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     Saraṇagamanaṃ  
      語根 品詞 語基 意味  
      Saraṇa    a 依(対) 帰依処、隠れ家  
      gamanaṃ   a 行くこと →帰依  
    訳文                
     【帰依】  
                       
                       
                       
    437-1.                
     437. ‘‘Purimeneva ahaṃ opammena bhoto kassapassa attamano abhiraddho.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Purimena    a 前の、最初の、古い  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
      ahaṃ    代的  
      opammena    a 譬喩  
      bhoto  bhū 名現分 ant 尊師、尊者  
      kassapassa    a 人名、カッサパ  
      attamano    a 心に適える、適意の、悦意の  
      abhiraddho.  abhi-rādh 過分 a 満足した、適意の  
    訳文                
     「〔実は〕私は、尊者カッサパの最初の譬喩のみで心に適い、満足していたのです。  
    メモ                
     ・最初の譬喩とは月と太陽の譬喩のこと。  
                       
                       
                       
    437-2.                
     Api cāhaṃ imāni vicitrāni pañhāpaṭibhānāni sotukāmo evāhaṃ bhavantaṃ kassapaṃ paccanīkaṃ kātabbaṃ amaññissaṃ.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Api    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      ahaṃ    代的  
      imāni    代的 これら  
      vicitrāni    a 種々の、雑色の、彩色の  
      pañhā    a 男(女) 依(与) 質問  
      paṭibhānāni  prati-bhaṇ a 弁、弁才、答弁  
      sotu  śru 不定 聞くこと  
      kāmo    a 男中  
      eva    不変 まさに、のみ、じつに  
      ahaṃ    代的  
      bhavantaṃ  bhū 名現分 ant 尊師、尊者  
      kassapaṃ    a 人名、カッサパ  
      paccanīkaṃ    名形 a 反対の、敵対の、逆論  
      kātabbaṃ  kṛ 未分 a なされるべき  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      amaññissaṃ.  man 考える  
    訳文                
     しかし私は、これら種々の質問への答弁を聞くことを欲し、〔それゆえ〕私は、尊者カッサパに反論をなそうと考えたのです。  
                       
                       
                       
    437-3.                
     Abhikkantaṃ, bho kassapa, abhikkantaṃ, bho kassapa.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Abhikkantaṃ,  abhi-kram 名過分 a 副対 希有なり、素晴らしい  
      bho  bhū 名現分 ant 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお  
      kassapa,    a 人名、カッサパ  
      abhikkantaṃ,  abhi-kram 名過分 a 副対 偉なるかな、奇なるかな、希有なり、素晴らしい  
      bho  bhū 名現分 ant 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお  
      kassapa.    a 人名、カッサパ  
    訳文                
     尊者カッサパよ、素晴らしい、尊者カッサパよ、素晴らしい。  
                       
                       
                       
    437-4.                
     Seyyathāpi, bho kassapa, nikkujjitaṃ vā ukkujjeyya, paṭicchannaṃ vā vivareyya, mūḷhassa vā maggaṃ ācikkheyya, andhakāre vā telapajjotaṃ dhāreyya ‘cakkhumanto rūpāni dakkhantī’ti evamevaṃ bhotā kassapena anekapariyāyena dhammo pakāsito.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Seyyathā    不変 その如き、たとえば  
      pi,    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      bho  bhū 名現分 ant 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお  
      kassapa,    a 人名、カッサパ  
      nikkujjitaṃ    過分 a 倒れた、転倒した  
          不変 あるいは  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ukkujjeyya,    起こす、直立させる  
      語根 品詞 語基 意味  
      paṭicchannaṃ  prati-chad 使 過分 a 覆われた、隠された  
          不変 あるいは  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      vivareyya,  vi-vṛ 開く、解明する、あきらかにする  
      語根 品詞 語基 意味  
      mūḷhassa  muh 過分 a 男中 愚昧の、迷った  
          不変 あるいは  
      maggaṃ    a  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ācikkheyya,  ā-khyā 強 告げる、述べる、説く  
      語根 品詞 語基 意味  
      andha    a 依(属) 盲目、愚昧  
      kāre  kṛ a 行為、所作、字、文字、作者 →暗黒  
          不変 あるいは  
      tela    a 依(具)  
      pajjotaṃ    a 灯火、光明  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      dhāreyya  dhṛ 使 もたせる、差し出す  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘cakkhumanto    ant 眼ある  
      rūpāni    a 色、物質、肉体、形相  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      dakkhantī’  dṛś 見る  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
      evam    不変 このように、かくの如き  
      evaṃ    不変 このように、かくの如き  
      bhotā  bhū 名現分 ant 尊者  
      kassapena    a 人名、カッサパ  
      aneka    代的 一つならぬ、多数の  
      pariyāyena  pari-i a 法門、理由、方便、順序  
      dhammo  dhṛ a  
      pakāsito.  pra-kāś 使 過分 a 説明された、あきらかにされた、知らされた  
    訳文                
     尊者カッサパよ、たとえばまた、倒れたものを起こすように、覆われたものをあきらかにするように、迷ったもののために道を教えるように、あるいは『眼あるものが諸々の形相を見る〔ことができるように〕』といって暗闇に灯明を差し出すように、まさしくそのように、尊者カッサパによって多くの法門により法があきらかにされました。  
                       
                       
                       
    437-5.                
     Esāhaṃ, bho kassapa, taṃ bhavantaṃ gotamaṃ saraṇaṃ gacchāmi, dhammañca, bhikkhusaṅghañca.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Esa    代的 これ、彼  
      ahaṃ,    代的  
      bho  bhū 名現分 ant 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお  
      kassapa,    a 人名、カッサパ  
      taṃ    代的 それ、彼  
      bhavantaṃ  bhū 名現分 ant 尊者  
      gotamaṃ    a 人名、ゴータマ  
      saraṇaṃ  sṛ a 帰依処  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      gacchāmi,  gam 行く →帰依する  
      語根 品詞 語基 意味  
      dhammañ  dhṛ a 男中  
      ca,    不変 と、また、そして、しかし  
      bhikkhu  bhikṣ u 依(属) 比丘、(特に男性の)出家者  
      saṅghañ  saṃ-hṛ a 僧伽、(特に仏教の)教団  
      ca.    不変 と、また、そして、しかし  
    訳文                
     尊者カッサパよ、この私は、かの尊者ゴータマへ帰依し、法へ帰依し、また比丘僧伽へ帰依いたします。  
                       
                       
                       
    437-6.                
     Upāsakaṃ maṃ bhavaṃ kassapo dhāretu ajjatagge pāṇupetaṃ saraṇaṃ gataṃ.  
      語根 品詞 語基 意味  
      Upāsakaṃ  upa-ās a 優婆塞  
      maṃ    代的  
      bhavaṃ  bhū 名現分 ant 尊師、尊者  
      kassapo    a 人名、カッサパ  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      dhāretu    持たせる、保持する、憶持する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ajja   不変 今日、今  
      agge    a 第一、最上、頂点 →今日以降  
      pāṇa pra-an a 依(対) 生類、生命  
      upetaṃ  upa-i 過分 a 副対 そなえた、具備した →命ある限り  
      saraṇaṃ  sṛ a 帰依処  
      gataṃ. gam 過分 a 行った →帰依した  
    訳文                
     尊者カッサパは私を、今日以降、命ある限り、帰依をなした優婆塞であるとご記憶下さい。  
                       
                       
                       
    437-7.                
     ‘‘Icchāmi cāhaṃ, bho kassapa, mahāyaññaṃ yajituṃ, anusāsatu maṃ bhavaṃ kassapo, yaṃ mamassa dīgharattaṃ hitāya sukhāyā’’ti.  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ‘‘Icchāmi  iṣ 欲する、求める  
      語根 品詞 語基 意味  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      ahaṃ,    代的  
      bho  bhū 名現分 ant 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお  
      kassapa,    a 人名、カッサパ  
      mahā    ant 大きい  
      yaññaṃ  yaj a 供犠、祭式  
      yajituṃ,  yaj 不定 まつる、供養する、犠牲とする  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      anusāsatu  anu-śās 教訓する、訓戒する  
      語根 品詞 語基 意味  
      maṃ    代的  
      bhavaṃ  bhū 名現分 ant 尊師、尊者  
      kassapo,    a 人名、カッサパ  
      yaṃ    代的 (関係代名詞)  
      mama    代的  
      assa    代的 これ  
      dīgha    a 長い  
      rattaṃ    ā 副対 夜 →長夜に、長時に  
      hitāya    名形 a 有益な、利益  
      sukhāyā’’    名形 a  
      ti.   不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     尊者カッサパよ、私は、大供養祭をまつることを望んでいます。尊者カッサパは私に、この私にとって長きにわたる利益と安楽のためになるようなそれ(供養)を、ご教示くださいますよう」。  
                       
                       
                       
     Yaññakathā  
      語根 品詞 語基 意味  
      Yañña  yaj a 依(属) 供犠、祭式  
      kathā   ā  
    訳文                
     【供養祭の話】  
                       
                       
                       
    438-1.                
     438. ‘‘Yathārūpe kho, rājañña, yaññe gāvo vā haññanti ajeḷakā vā haññanti, kukkuṭasūkarā vā haññanti, vividhā vā pāṇā saṃghātaṃ āpajjanti, paṭiggāhakā ca honti micchādiṭṭhī micchāsaṅkappā micchāvācā micchākammantā micchāājīvā micchāvāyāmā micchāsatī micchāsamādhī, evarūpo kho, rājañña, yañño na mahapphalo hoti na mahānisaṃso na mahājutiko na mahāvipphāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Yathārūpe    a かくのごとき  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      rājañña,    a 王族、高官  
      yaññe  yaj a 供犠、祭式  
      gāvo    o 牛、牝牛  
          不変 あるいは  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      haññanti  han 受 殺される  
      語根 品詞 語基 意味  
      aja    a 山羊  
      eḷakā    a 羊、山羊  
          不変 あるいは  
      haññanti,  同上  
      kukkuṭa    a  
      sūkarā    a 豚、猪  
          不変 あるいは  
      haññanti,  同上  
      vividhā    a 種々の  
          不変 あるいは  
      pāṇā  pra-an a 生き物  
      saṃghātaṃ  saṃ-han a 殺戮、集合  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      āpajjanti,  ā-pad 来る、あう、遭遇する、到達する  
      語根 品詞 語基 意味  
      paṭiggāhakā  prati-grah a 受納の  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      honti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      micchā    不変 邪、よこしま、邪悪  
      diṭṭhī  dṛś i 女→男 見、見解、意見  
      micchā    不変 邪、よこしま、邪悪  
      saṅkappā  saṃ-kḷp a 思惟、思念  
      micchā    不変 邪、よこしま、邪悪  
      vācā  vac ā 女→男 言葉、語  
      micchā    不変 邪、よこしま、邪悪  
      kammantā  kṛ a 業、作業、業務、家業、職業  
      micchā    不変 邪、よこしま、邪悪  
      ājīvā  ā-jīv a 活命、命、生活  
      micchā    不変 邪、よこしま、邪悪  
      vāyāmā    a 精進、勤  
      micchā    不変 邪、よこしま、邪悪  
      satī  smṛ i 女→男 念、記憶  
      micchā    不変 邪、よこしま、邪悪  
      samādhī,  saṃ-ā-dhā i 定、三昧、精神集中  
      evarūpo    a かくのごとき  
      kho,    不変 じつに、たしかに  
      rājañña,    a 王族、高官  
      yañño  yaj a 供犠、祭式  
      na    不変 ない  
      maha    ant 有(持) 大きい  
      phalo  phal a 中→男 果、結果  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      hoti  bhū ある、存在する  
      語根 品詞 語基 意味  
      na    不変 ない  
      mahā    ant 有(持) 大きい  
      ānisaṃso    a 功徳、利益、勝利  
      na    不変 ない  
      mahā    ant 有(持) 大きい  
      jutiko    a 光輝の、輝ける  
      na    不変 ない  
      mahā    ant 有(持) 大きい  
      vipphāro.  vi-sphal 名形 a 拡散、浸蝕、浸透  
    訳文                
     「じつに閣下、そのごときの供養において、牛たちが殺され、山羊や羊たちが殺され、鶏や豚たちが殺され、あるいは種々の生き物たちが殺戮され、また〔供養の〕受納者たちが邪見者、邪思惟者、邪語者、邪業者、邪命者、邪精進者、邪念者、邪定者たちである、そのような供養は、大果なく、大功徳なく、大光輝なく、大遍満なきものです。  
                       
                       
                       
    438-2.                
     Seyyathāpi, rājañña, kassako bījanaṅgalaṃ ādāya vanaṃ paviseyya.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Seyyathā    不変 その如き、たとえば  
      pi,    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      rājañña,    a 王族、高官  
      kassako    a 農夫  
      bīja    a  
      naṅgalaṃ    a  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      ādāya  ā-dā 取る  
      語根 品詞 語基 意味  
      vanaṃ    a 森、林  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      paviseyya.  pra-viś 入る  
    訳文                
     たとえば閣下、農夫が種と鋤を持って森に入ったとしましょう。  
                       
                       
                       
    438-3.                
     So tattha dukkhette dubbhūme avihatakhāṇukaṇṭake bījāni patiṭṭhāpeyya khaṇḍāni pūtīni vātātapahatāni asāradāni asukhasayitāni.   
      語根 品詞 語基 意味  
      So    代的 それ、彼  
      tattha    不変 そこで、そこに、そのとき、そのなかで  
      dukkhette    a 悪田  
      dubbhūme    a 男中 悪地  
      avihata  vi-han 過分 a 有(持) 打たれていない、殺されない  
      khāṇu    u 切り株、くさび  
      kaṇṭake    a 男→中 とげ、いばら  
      bījāni    a  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      patiṭṭhāpeyya  prati-sthā 使 確立させる、建立する  
      語根 品詞 語基 意味  
      khaṇḍāni    a 男中 毀損、断片、破片  
      pūtīni    i 腐った  
      vāta  a  
      ātapa  ā-tap a 依(具) 熱、陽光  
      hatāni  han 過分 a 破壊された、殺害された  
      asāradāni    a 不熟の、発芽不能の  
      asukha    a 不楽の  
      sayitāni.  śī 過分 a 伏した →有害に横たわった  
    訳文                
     彼が、切り株やいばらの取り除かれていないその悪田・悪地に、破片となり、腐って、風や熱によって破壊された、発芽不能の、保存の悪い種を植えたとしましょう。  
                       
                       
                       
    438-4.                
     Devo ca na kālena kālaṃ sammādhāraṃ anuppaveccheyya.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Devo    a 天、神  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      na    不変 ない  
      kālena    a 副具 時、適時  
      kālaṃ    a 副対 時、適時 →時々に、引き続き  
      sammā    不変 正しい、正しく  
      dhāraṃ    ā 水流  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      anuppaveccheyya.  anu-pra-yam 与える、渡す、贈呈する  
    訳文                
     しかも、天が、折々の正しい降雨をもたらさなかったとします。  
                       
                       
                       
    438-5.                
     Api nu tāni bījāni vuddhiṃ virūḷhiṃ [viruḷhiṃ (moggalāne)] vepullaṃ āpajjeyyuṃ, kassako vā vipulaṃ phalaṃ adhigaccheyyā’’ti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      Api    不変 〜もまた、けれども、たとえ  
      nu    不変 いったい、たぶん、〜かどうか、〜ではないか  
      tāni    代的 それら  
      bījāni    a  
      vuddhiṃ  vṛdh i 増長、増大、繁栄  
      virūḷhiṃ  vi-ruh i 増長、興隆  
      vepullaṃ    a 広大、方広、成満  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      āpajjeyyuṃ,  ā-pad 来る、あう、遭遇する、到達する  
      語根 品詞 語基 意味  
      kassako    a 農夫  
          不変 あるいは  
      vipulaṃ    a 広大  
      phalaṃ    a  
      述語 語根 品詞 活用 人称 意味  
      adhigaccheyyā’’  adhi-gam 到達する、証得する  
      語根 品詞 語基 意味  
      ti?    不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     いったい、それらの種は増大、興隆、成満に到るでしょうか。あるいは農夫は、広大な果を得られるでしょうか」。  
                       
                       
                       
    438-6.                
     ‘‘No hidaṃ [na evaṃ (syā. ka.)] bho kassapa’’.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘No    不変  
      hi    不変 じつに、なぜなら  
      idaṃ    代的 これ  
      bho  bhū 名現分 ant 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお  
      kassapa’’.    a 人名、カッサパ  
    訳文                
     「尊者カッサパよ、それはじつに否です」。  
                       
                       
                       
    438-7.                
     ‘‘Evameva kho, rājañña, yathārūpe yaññe gāvo vā haññanti, ajeḷakā vā haññanti, kukkuṭasūkarā vā haññanti, vividhā vā pāṇā saṃghātaṃ āpajjanti, paṭiggāhakā ca honti micchādiṭṭhī micchāsaṅkappā micchāvācā micchākammantā micchāājīvā micchāvāyāmā micchāsatī micchāsamādhī, evarūpo kho, rājañña, yañño na mahapphalo hoti na mahānisaṃso na mahājutiko na mahāvipphāro.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Evam    不変 そのように  
      eva    不変 じつに  
      ‘‘Evameva kho, rājañña, yathārūpe yaññe gāvo vā haññanti, ajeḷakā vā haññanti, kukkuṭasūkarā vā haññanti, vividhā vā pāṇā saṃghātaṃ āpajjanti, paṭiggāhakā ca honti micchādiṭṭhī micchāsaṅkappā micchāvācā micchākammantā micchāājīvā micchāvāyāmā micchāsatī micchāsamādhī, evarūpo kho, rājañña, yañño na mahapphalo hoti na mahānisaṃso na mahājutiko na mahāvipphāro. (438-1.)  
    訳文                
     「閣下、まさしくそのように、そのごときの供養において、牛たちが殺され、山羊や羊たちが殺され、鶏や豚たちが殺され、あるいは種々の生き物たちが殺戮され、また〔供養の〕受納者たちが邪見者、邪思惟者、邪語者、邪業者、邪命者、邪精進者、邪念者、邪定者たちである、そのような供養は、大果なく、大功徳なく、大光輝なく、大遍満なきものです。  
                       
                       
                       
    438-8.                
     ‘‘Yathārūpe ca kho, rājañña, yaññe neva gāvo haññanti, na ajeḷakā haññanti, na kukkuṭasūkarā haññanti, na vividhā vā pāṇā saṃghātaṃ āpajjanti, paṭiggāhakā ca honti sammādiṭṭhī sammāsaṅkappā sammāvācā sammākammantā sammāājīvā sammāvāyāmā sammāsatī sammāsamādhī, evarūpo kho, rājañña, yañño mahapphalo hoti mahānisaṃso mahājutiko mahāvipphāro.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Yathārūpe ca kho, rājañña, yaññe neva gāvo haññanti, na ajeḷakā haññanti, na kukkuṭasūkarā haññanti, na vividhā vā pāṇā saṃghātaṃ āpajjanti, paṭiggāhakā ca honti sammādiṭṭhī sammāsaṅkappā sammāvācā sammākammantā sammāājīvā sammāvāyāmā sammāsatī sammāsamādhī, evarūpo kho, rājañña, yañño mahapphalo hoti mahānisaṃso mahājutiko mahāvipphāro. (438-1.)  
      ca    不変 と、また、そして、しかし  
      na    不変 ない  
      eva    不変 じつに  
      sammā    不変 正しい、正しく  
    訳文                
     「そして閣下、まさしくそのように、そのごときの供養において、牛たちが殺されず、山羊や羊たちが殺されず、鶏や豚たちが殺されず、あるいは種々の生き物たちが殺戮されず、また〔供養の〕受納者たちが正見者、正思惟者、正語者、正業者、正命者、正精進者、正念者、正定者たちである、そのような供養は、大果あり、大功徳あり、大光輝あり、大遍満あるものです。  
                       
                       
                       
    438-9.                
     Seyyathāpi, rājañña, kassako bījanaṅgalaṃ ādāya vanaṃ paviseyya.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Seyyathāpi, rājañña, kassako bījanaṅgalaṃ ādāya vanaṃ paviseyya. (438-2.)  
    訳文                
     たとえば閣下、農夫が種と鋤を持って森に入ったとしましょう。  
                       
                       
                       
    438-10.                
     So tattha sukhette subhūme suvihatakhāṇukaṇṭake bījāni patiṭṭhapeyya akhaṇḍāni apūtīni avātātapahatāni sāradāni sukhasayitāni.   
      語根 品詞 語基 意味  
      So tattha sukhette subhūme suvihatakhāṇukaṇṭake bījāni patiṭṭhapeyya akhaṇḍāni apūtīni avātātapahatāni sāradāni sukhasayitāni. (438-3.)  
    訳文                
     彼が、切り株やいばらのよく取り除かれたその良田・良地に、破片とならず、腐っておらず、風や熱によって破壊されず、発芽可能の、保存のよい種を植えたとしましょう。  
    メモ                
     ・接頭辞-dur-suになったり、-aの有無が逆転しているなどの他は同一文。以下数文も同様。  
                       
                       
                       
    438-11.                
     Devo ca kālena kālaṃ sammādhāraṃ anuppaveccheyya.   
      語根 品詞 語基 意味  
      Devo ca kālena kālaṃ sammādhāraṃ anuppaveccheyya. (438-4.)  
    訳文                
     しかも、天が、折々の正しい降雨をもたらしたとします。  
                       
                       
                       
    438-12.                
     Api nu tāni bījāni vuddhiṃ virūḷhiṃ vepullaṃ āpajjeyyuṃ, kassako vā vipulaṃ phalaṃ adhigaccheyyā’’ti?   
      語根 品詞 語基 意味  
      Api nu tāni bījāni vuddhiṃ virūḷhiṃ vepullaṃ āpajjeyyuṃ, kassako vā vipulaṃ phalaṃ adhigaccheyyā’’ti? (438-5.)  
    訳文                
     いったい、それらの種は増大、興隆、成満に到るでしょうか。あるいは農夫は、広大な果を得られるでしょうか」。  
                       
                       
                       
    438-13.                
     ‘‘Evaṃ, bho kassapa’’.   
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Evaṃ,    不変 このように、かくの如き  
      bho  bhū 名現分 ant 尊者よ、君よ、友よ、ああ、おお  
      kassapa’’.    a 人名、カッサパ  
    訳文                
     「尊者カッサパよ、そのとおりです」。  
                       
                       
                       
    438-14.                
     ‘‘Evameva kho, rājañña, yathārūpe yaññe neva gāvo haññanti, na ajeḷakā haññanti, na kukkuṭasūkarā haññanti, na vividhā vā pāṇā saṃghātaṃ āpajjanti, paṭiggāhakā ca honti sammādiṭṭhī sammāsaṅkappā sammāvācā sammākammantā sammāājīvā sammāvāyāmā sammāsatī sammāsamādhī, evarūpo kho, rājañña, yañño mahapphalo hoti mahānisaṃso mahājutiko mahāvipphāro’’ti.  
      語根 品詞 語基 意味  
      ‘‘Evam    不変 そのように  
      eva    不変 じつに  
      kho, rājañña, yathārūpe yaññe neva gāvo haññanti, na ajeḷakā haññanti, na kukkuṭasūkarā haññanti, na vividhā vā pāṇā saṃghātaṃ āpajjanti, paṭiggāhakā ca honti sammādiṭṭhī sammāsaṅkappā sammāvācā sammākammantā sammāājīvā sammāvāyāmā sammāsatī sammāsamādhī, evarūpo kho, rājañña, yañño mahapphalo hoti mahānisaṃso mahājutiko mahāvipphāro’’ (438-8.)  
      ti.   不変 と、といって、かく、このように、ゆえに  
    訳文                
     「閣下、まさしくそのように、そのごときの供養において、牛たちが殺され、山羊や羊たちが殺され、鶏や豚たちが殺され、あるいは種々の生き物たちが殺戮され、また〔供養の〕受納者たちが邪見者、邪思惟者、邪語者、邪業者、邪命者、邪精進者、邪念者、邪定者たちである、そのような供養は、大果なく、大功徳なく、大光輝なく、大遍満なきものです」。  
                       
                       
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