休息、止息  
      na    不変 ない  
      abhiññāya  abhi-jñā ā 神通、証知  
      na    不変 ない  
      sambodhāya  saṃ-budh a 正覚、等覚  
      na    不変 ない  
      nibbānāya    a 涅槃、寂滅  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      saṃvattati,  saṃ-vṛt 転起する、作用する、導く  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      tasmā    代的 それ、彼  
      taṃ    代的 それ  
      bhagavatā    ant 世尊  
      abyākata’n  a-vi-ā-kṛ 過分 a 解答されない  
      ti.   不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     『友よ、なぜならこれは、意義を伴わず、法を伴わず、初梵行とならず、厭悪、離貪、滅尽、寂静、神通、正覚、涅槃のためにならないからです。それゆえ、これは世尊によって解答されないのです』と。  
    メモ                
     ・『ポッタパーダ経』【想と我の話】にパラレル。  
                       
                       
                       
     Byākataṭṭhānaṃ  
      語根 品詞 語基 意味  
      Byākata  vi-ā-kṛ 過分 a 解答された  
      ṭhānaṃ sthā a 場所、状態、理由、原因、道理  
                     
     【解答された事柄】  
                       
                       
                       
    190-1.                
     190. ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ – (189-1.)  
                     
     またチュンダよ、異学外道の遍歴行者たちがこのように言うような、このことが知られます。  
                       
                       
                       
    190-2.                
     ‘kiṃ panāvuso, samaṇena gotamena byākata’nti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘kiṃ    代的 何、なぜ、いかに  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      āvuso,    不変 友よ  
      samaṇena  śram a 沙門  
      gotamena    a 人名、ゴータマ  
      byākata’n  vi-ā-kṛ 過分 a 解答された  
      ti?    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
                     
     『しからば友よ、何が、沙門ゴータマによって解答されたのであろうか』と。  
                       
                       
                       
    190-3.                
     Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā – (189-3.)  
                     
     チュンダよ、このようにいう異学外道の遍歴行者たちは、このように言われるべきです。  
                       
                       
                       
    190-4.                
     ‘idaṃ dukkhanti kho, āvuso, bhagavatā byākataṃ, ayaṃ dukkhasamudayoti kho, āvuso, bhagavatā byākataṃ, ayaṃ dukkhanirodhoti kho, āvuso, bhagavatā byākataṃ, ayaṃ dukkhanirodhagāminī paṭipadāti kho, āvuso, bhagavatā byākata’nti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘idaṃ    代的 これ  
      dukkhan    名形 a  
      ti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      āvuso,    不変 友よ  
      bhagavatā    ant 世尊  
      byākataṃ,  vi-ā-kṛ 過分 a 解答された  
      ayaṃ    代的 これ  
      dukkha    名形 a 依(属)  
      samudayo  saṃ-ud-i a 集、生起、原因  
      ti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      āvuso,    不変 友よ  
      bhagavatā    ant 世尊  
      byākataṃ,  vi-ā-kṛ 過分 a 解答された  
      ayaṃ    代的 これ  
      dukkha    名形 a 依(属)  
      nirodho  ni-rudh 受 a 集、生起、原因  
      ti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      āvuso,    不変 友よ  
      bhagavatā    ant 世尊  
      byākataṃ,  vi-ā-kṛ 過分 a 解答された  
      ayaṃ    代的 これ  
      dukkha    名形 a 依(属)  
      nirodha    a 有(対)  
      gāminī  gam 名形 in 男→女 行かせる、導く  
      paṭipadā  prati-pad ā  
      ti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      āvuso,    不変 友よ  
      bhagavatā    ant 世尊  
      byākata’n  vi-ā-kṛ 過分 a 解答された  
      ti.   不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     「友よ、これが苦であると世尊によって解答されます。友よ、これが苦の集(原因)であると世尊によって解答されます。友よ、これが苦の滅であると世尊によって解答されます。友よ、これが苦の滅へ至る道であると世尊によって解答されます。  
                       
                       
                       
    190-5.                
     ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ –   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Ṭhānaṃ kho panetaṃ, cunda, vijjati, yaṃ aññatitthiyā paribbājakā evaṃ vadeyyuṃ – (189-1.)  
                     
     またチュンダよ、異学外道の遍歴行者たちがこのように言うような、このことが知られます。  
                       
                       
                       
    190-6.                
     ‘kasmā panetaṃ, āvuso, samaṇena gotamena byākata’nti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘kasmā    代的 何、誰  
      pana    不変 また、しかし、しからば、しかも、しかるに、さて  
      etaṃ,    代的 これ  
      āvuso, samaṇena gotamena byākata’nti? (190-2.)  
                     
     『しからば友よ、なぜこれが、沙門ゴータマによって解答されたのであろうか』と。  
                       
                       
                       
    190-7.                
     Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā –   
      語根 品詞 語基 意味  
      Evaṃvādino, cunda, aññatitthiyā paribbājakā evamassu vacanīyā – (189-3.)  
                     
     チュンダよ、このようにいう異学外道の遍歴行者たちは、このように言われるべきです。  
                       
                       
                       
    190-8.                
     ‘etañhi, āvuso, atthasaṃhitaṃ, etaṃ dhammasaṃhitaṃ, etaṃ ādibrahmacariyakaṃ ekantanibbidāya virāgāya nirodhāya upasamāya abhiññāya sambodhāya nibbānāya saṃvattati.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘etañhi, āvuso, atthasaṃhitaṃ, etaṃ dhammasaṃhitaṃ, etaṃ ādibrahmacariyakaṃ ekantanibbidāya virāgāya nirodhāya upasamāya abhiññāya sambodhāya nibbānāya saṃvattati. (189-24.)  
      ekanta    a 一向の、単一の  
    訳文                
     『友よ、なぜなら、これは意義を伴い、これは法を伴い、これは初梵行となり、もっぱら厭悪、離貪、滅尽、寂静、神通、正覚、涅槃のためとなるからです。  
                       
                       
                       
    190-9.                
     Tasmā taṃ bhagavatā byākata’nti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Tasmā taṃ bhagavatā byākata’nti. (189-24.)  
      byākata’n  vi-ā-kṛ 過分 a 解答された  
    訳文                
     それゆえ、これは世尊によって解答されたのです』と。  
                       
                       
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